【キングダム】六大将軍|新旧メンバー一覧!秦国大将軍になるのはだれ?

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秦国の大きな戦力である『秦国六大将軍』は、かつて昭王の時代に確立した制度です。

昭王亡きあと解体されていましたが、新王(エイ政)によって再結成された『新六大将軍』は、数々の武功をおさめキングダムの中心的存在となっていきます。

この記事では、キングダムに登場する六大将軍の新旧メンバーを一人ずつくわしく解説し、あわせて新六大将軍の「6人目」に誰が選ばれるのかについても紹介します。

*この記事ではネタバレを含む内容がありますので、気になるかたはご注意を

【キングダム】六大将軍とは?


キングダムにおいて、秦国は昭王の時代に六大将軍という制度を設立しました。

将軍のなかから選ばれた精鋭6人に戦争の自由を与え、彼らが独自に判断して戦闘を行うことができるというもの。

この利点としては、中華各国がしのぎを削る群雄割拠の時代に、迅速に判断して有利に戦を進められるので、将軍の采配次第で武功をあげやすいことが挙げられます。

逸話を残す伝説級の武人たち


もともと精鋭揃いの上、六大将軍はそれぞれ独自の戦術や強味を活かし秦国の軍事力を示す存在となっていきます。

その結果、秦国六大将軍は次々に戦に勝利し、その名を中華全土に轟かせ、秦国の強大さを敵国に知らしめたのです。

しかし、昭王の死後この制度は一時的に消滅しました。

中華統一のため復活!

それから数十年、あらたに王におさまったエイ政が、中華統一を成し遂げるため、ふたたび六大将軍制度を復活させたことで、物語では新たな六大将軍が生まれます。

昭王の時代の六大将軍は「旧六大将軍」、エイ政の時代の六大将軍は「新六大将軍」として区別されています。

六大将軍は史実で存在するのか?

「六大将軍」という名称は、実際には史実には登場しません。

いわゆる『キングダム』オリジナルの呼称です。

そのため戦争の自由を持つ特権も実際にはありませんでした。

しかし、物語に登場する六大将軍に含まれる6人の将軍は実在した人物です。

たとえば史実では、白起の活躍や最期などがくわしく記されており、優れた存在として記されています。

一方で彼は長平の戦いで敵国の投降兵数十万人を生き埋めにしたことや、仲間に裏切られ無念の最期を迎えたとも伝えられています。

また、物語で王騎と結婚を約束した摎という人物は、史実では女性だったという事実はありません。

このように、キングダム原作者のオリジナル脚色がされたと思われる史実と異なる点がいくつか存在します。

【キングダム】(旧)六大将軍メンバー一覧


キングダムにおける旧六大将軍は、本編の時間軸よりも前の先代昭王の時代に結成された秦国が誇る6人の将軍のことを指します。

旧六大将軍のメンバーを紹介します。

・王騎(おうき)
・白起(はくき)
・王コツ(おうこつ)
・胡傷(こしょう)
・司馬錯(しばさく)
・摎(きょう)

・王騎(おうき)

王騎(おうき)は、六大将軍の最後の生き残りで、「秦の怪鳥」として知られる最強の将軍です。

彼は主人公・信の師匠的存在であり、信に天下の大将軍について教え導きました。

その戦いぶりは豪快で、敵の戦術を見抜いて先回りする盤石な強さを誇ります。

巨大な体躯と分厚い唇、三つに分けられた顎髭が特徴的で、飄々とした性格ながら冷静さも併せ持つ人物です。

昭王の時代に中華全土を震え上がらせ、エイ政に「中華統一」の夢を語られて戦場に復帰しました。

しかし、馬陽の戦いで因縁の相手・ホウ煖と激突し、致命傷を負って戦死しました。

その強さとカリスマ性は、多くの人々を魅了し、信や羌カイなど後の世代の武将たちに大きな影響を与えました。

・白起(はくき)

白起(はくき)は、六大将軍の筆頭であり「正真正銘の怪物」と称される将軍です。

長平の戦いでは秦軍の総大将を務め、趙軍40万人を生き埋めにしたことで知られます。

この行為が原因で、趙国は秦に対する強い敵意を持つようになり、当時趙国に人質として送られていた幼いエイ政が虐げられる原因となった人物でもあります。

白起は冷静沈着で大局観に優れ、多くの戦いで勝利を収め、秦の統一に大きく貢献しました。

彼は伊闕の戦いで韓軍を大破し韓を滅ぼし、郢の戦いでは楚軍を大破して楚を弱体化させました。

白起の戦果は膨大で、累計で100万人以上を殺害したとされ、人類史上最も多くの人を殺害した将軍とも言われています。

・王コツ(おうこつ)

