近年、将来なりたい職業ランキングに名を連ねるyoutuber(ユーチューバー)と同じく、eスポーツプレーヤー(プロゲーマー)を目指す若者も増えているようですね。
また、お子さんから将来「プロゲーマーになりたい!」と熱望された親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
おそらく多くの親御さんは「eスポーツって何?」「ゲーマーで稼ぐ?」と、頭が???になっておられるかもしれませんね。
そこで今回は、これからeスポーツ業界を目指したい!プロゲーマーとして生きていきたい!と志す方に、少しでもお役に立てたらと思い、『eスポーツプレイヤーになるには プロゲーマーになる方法や魅力を紹介!』と題して情報をまとめてみたいと思います。
eスポーツとは
まず、そもそもの「eスポーツって何?」から説明しますと、コンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ競技として捉える際の名称で、エレクトロニック・スポーツ (electronic sports) の略称です。
eスポーツの歴史は、1990年頃にアメリカでオンラインゲームの大会が開催されていたことが発祥と言われる。アジアでは韓国が先駆けてプロライセンス化など成長が目覚ましく、競技人口も多い。
eスポーツの成長は、オンラインストリーミング(動画配信)サービスの人気によっても支えられていて、大会の観戦方法としては、2011年に立ち上げられたTwitch(ツイッチ)が人気。
→Twitchを観る
ここではeスポーツの大会が日常的に放送され、最も一般的な媒体となっている。
2014年ごろから、世界各地でゲーム大会が開催され、年々その規模や大会賞金も拡大し、数年のうちに市場規模として約16億米ドル(約1,700億円)に達するのではと言われる『eスポーツ』。
分かりやすく言うと、eスポーツとは将棋や囲碁などと同じくアマプロ問わない「ゲームの大会」のことです。
日本でも競技人口が急増中!
日本ではまだまだ馴染みの薄いeスポーツですが、おとなり韓国では「プロゲーマー」が子供がなりたい職業の2位に選ばれるほどの人気で、プロゲーマーはいま最も注目されている”職業”のひとつです。
現在、eスポーツの競技人口は世界で1億3,000万人以上いるとも言われ、まさに”スポーツ”として認識されつつあります。
世界大会なども数多く開催されていて、その様子はまるで、オリンピックやサッカーのワールドカップのような盛り上がりを見せています。
eスポーツは無限の可能性を秘めた、これから拡大する分野(市場)と言っても過言ではありません!
eスポーツの魅力とは?
日本ではまだまだ認知度は低いですが、eスポーツも他のプロスポーツ同様に近い将来、競技スポーツエンターテイメントとして成長し、世間で広く認知されていくことは間違いないでしょう。
そうすれば社会的にも立派な職業と見られるようになっていくはずです。
魅力的なのは、プロ選手(プロゲーマー)は男女問わずしっかり専業で生活ができるようになっていくということ。
現状、多くのマイナースポーツでは、プロであってもいまだそれだけで生活はできないことが多いです。昼間働きながら競技を行うという場合が多いです。
ですが、eスポーツではそれが可能なのです!
なぜなら、ほかのマイナースポーツと大きく違う点として企業スポンサードの数の違いがあるからです。
今、eスポーツが世界的に宣伝効果が高いため投資対象として世界中の大企業がどんどんスポンサーとして名乗りを上げているということ。
国内でも一例を挙げると「コカ・コーラ」「Honda」「KDDI」「日清食品」などビッグネームがずらり。
そして、世界的にアマチュアも含め競技(ゲーマー)人口がかなり多いということも成長理由として挙げられるからです。
また、eスポーツ業界の特徴で、プレイヤー自らyoutuberとしてゲーム実況を発信するなど、ほかのスポーツではあまり見られない活動も。
言い換えれば個人で発信していく能力が非常に高いことが、ある種業界認知度の向上に一役買っていたりと、まさに一丸となって業界を盛り上げています。
それによって今、急激に拡がりを見せているのです。
プロゲーマーの先駆者が語るeスポーツ業界の魅力
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プロゲーマーになる方法とは?
eスポーツプロゲーマーへの道のりはこれだ!
