興行収入300億円を超え、昨年末ついに歴代1位を記録し、今もなお記録を更新し続けている大ヒット劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』。
「無限列車編」では、炎柱・煉獄杏寿郎の活躍が主に描かれていましたね。(これ以上はネタバレになるので・・・)
でも、観終わった後みなさん思いませんでした?「この続きってどうなるの?」って!
まさか、あれがあんなことになって「次に出てくる柱は誰なの?丹治郎たちどうなるの?鬼殺隊大丈夫?」って当然思いますよね!
みなさんご存じのとおり、テレビアニメ版最終回で登場しましたが、鬼殺隊には炎柱・煉獄杏寿郎のほかに選ばれて隊を指揮する”柱”という最強隊士が数名います。
となると、まだ出てきてないこれから登場するであろう他の柱にも興味が湧きますよね~♪(コミック派の方はあらすじご存知でしょうが・・・)
そこで、今回は無限列車編に続く、音柱・宇随天元の活躍を描いた『鬼滅の刃 遊郭編』について詳しく解説してみたいと思います。
『鬼滅の刃 遊郭編』は漫画(コミック)でいうと何巻の何話で読めるのか?について、あらすじやみどころも含めて解説していきます。
無限列車編で起こった衝撃のラストを丹次郎たちは果たして乗り越えられるのか?気になる方はぜひチェックしてみてください。
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『鬼滅の刃 遊郭編』は漫画(コミック)の何巻?何話?
『鬼滅の刃 遊郭編』は漫画(コミック)単行本の第8巻、70話から第11巻、97話までの計27話分にあたります。
鬼滅の刃の映画の続きは漫画の何巻から読めばいい?
ちなみに『無限列車編』の続きは漫画(コミック)の第8巻67話「さがしもの」からとなります。
つまりここから、『遊郭編』に突入していくわけです。
『無限列車編』が第7巻、54話から第8巻、66話までの計12話分なので、遊郭編は倍以上の長編であることがわかります。
吉原遊郭編 登場人物(キャラクター)
遊郭編では主人公炭治郎と禰豆子、善逸、伊之助らお馴染みのキャラクター以外に、音柱・宇随天元(うずいてんげん)が登場します。
吉原遊郭に潜入捜査をさせていた天元の3人の嫁がみな失踪したことがきっかけで、炭治郎たちと協力して吉原に潜入し探し出そうとするところから物語は始まります。
遊郭編は、忍びの一族として生きてきた過去や鬼殺隊となったいきさつ、音の呼吸を使った戦闘シーンなど、宇随天元の魅力がたっぷりと描かれたエピソードです。
敵キャラには最強十二鬼月の上弦の鬼も兄妹で登場します。
それでは遊郭編で登場する主要キャラクターについて解説していきますね。
鬼殺隊:音柱・宇髄天元(うずいてんげん)
遊郭編に登場する鬼殺隊”柱”は、音柱・宇髄天元(うずいてんげん)です。
鬼殺隊の9人いる柱の1人で、「派手」が口癖の派手な装飾品を身にまとった隊士です。
背中に背負った刀と斧の中間のような特殊な日輪刀を2本持ち、音の呼吸の使い手です。
出自は忍びの家系に生まれ、くノ一の嫁が3人(須磨・まきを・雛鶴)いることが分かっています。
遊郭編 上弦の鬼:堕姫(だき)
堕姫は100年以上も生きている鬼で、過去に柱を7人殺した程の腕を持つ上弦の鬼の1人です。
帯を使った血鬼術で人間を取り込み、食料として保存する能力を持ちます。
帯から放たれる攻撃も鋭く強力で炭治郎らは苦戦を強いられます。
吉原で人気の花魁になるほどの美貌を持っていますが、性格はかなり陰湿。
気に入らない遊女を何人も自殺に追い込むなど日常的にひどい虐めをする高慢な女でした。
人間の頃から高い美貌で人気の遊女でしたが、ある時侍の目をかんざしで刺したことで報復にあい焼き殺されてしまいました。
後に無惨の手で鬼になり、兄・妓夫太郎(ぎゅうたろう)と共に焼き殺そうとした犯人たちに復讐するのです。
遊郭編 上弦の鬼:妓夫太郎(ぎゅうたろう)
堕姫の兄ですが、妹とは違い容姿が醜く、やせ細った体や目つきの悪さなど不気味な雰囲気の人物。
妓夫太郎も陰湿でねじ曲がった性格をしていますが、戦闘能力は堕姫よりはるかに高く、天元たちもかなり苦戦を強いられることになります。
妓夫太郎と堕姫は同時に頸(くび)を切らないと殺せないという特徴があるので、100年以上負けることがなく、たくさんの柱を殺せていたようです。
『遊郭編』のあらすじ&見どころは
戦いの舞台は吉原遊郭。
音柱・宇随天元の魅力も存分に楽しめますが、なぜか潜入するために、かわいく女装した炭治郎たちの姿が愛らしく楽しめます。
前編同様に、登場する2人の上弦の鬼に炭治郎や善逸、伊之助らが大苦戦しながら、音柱・宇随天元と協力して戦っていくというストーリーです。
さらに今編でも、鬼滅の刃の特徴である必ずしも善VS悪という構図で語れないそれぞれの悲しきエピソードがあり、どハマり確実必見です!
