東京五輪男子サッカーの前試合、準決勝でスペインに敗れたサッカー(U-24)日本代表は6日、3位決定戦でメキシコと対戦。
結果は1-3で敗れ、惜しくもメダル獲得を逃し今大会4位で終わりました。
グループリーグ予選から破竹の勢いで1位通過を果たし、決勝リーグへ進出したサッカー五輪日本代表は、エースの久保建英選手をはじめ次世代のスター選手たちが大活躍。
「ひょっとしてメダルも♪」と期待させてくれる内容で、我々ファンを大いに楽しませてくれました。
しかし敗戦の後、今大会で間違いなくチームを引っ張ってきたエース、久保建英選手はあまりの悔しさにピッチ上に崩れ落ち、涙を浮かべ顔をゆがめ号泣!
その後のインタビューでも
インタビュアーから「ゴールを奪う姿勢は伝わってきました」と言葉をかけられた久保だが、「そんなものは何にもならない。結果、相手も疲れている中で3点取られて、こっちは1点しか取れなくて試合が終わって…。こんな悔しいことはない」と語気を強めた。引用:Yahoo!ニュース
間違いなく彼はこの大会で金メダルを狙っていました。
久保選手自身、ヨーロッパ最高峰のクラブチームに在籍し強豪と日々戦う中で、自分たちの実力と世界一との距離感も分かっていたからこその弁。
その上で「自分がチームを引っ張って優勝させる!」と本気で金を獲ると意気込んでいたのは、数々のインタビューコメントでも明らかでした。
準々決勝対ニュージーランド戦では、再三のチャンスを作りながらPKまでもつれ込む拮抗した試合。
結果は運も味方し見事勝利!
観ているこちらも「ひょっとしてありえるかも」と思わず感じさせてもらえるほど。
この勢いで臨んだ前試合の準決勝対スペイン戦では、内容は賛否あるものの、粘って粘って決定機も作りながら最後1点獲られはしましたが、優勝候補相手に引けを取らない文句ない試合内容だったと思います。
知られざる「先輩」への思い
「酒井や吉田が落胆していた様子を映像で見ていたはずですし、なんとかしてメダルを首に賭けてあげたかったのだと思います。久保は、関わる人に対する感謝を常に抱いているような選手です。
特に吉田などは世代が上なのに、自国開催ということで、クラブチームのプレシーズンに参加できないリスクまでを負ってまで(五輪に)来た。人生をかけて来ているのを、久保もわかっている。だからこそ、そこまでしてくれたのに勝たせてあげられなかったという悔しさが、あの涙にあったのだと思います。」
引用:Yahoo!ニュース
普段はどちらかと言えばクールな印象で淡々とコメントする久保選手だっただけに、この号泣シーンは彼の心情が痛いほど伝わり、観ていた我々の胸にグッとくるものがありました。
残念でしたが、日本サッカー界の歴史のなかでいえば、4位という結果は素晴らしい!
日本代表チームの選手全員、堂々と胸を張ってもらいたいですね!
称賛の声が続々と!
・最年少でエースだと言われてものすごいプレッシャーもあったと思う。
・エースの名に恥じない素晴らしいプレイの連続でたくさんワクワクさせてもらった。
・本当にお疲れ様でした。
・久保があんなにも人目をはばからずに泣くだなんて思わなかったし、見てるこっちも胸が締めつけられた。
・泣けた。。今度は嬉し涙が見られる事を願ってます!お疲れ様でした!
・試合に出ていたメンバーがさらに今後成長し、強い日本代表をつくってくれるはず!
さいごに
スポーツの素晴らしさってまさにこれなんじゃないでしょうか。語らずとも多くの人の心を動かせる。
勝敗はつきものだけど、それだけ本気のぶつかり合いを見せられたら涙も美しいですよね。
これからの久保建英選手の成長に期待!また、サッカー日本代表の飛躍に期待です♪