『やっぱりステーキ』ステーキ業界の下克上!?「いきなり」大量閉店の裏で全国を目指す!?

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気軽にステーキを楽しむ「ファストステーキ」という新しいジャンルをつくり、国内外に出店を進め業界トップに君臨する「いきなり!ステーキ」。時代の風雲児だった「いきなり!ステーキ」が、業績不振で閉店が相次ぎ、今まさに最大のピンチを迎えています。
その一方で、虎視眈々とそのトップの座を狙わんと出店を加速させ急成長しているステーキチェーンがあることをみなさんはご存知でしょうか?
今回は『いきなり!ステーキ』の衰退の原因は何かと、快進撃を続ける『やっぱりステーキ』がなぜそんなに流行るのかに迫りたいと思います!

「いきなり!ステーキ」大量閉店の真実とは?


業界トップ「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスは昨年11月14日、今春までに国内489店舗のうち採算不振の44店舗を閉店すると発表し、さっそく1月13日に26店舗が閉店しました。
同社は閉店の原因を「急激な大量出店の結果、自社競合が起きてしまい収益性が悪化したため」と説明しています。グループ(いきなり!、ペッパーランチなど)同士で客の取り合いで共倒れを防ぐため、近隣で営業するバッティングが起こる店舗について閉鎖を進めると発表し、閉店リストも公表しました。

閉店店舗リストはこちら↓

閉店予定と言われているお店は44店舗

【北海道】
苫小牧店
釧路店
※「イオン釧路店」は閉店しません!
フレスポ函館戸倉店
【青森県】
弘前ヒロロ店
【秋田県】
秋田横手店
【岩手県】
フレスポ一関店
【山形県】
米沢万世町店
山形東根店
山形江俣店

【新潟県】
新潟青山店
三条東新保店
【長野県】
飯田店
川中島店
フレスポ大町店
【福井県】
福井種池店

【東京都】
虎ノ門店
銀座6丁目店
国立店
新橋店
【神奈川県】
横浜元町店
足柄店
鶴ヶ峰店
【千葉県】
我孫子店
千葉こてはし店
佐倉店
千葉誉田店
イオンモール千葉ニュータウン店
【埼玉県】
アクロスプラザ三芳店
行田店
浦和埼大通り店
【茨城県】
石岡店

【静岡県】
静岡駅前店
浜松プラザフレスポ店
浜松三島店

【和歌山県】
和歌山永穂店
【兵庫県】
神戸北泉台店
【奈良県】
ヒルステップ生駒店
【岡山県】
倉敷中畝店
【愛媛県】
フレスポ大洲店
フレスポ西条店
今治店
【大分県】
大分駅前店

今後他の店にも出てくるかもしれません。

業績不振の原因を専門家はこう評価しています。

①小さな子供連れでは行きにくい
同店はもともと男性1人客を主要ターゲットとして取り込むことで成長してきたため、メニューが家族連れ向けになっていない。立ち食いスタイルが“売り”だったため、家族がゆっくりくつろげる店舗の造りになっていないことも大きい。つまり家族連れの取り込みに失敗したことが原因。

②新たなターゲット層を取り込めていない
商業施設「イオンモール」内のフードコートにある店舗などは、同グループのペッパーランチと競合することと、たとえば若い女性をターゲットとしたメニューのバリエーションがなく、商業施設内のほかの外食店との競争に敗れたためと考えられる。

③単純に「やっぱり高い!」
メニューで割と注文が多い「ワイルドステーキ」や「リブロース」など頼むとすると2,000円超えてくる。学生や若者にとって気軽に手は出せない。さらに値上げにより単純に割高感が出たことが決定的。コスパが悪く、競争力が低下し客離れが起きるのは当然。

「ファストステーキ」界の新旋風 次に来るのは「やっぱり!?」

業界トップ「いきなり! ステーキ」の大量閉店など、ステーキ業界は今まさに戦国の時代のよう。どこがその座を狙うのか?「いきなり!」は死守できるのか?

数年前おこった牛丼戦争やハンバーガー戦争のように、どの業界でも新しい挑戦者が生まれるものです。
ステーキ業界の最前線にも当然いました!

今、沖縄発のステーキチェーンが急浮上!!

その名も「やっぱりステーキ
ややパ〇り感は否めないネーミングですが・・・

「いつでも誰でも気軽にリーズナブルに楽しんでほしい」というオーナーの思いから
やっぱりステーキ」は15年2月に沖縄県那覇市に1号店を開店。

現在45店舗(沖縄県24店舗(うち直営10店舗)、本土21店舗(うち直営3店舗))(2019年12月末)。200グラムのステーキを1,000円で提供する格安ステーキの先駆けとして、地元客だけでなく観光客からも人気を集めています。

特徴は壁も天井も一面オレンジが目を引く 食欲をそそる店構えのステーキ専門店。
店によっては行列待ち2時間は当たり前だそう。

“沖縄ステーキ”というジャンル

沖縄では酒を飲んだ後に「〆ラーメン」ではなく「〆ステーキ」という文化があるそう。
沖縄では、ハンバーガーや肉料理、アイスクリームなど、いわゆるアメリカ由来の食文化が根付いています。沖縄には米軍基地があるため戦後から多くのアメリカ人が駐留していて、アメリカ料理を専門とするレストランが多く存在していたからです。

「やっぱりステーキ」はお手軽でコスパ最強説!

1,000円という破格のお値段で、やわらかいお肉とお替り自由なライス・スープ・サラダがセットで付いてくる、もうこれはコスパ最強ではないでしょうか!?

「お肉は本当に柔らかいの?味も大したことないんじゃない?」
「お肉はケチって小さめなんでしょ?」
「どうせランチ限定とかじゃないの?」

なんて声も聞こえてきそうですが。

ノープロブレム!!!

街の声


ここの面白いのは、ラーメンでよくある“替え玉”ならぬ“替え肉”があることです。
また、ソースやスパイスの種類も14種類と実にバラエティ豊か♪

東京上陸の日もそう遠くない(はず)!?

現在「やっぱりステーキ」のフランチャイズ(FC)希望でオープン準備中のオーナーは全国数十人もいるらしく、おそらく春先くらいには東京にも「やっぱり」旋風が上陸すると思って間違いないでしょう。

まとめ


いきなり!ステーキ』の衰退の原因は何かと、快進撃を続ける『やっぱりステーキ』がなぜそんなに流行るのかについてまとめてきました。
どちらも一長一短といった印象を受けますが、ある統計で一世帯当たりの外食に使う金額が年々下がっているらしく少しでも、景気回復の一助となるようどちらも頑張っていただきたいですが、この業界ほかにも女性一人でも入れる雰囲気の「ステーキ屋松」、肉メニューにも力を入れる定食チェーン「松屋」などライバルも続々登場しているようで、なんだか楽しいですね♪
今年の春以降、「ファストステーキ」業界は、群雄割拠の様相でそれぞれの店が独自の味やサービスでわたしたちを楽しませてくれるのではないでしょうか。

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