GACKTとROLANDによるブランド「G&R」が12月16日より公式サイトで発売となり、SNSでは商品が他ブランドのパクリだとする指摘が相次いでいた問題で、謝罪したにもかかわらずネットで炎上している件について「どういうこと！？」と思いまとめます。
【16日にブランド発表も】ROLAND、GACKTとのドレスブランド契約解除を発表https://t.co/RiOTlhXN8g
同ブランドでは、下着やドレスを発売。緑と黒のレースのドレスのデザインが、海外ブランド「SELF PORTRAIT」のドレスのものと酷似しているとSNS上などで話題になっていたhttps://t.co/RiOTlhXN8g
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) December 20, 2020
パクリ騒動の一連の流れ
ファッション通販サイト「dazzystore」を展開するdazzyは12月16日、GACKTとローランドがプロデュースする「G＆Rプロジェクト」の発足を発表する記者会見を開き、ドレス等の販売を開始した。
「G&R」は「全ての女性へ贈る 一流による 一流のための 一流ブランド」だといい、第一弾ではドレス・ランジェリーを発表。デザインは門りょうをディレクターとして起用していました。
dazzyは、もともとキャバクラなどで働く女性のためのドレスを製造・販売するブランドで、いわゆるキャバ嬢たちの間では人気が高い。元トップキャバ嬢の門りょうは、“一流を知る女性”としてGACKTから打診を受けたという。
しかし、発売直後からインターネット上でデザインを盗用しているのではないかとの指摘が相次ぎ、これを受けdazzy社は、社内調査委員会および外部の専門家の指導を得て調査。
調査を進めた結果、ドレス担当デザイナーの1人が既存商品とほぼ同一と思われるデザインを提案していたことが判明。模倣が事実であることを確認したとして販売中止と返金対応を発表。
問題のパクリデザインがこちら↓
GACKT&ROLANDプロデュースのG&RがロンドンのSELF PORTRAITってブランドのパクリって言われてたから気になってみてみたんだけど、
普通にアリエクスプレス(激安中国通販)で同じやつ売ってて草生えた pic.twitter.com/y0P6KNRd4T— 自称HSPちゃん (@HSP67707612) December 19, 2020
GACKTやローランド、門りょうから商品、コンセプト、デザインの方向性についてオーダーを受け、複数の商品の具現化を行う過程の中で、ドレスを担当するデザイナーのひとりが考案に行き詰まった結果、他社製品を模倣したデザインを提案したと説明。
パクりが判明すると門りょうは、インスタグラムのストーリーズで「デザイン丸パクリやったらしい。やってることやばすぎて引く」などと怒りをあらわに。そして自身は何も知らなかったと釈明。
12月20日にROLANDが謝罪と契約の解除を発表
この度G&Rとの契約を解除した事を発表致します。
不快な思いをさせてしまった全ての皆様に謝罪させて頂きます。仕事を引き受け問題の商品をPRをした以上多大なる責任があると感じており深く反省しております
応援して頂いている方々、なにより購入された方々
この度は大変申し訳ございませんでした— ROLAND (@roland_0fficial) December 20, 2020
GACKTと門りょうもSNSで謝罪＆釈明するが・・・
何が問題で炎上しているのか？
多くの視聴者はこの謝罪動画がズレていると感じているようで、騒動は全く収まっていない。
GACKTと門りょうの謝罪動画の内容に視聴者たちが疑問に思っているのは、当初彼らは「自分たちがプロデュースした」と明言していたにもかかわらず、「実は名前貸しだった」と平然と釈明している点。
GacktさんとROLANDさんの一流ドレスブランド「G&R」、門りょうさんがディレクターってことで門りょうさん好きだから注目してたんだけど、この手のひら返しヤバすぎて震えてる。
仮にも”ディレクター”って対外的に名乗ってたのに「自分は関係ない」ってあまりに酷すぎる、、、ディレクターとは？？？ pic.twitter.com/qwgNIrgZM0— 愛野れいか/CHOOSE! (@ainoreika22) December 20, 2020
同じ対応でも評価が二分に
一方で、ローランドだけが「自分が監修しなければいけないという立場だったにも関わらず、監修が不十分であったことと、そして監修が不十分だった商品を会見でPRしてしまったことについて、そしてそれを見て、模倣した商品を実際に購入された方がいるという事実について非常に申し訳ないことをしたと、自分自身多大な責任を感じています。」と謝罪。
責任は自分にあると謝罪したローランドの動画には、
「ローランドだけは言い訳せずに謝罪した。これが全て。」
「他人に責任転換してない所が潔い」
「ローランドが一番誠実に見えたかなぁ～」
「別に誰のファンでも無いけど、人間性が出るよなあ」
と、さらに「今まで以上に応援します♪」と高評価もついている。
三者三様の対応に、実にさまざまな意見が上がっていました。