王コツ(おうこつ)は六大将軍の一人で、怪力豪将として知られる将軍です。

彼は長柄大斧を得物とし、圧倒的な強さを誇っていたようですが、他の六大将軍とくらべ作中でくわしく描かれることはなく、そのため彼の人柄や戦術についてはほとんど不明です。

ただ、彼のエピソードとして、独断で楚へ侵略し、楚将・汗明との一騎打ちに敗れて撤退したことが汗明の口で語られています。

・胡傷(こしょう)

胡傷(こしょう)は、六大将軍の中で唯一の軍師出身であり、その智謀で秦国の軍事力を支えた人物です。

彼は戦略の大枠を作り、他の将軍たちはそれに従って行動していました。

冷静沈着で大局観に優れ、部下や兵士を大切にする人格者でもあったようです。

秦国でも随一の智将とされ、昌平君の師匠であり、後の六大将軍となる王翦を高く評価していました。

キングダムにおいて彼の死因は描かれていませんが、史実では趙の将軍・趙奢の策にはまり大敗したとされています。

胡傷の戦略と智謀は、六大将軍の中でも特に重要な役割を果たし、秦国の強大さを支えました。

・司馬錯(しばさく)

司馬錯(しばさく)は、六大将軍の一人であり、その人柄や具体的なエピソードはまだ作中で描かれていません。

史実では、彼は秦の将軍として恵文王・武王・昭襄王(昭王)の三代に仕えたとあります。

彼は軍略に優れた戦略家であり、当時の秦の国力不足を見抜き、恵文王に蜀の侵攻を提案し、見事に蜀を滅ぼしました。

これにより、蜀の軍勢を秦軍に編入し、秦の軍事力を大幅に強化しました。

その冷静沈着な判断力と大局観をもって、多くの戦いで秦を勝利へ導き国の繁栄に大きく寄与した将軍だったようです。

・摎(きょう)

摎(きょう)は、六大将軍の紅一点であり、実は昭王の娘です。

彼女の素性は複雑で、将軍になる前は幼い頃から身分を隠し王騎の元で召使いとして育ちました。

摎は王騎の活躍を間近で見ながら武芸の達人へと成長し、やがて六大将軍にまで上り詰め名を連ねることになります。

彼女は王騎に対して好意を抱いており、「将軍になって城を百個とったら妻にしてください」という約束を交わしていました。

しかし、その約束が果たされる前に、摎はホウ煖(ほうけん)との戦いで命を落とします。

常に仮面で顔を隠し、素性が不明とされていましたが、実際は政の大叔母にあたる人物です。

摎の最期となったエピソードは、その後の王騎やのちの信に大きな影響を与える重要な人物として描かれています。

【キングダム】(新)六大将軍のメンバー一覧


物語では秦国の軍事侵攻と共に新たな六大将軍が登場します。

ここからは新六大将軍のメンバーを紹介します。

中華統一を掲げたエイ政のもとで結成された新六大将軍。

ただし、現時点では5人が選ばれていて残る一席は不在です。

・蒙武(もうぶ)

蒙武(もうぶ)は新六大将軍の一人であり、圧倒的な武力で「中華最強」と称される豪将です。

合従軍に攻め込まれた函谷関の戦いで、楚将・汗明との一騎打ちに勝利し、その実績と怪力で六大将軍に選ばれました。

彼はもともと呂不韋四柱の一人として登場し、六大将軍制度の復活を政に提案し、その立役者となりました。

豪快で血気盛んな性格ながら、部下や兵士を大切にする一面も持っています。

奇策は使わず真っ向勝負を信念とする戦法で、昌平君からは「力で策を破る唯一の男」と称されました。

合従軍編では、汗明との戦いに続いて、傷が癒えぬまま斉への侵攻を成功させる荒業を成し遂げました。

父は蒙ゴウ、息子には蒙恬と蒙毅がいます。生粋の武人一家です。

・騰(とう)

騰(とう)は新六大将軍の一人で、旧六大将軍の王騎の副官を長く務めていた武将です。

王騎亡き後、その軍を引き継ぎ部下たちを率いて、数々の戦場で活躍しました。

王騎と同じく飄々とした性格で掴みどころがないながらも、戦場での経験と勘に優れています。

函谷関の戦いでは、蒙武と共に楚軍を食い止め、その実績が評価されて新六大将軍に選ばれました。

王騎本人から「私に見劣りしない」と評されるほどの強さを持ち、戦場では剣を高速回転(ファルファル)させて敵兵を次々となぎ倒す姿が印象的です。

長らく王騎の影に隠れていた名将であり、部下思いの人物としても知られています。

・王翦(おうせん)