驚くかもしれませんが、プロゲーマーになるのに特別な資格などは特に必要ありません。
学歴は問われません。実際にプロゲーマーの中には現役の中学生や高校生もいます。
プロゲーマーになるとは、腕を磨き続け大会に参加し賞金を稼ぎ、スポンサーについてもらうということです。
しかしながら、どのプロ世界でもそうですが、試合や大会で勝ち続けるには、それ相当の努力が必要です。
どうやってプロゲーマーになるのか?プロになるにはどんな進路に進めばいいのか、実際悩んでいる方もきっと多いと思います。
「ゲームが好き!」は最低条件!?
出来るなら一日中ゲームをやっていたい!くらいゲームが好きな方は多いでしょう。
ただし、少し厳しい言い方をしますが、ただのゲーマーとプロゲーマーとは違います。
たかがゲームでも、日々進化する最新の戦術や技を磨くのはもちろん、日々の努力は必要不可欠なのです。
何時間にも及ぶゲーム大会での集中力やどんな状況でも自分を冷静に保ち、実力を発揮できる強い精神力が求められる厳しい世界です。
楽しいだけで続けられるほど甘い世界ではありません。
また、これからあなたが将来的に世界で勝負してみたいという気持ちがもしあるのなら、例えばコミュニケーションが最低限とれる英会話を身につけておくことも必須となるでしょう。
プロとしてスポンサーやファンとの交流を円滑に進める上で大きな役にも立つはずです。
プロゲーマーになるのは、常に上を目指して実力を磨き続ける不断の努力が不可欠なとてもシビアな世界です。
それでも「プロゲーマーになりたい!!この道で生きていきたい!!」と思われるなら・・・
↓ここから具体的にプロゲーマーになる方法をお伝えいたします!
プロゲーマーになるためには具体的にどうすればいい?
プロテストを開催しているプロリーグ(LJLなど)もありますが、多くの場合「これがプロゲーマーへの道!」といった明確な道筋はありません。
まずはプロゲーマー育成の専門学校などで実践的にゲームスキルや攻略法を身につけ、プロゲーマーとなるべく腕を磨く必要があります。
日本国内ではeスポーツ元年の2018年以降、専門的にプロゲーマーなど業界専門の育成システムが整いつつあり、指導環境も年々増えていってます。
実力次第では学校在学中からプロチームに所属するケースもあります。大会などで活躍すればスポンサーがついたり、より強豪チームからのスカウトがきたりも夢ではありません。
何度も言いますが、「ゲームが好き!」というだけでは勝ち残っていけないシビアな世界です。
eスポーツ専門の教育機関で学ぶのが一番の近道だ!
専門学校では専門的なゲームスキルが学べるだけでなく、実際にプロゲーマーからの特別講義でリアルな声が聞けたりアドバイスがもらえたりと、個人で目指すのと違い貴重な経験が出来るのはメリットでしょう。
自分の得意なゲームを決める!
一口にプロゲーマーといっても、全てのゲームを網羅していなければならないわけではありません。
例えるなら、陸上競技に長距離や棒高跳びのような種目があるように、eスポーツにも同じくシューティングゲーム(FPS)専門、格闘ゲーム専門、スポーツゲーム専門という風に種目があります。
プロになるためには、大会への出場やスポンサーの存在が欠かせないので、活躍の場が用意されているタイトルを選ぶ必要があります。
例えばFPSジャンルの一例を挙げるなら、『リーグ・オブ・レジェンド』『フォートナイト』『PUBG』『Apex Legends』、格闘ゲームジャンルなら『大乱闘スマッシュブラザーズ』『ストリートファイター』ほかにも『ウイニングイレブン』や『グランツーリスモ』『ぷよぷよ』や『パズル&ドラゴン』なんておなじみのジャンルまで多岐にわたりあります。
もしeスポーツのプロ選手として活躍したいと思うなら、自分が最も自信があるジャンルを早く見つけることが大事です。
とにかくプロゲーマーになるための環境をつくれ!
eスポーツのプロゲーマーになるためには腕を磨くことは大事なのですが、より上達するにはやはり環境が大事でもありますし、上達のスピードも違ってきます。
しかも現役のプロゲーマーと直接触れ合える機会も多く、場合によってはチャンスも高いことがあります。
プロゲーマーは、”勝負に勝つ”すなわち自分が世界で一番強いことを証明することが仕事です。
そのためには自分に何が必要で何をすればいいのか。
それを効率良く理解し、実行する必要があります。
もちろん独学でプロゲーマーになることも不可能ではありません。
ですが、サポートがあるとないとでは大きな差が生じるのです。
このように環境をつくるということは色んなメリットがあり、とても大事なことなのです。
探せばいくらでもeスポーツ専門の教育機関はある!
