昨年ファイナルシーズン放送でストーリー完全完結した大人気海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)』(米HBO,2011~2019)の新作スピンオフドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)」が、2022年の米国放送を目指して進められていることが米HBOの編成者が公式に発表したことで明らかになりました。
ついにというか待ちに待ったあの物語の世界がふたたび・・・。
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小説「炎と血」(ジョージ・R・R・マーティン著)のドラマ化
『House of the Dragon』は、七王国が鉄の玉座を巡って熾烈な戦いを繰り広げる『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作「氷と炎の歌」シリーズを手掛けたジョージ・R・R・マーティンが、2018年に出版した小説「炎と血」のドラマ版となるようです。
ターガリエン家の歴史を描くシリーズに!
物語の舞台は本家GOTシリーズの300年前。『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場した竜の女王こと、デナーリス・ターガリエンの一族の歴史が描かれ、2018年に刊行された原作第一篇では半分以上一族の歴史について描かれており、GOTシリーズでも言及されていた、ターガリエン家の内戦「双竜の舞踏」がストーリーの核になるようです。今後発売される第二篇以降で王朝盛衰など物語のクライマックスが綴られていく流れでしょうか。
ほかにも興味深いのが、GOTシリーズではターガリエン家には近親交配の秘密、裏切りや戦争、狂気に満ちた長い歴史があることが伝えられていましたし、“征服王”の異名をもつエイゴン・ターガリエンによる七王国の征服と統治など、ターガリエン家にまつわる数々の謎についても明らかにされるのかということ。もちろんドラゴンとの秘密も・・・
GOTシリーズのキャストは登場する…!?
『House of the Dragon』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の時代よりも300年前が舞台となるため、設定上、前作キャラクターは登場しないと考えるのが妥当です。
でもちょっと待って!!
たしか、不死で年齢が不詳だった”紅の女”ことメリサンドルやホワイトウォーカーは、もしかすると前日譚スピンオフに姿を見せる可能性があるかもしれません。
昨年、メリサンドル役を演じた女優、カリス・ファン・ハウテンが、他の前日譚スピンオフに同役で続投する可能性についてインタビューで聞かれた際に、このように答えたそう。
「これまでのメリサンドルと全く異なる側面が描かれるなら、カムバックに興味はあるけれど、今までになかった興味深い視点でなければならないわ。そうでなければ、彼女の物語は自然に終わったと感じているから」
「脚本の内容次第」というコメントをしていたので十分ありえるかも。
「ゲーム・オブ・スローンズ」スピンオフドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)」は2022年の米国放送を目指して進行中。
続報の到着を楽しみにしましょう!
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