『遊郭編』あらすじ(少しだけ)
無限列車編から4ヶ月後。炭治郎らは蝶屋敷に戻って鍛錬に励んでいた。
ある日、蝶屋敷に音柱・宇髓天元がやってくる。
天元は吉原への潜入捜査のために葵たちを強引に連れていこうとするが、炭治郎は彼女たちの代わりに自分たちが行くと申し出る。
天元は炭治郎の申し出を快諾し、3人に女装をさせて吉原に送り込んだ。
吉原に潜入した炭治郎たちは、花魁”蕨姫(わらびひめ)”として働く鬼、上弦の陸・堕姫を見つける。
早速、戦闘を開始する炭治郎たちだが、上弦である堕姫の戦闘能力に次第に追い詰められていく。
すると、天元が登場し炭治郎を助け、堕姫の頸を一瞬で斬り落とした。
しかし天元は堕姫が上弦にしては弱いため本性を見抜くと、なんと堕姫の体内から兄の妓夫太郎が現れる。
妓夫太郎こそが本当の上弦の鬼だった。しかし堕姫と妓夫太郎の両方の頸を斬らなければ死なないことを知った天元たちは手分けして戦うことに。
激しい戦闘の中、天元は腕を失い毒で死にかけながらも鬼たちを追い詰めていく。
そしてついに、炭治郎の渾身の一撃によって堕姫と妓夫太郎を討伐したのだった。
『遊郭編』見どころ
遊郭編の見どころは全部で3つあります。
・竈門禰豆子の覚醒(鬼化)
・宇随天元 vs上弦の鬼
それぞれ解説していきます。
・仲間の死を経て成長した竈門炭治郎
劇場版『無限列車編』では下弦の壱・魘夢(えんむ)を見事倒した炭治郎でしたが、その後現れた圧倒的な強さの上弦の鬼・猗窩座(あかざ)の前に身動きひとつ取れない様子でした。
無念にも炎柱・煉獄杏寿郎が猗窩座を前に倒れ、「煉獄の死」と「自分の無力さ」によって打ちひしがれる炭治郎。
しかし、それでも必死に修業を重ね成長した姿が今回の遊郭編では描かれています。
4か月の修業の間に亡き父から引き継いだ「ヒノカミ神楽」の練度を上げ、完全ではないものの技を習得した炭治郎。
「痣(あざ)」が出現した炭治郎が上弦の陸・堕姫と互角に渡り合う、手に汗握る戦闘シーンは見ものです。
修練を積んだ炭治郎の強さはもはや柱と同等レベルに。仲間の死を乗り越え気持ち的にも大きく成長したのでした。
・竈門禰豆子の覚醒(鬼化)
堕姫との死闘で追い詰められた炭治郎を助けるため箱から出てきた禰豆子。
炭治郎を傷つけられたことで激しい怒りを覚えた禰豆子がついに覚醒します。
巨大化し、額から鬼の角が出現。
さらに体中に蔦のような紋様「痣」が浮かび上がります。
たとえ堕姫の攻撃によって四肢を切断されても一瞬で回復するほど、覚醒した禰豆子の回復速度は上弦の鬼ですら上回るスピードの能力。
覚醒した禰豆子の血は鬼だけを燃やし、鬼の回復力を阻害する効果があり、血を浴び苦戦する堕姫でした。
やがて禰豆子の血を浴びた堕姫は燃え上がる炎に包まれ自身を焦がしていきます。
・宇随天元 vs上弦の鬼
『遊郭編』では音柱・宇随天元と上弦の鬼との壮絶な戦闘シーンが見ものです。
鬼の気配を音で探っていた天元は炭治郎と堕姫の戦闘の音を聞き駆け付けます。
鬼を見つけるや、堕姫の頸を一刀両断!
炭治郎が苦戦していた堕姫の頸を一撃で斬ったのはさすが「柱」というべきか。
しかし、
「お前上弦の鬼じゃねぇだろ弱すぎなんだよ 俺が探ってたのはお前じゃない」
なんと堕姫の背中から新たな鬼が出現。
堕姫の背中から出てきた鬼は兄の妓夫太郎で、真の上弦の陸だった。
ここから妓夫太郎と宇随天元との壮絶なバトルが幕を開ける。
天元は戦いの中、腕を失い瀕死の状態ながら炭治郎と連携し敵を追い詰めていく。
『遊郭編』アニメの第2期の放送はある?いつ?
おそらく、第2期の放送があるとすれば、前回第1期最終回~劇場版『無限列車編』以降の流れとなるはずなので、アニメ第2期でこの『遊郭編』は放送されるはずです。(あくまで予想ですが)
もしくは、さらに記録を塗り替えるために劇場版『遊郭編』として出すのでしょうか?
たぶんアニメの第2期の放送に関しては、2021年10月くらいでしょうか。
楽しみに待ちましょう♪
まとめ
今回は大ヒット公開中の劇場版『無限列車編』に続く、『鬼滅の刃 遊郭編』について漫画(コミック)でいうと何巻の何話で読めるのか?や、登場キャラ、あらすじや見どころも含めてやや細かくまとめてみました。
『鬼滅の刃 遊郭編』は、単行本の第8巻、70話から第11巻、97話までになります。
十二鬼月上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の兄妹と音柱・宇髄天元と炭治郎たちの激闘や炭治郎や善逸、伊之助たちの成長が感じられ、禰豆子にも大きな変化がみられるエピソードが見どころです。
無限列車編で起こった衝撃のラストから数か月、丹治郎たちや鬼殺隊はどのようにして苦境を乗り越えたのか?
次の『刀鍛冶の里編』に繋がっていく重要なエピソードでもあります。
気になる方はぜひチェックしてみてください。