全国各地に続々と教育施設が出来てきています。一例をご紹介しますと、
Team e-sports college!(チーム eスポーツ カレッジ)
学校説明会
学校のことやe-sports業界のこと、色々聞いてみよう!「大学と専門学校の違いは?」
「プロゲーマーになるには専門学校に入学した方が有利なの?」
「プロゲーマーになれる確率ってどのくらいなの?」
「学費はどれくらいかかるの?」
「奨学金はどの様に申し込むの?」
などなど、みなさま一人ひとりの疑問にお答えします。
開催日・当日のスケジュールなどは、各校のホームページでご確認ください。Team e-sports collegeでは、数多くのプロゲーマーを輩出した実績を踏まえ、e-sports専門学校だからこそ可能な教育システム、科学的で組織的なカリキュラム、素晴らしい講師、最先端の機材を用意しています。
もしどうしたらいいか迷っているなら、体験授業だけでも参加してみてはいかがでしょうか。
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校
出張キャンパス
お住まいが遠方のためなかなか本校に足をお運びいただけない方にも、
学校の説明や進路相談を受けていただけるよう、
本校のスタッフがみなさんの街におうかがいし一人ひとりのご質問にお答えします。
ここまでプロゲーマーになる為の方法について書いてきましたが、「自分はゲームは好きだけどプロゲーマーまではちょっと・・・」と感じておられる方もいるかもしれません。
でも、「eスポーツに関わる仕事はしたい!」と思っている方も少なくはないでしょう。
そこでeスポーツに関わるキャリアってどんなものがある?についていくつかご紹介します。
eスポーツに関わる仕事って?
・とにかくゲームが大好き!
・ゲームをしている時が一番幸せ!
・ゲームを仕事にしたい!
まず、eスポーツのキャリア(職業)には、他のスポーツと同様に大きく分けて2種類あります。
1つ目は、プロ選手(プロゲーマー)。
そして、2つ目が彼らを支えるインフラの一部となるキャリア(職業)です。
主に、マネージャーや広報営業、大会関係で言うとイベントスタッフや実況キャスター、専門アナリストなど、様々な分野でeスポーツに関わることが可能です。
eスポーツ業界に関わる仕事
・プロゲーマー
さまざまなeスポーツタイトルゲーム大会に挑戦し、プロとしてゲームの戦略・戦術を習得していきます。
世界で活躍するプロゲーマーを目指すことも。
・実況キャスター
イベントや大会、配信でゲームを紹介しながら司会・進行を行います。
ゲームの面白さやプレイの解説などを行い、イベントや大会を盛り上げる重要な役割。会場の熱気を参加者や視聴者に届け、eスポーツを更に盛り上げる存在です。
・マネジメント・プロデューサー
eスポーツ選手のサポートを行う、プロの指導員です。
選手のメンタル面から身体面まで幅広く管理します。一流の選手やチームほど、優秀なマネージャーを重要とします。
・イベントスタッフ
イベントスタッフは、eスポーツのイベントや大会全般を盛り上げるスタッフです。
企画から運営、さらには照明や音響など全て取り仕切り、会場全体を盛り上げるイベントのスペシャリスト。
・アナリスト
アナリストは、ゲームの構造や特性を理解したスペシャリストです。
ゲームタイトルごとにキャラクターやマップの特性をよく理解し、分析データなどの情報を選手や監督、コーチに提供します。
まとめ
今もっとも注目を浴びている「eスポーツ」業界。
今回は、これからeスポーツ業界を目指したい!プロゲーマーとして生きていきたい!と志す方に、少しでもお役に立てたらと思い、『eスポーツプレイヤーになるには プロゲーマーになる方法や魅力を紹介!』と題して情報をまとめてみました。
学歴は問わないプロゲーマーといえど、自己鍛錬と広い見識が重要になることは、他のプロスポーツと変わりないのかもしれませんね!
私個人的にも「eスポーツ」の持つ経済効果や成長性には注目していて、ポテンシャルは限りなくあると感じています。
さて、自分の可能性を信じ夢を掴みたい方や、新しい時代を受け入れお子さんの未来に託してみたい親御さんに、この記事がなにか少しでもきっかけになれば幸いです。
無限の可能性を信じ頑張ってください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。