王翦は新六大将軍の中で戦略と戦術の名手として知られていますが、謎の多い人物です。

彼は合従軍戦で天才軍師・李牧を相手に裏をかいて勝利し、その実績により新六大将軍の筆頭に抜擢されました。

しかし、実のところ王翦は野心が強く、自らが王になることを狙っており、味方からもあまり信用はされていません。

そのため昭王の時代から活躍していたにもかかわらず、王騎ら他の将軍たちよりも低い地位に留まっていました。

ただ、彼の戦略的な才能は際立っており、野戦築城や心理戦を巧みに用いた戦術は、味方であればこれほど心強いものはありません。

・桓騎(かんき)

桓騎(かんき)は新六大将軍の一人で、合従軍編においてその大胆な戦術で注目されました。

かつて野盗団の首領として生活していた彼は、異名「首切り桓騎」で知られ、野心家でほかの武人とは一線を画す戦法で武功を挙げています。

賛否はあるものの、彼の奇想天外で非情残忍な戦略と戦術の才能により、多くの戦いで勝利を収め、六大将軍の一人に昇りつめました。

しかし、後に呂不韋との対立や垓下の戦いでの敗北により、劉邦軍によって命を落とすこととなりました(漫画第69巻)。

・楊端和(ようたんわ)

楊端和(ようたんわ)は新六大将軍の一人で、合従軍編において秦国の絶体絶命の窮地を救った英雄として登場しました。

彼女は秦国と同盟を結ぶ山の民の女帝として知られ、女性ながらその武勇と戦略により六大将軍の座に就きました。

“山界の死王”の異名をもつ楊端和は、若くして粗暴な山の民を統べる強大な力を持ち、政とは国境を超えた友好を模索していました。

秦国の窮地に何度も駆けつけ、多くの戦いで勝利を収めました。

彼女自身は部下や兵士を大切にし、その人柄は絶対的なカリスマ性をもっています。

6人目の将軍はだれに?候補は?


新六大将軍の最後の1人、6人目はまだ選ばれておらず空席となっています。

・信
・王賁
・羌カイ
・蒙恬

六大将軍候補:信

信は「キングダム」の主人公であり、下僕出身でありながらエイ政とも密接な関係を持つ人物です。

彼は王騎の矛(ほこ)を受け継ぎ、合従軍編では仇敵・ホウ煖を撃退し、さらにギョウ攻略編で討ち取るという異例の成長を遂げました。

あの李牧からも最大限警戒されている成長株です。

趙国三大天の一人を討ち取るなどの功績も挙げていることから、六大将軍の最有力候補として期待されています。

六大将軍候補:王賁

王賁(おうほん)は六大将軍の候補の一人として注目されています。

作中では彼は信とライバル関係として描かれ、著雍編では戦功を挙げて四千人将から五千人将に昇進しました。

父は王翦(おうせん)で王騎とも親族関係の生粋の御曹司でいわば超エリート。

ただし実力は本物です。

王賁は朱海平原の戦いで将軍として覚醒し、趙左翼軍を後退させました。

彼の実力と成績から、将来的に六大将軍の一員となる可能性は十分にあります。

六大将軍候補:羌カイ

羌カイ(きょうかい)は六大将軍の候補として挙げられています。

彼女は飛信隊の副将として活躍し、民族伝承の暗殺舞踏・巫舞(みぶ)という独自の剣技で敵を圧倒します。

羌カイの戦功によって戦況が好転する場面も多く、その武勇と知略の才能は明らかです。

敵将・尭雲は彼女を「(かつての)六将を思い起こさせる」と賞賛し、六大将軍としての素質は十分に認められています。

作中では羌カイは飛信隊の最高戦力であり、5000人将まで昇進しています。

また、彼女自身も信に「私も大将軍を目指す」と宣言しています。

六大将軍候補:蒙恬

蒙恬(もうてん)は六大将軍の候補として挙げられています。

彼は秦の将軍筆頭であった蒙ゴウを祖父に持ち、父親は新六大将軍の蒙武という武人一族のサラブレッドです。

蒙恬自身も知略に秀でた才を持つ武将であり、軍師・昌平君からはその才能の底が見えないと賞賛されています。

彼は汗明との一騎打ちを通じて蒙武を狙う裏切りを察知し先回りし、また王翦を守るために馬南慈や傅抵と共に戦った功績があります。

父やライバルたちの存在感が強すぎて、やや影が薄い印象もありますが、智将としての才はまだまだ磨けば天井知らずな予感も。

昌平君の後継ポジションがぴったりな気も…

というわけで現在、六大将軍の6人目はまだ明らかにされていません。

ただし、物語の展開からキングダムの主人公である信がどこかの段階で入ることは確実視されています。

まとめ:【キングダム】六大将軍|新旧メンバー一覧!秦国大将軍になるのはだれ?

今回はキングダムに登場する六大将軍の新旧メンバーを一人ずつくわしく解説し、あわせて新六大将軍の「6人目」に誰が選ばれるのかについても紹介しました。

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