・痔ってどんな種類があるの?
・原因は?
・痔人口ってどれくらいいるの?
・治し方って?
・病院へ行くのためらう・・・
など、こんなお悩みをお持ちの方って結構いらっしゃると思います!
そこで今回は、私も経験がある”痔”についてみなさんのお悩みに少しでも解決できるヒントが提供できればと思いまとめてみます。
痔ってどんな種類があるの?原因は?
痔には大きく、「いぼ痔」と「切れ痔」、そして「痔瘻(じろう)」の3つに分かれます。
さらに、「いぼ痔」のうち、肛門の内部にできるものを「内痔核(ないじかく)」、肛門の外にできるものを「外痔核(がいじかく)」といいます。
「切れ痔」の正式名称は「裂肛(れっこう)」と言います。
「痔瘻(じろう)」とは、直腸と肛門の周辺との間にトンネルができてしまった状態のことです。
「痔っていったいどんなもの!?」→ ボラギノール公式サイト
「いぼ痔」とは・・・
肛門の内部にできる「内痔核」は、痔の中で一番多く便秘の人やトイレ時間が長い人、また排便時のいきみが強い人などが起こりやすい。
また女性の場合、妊娠や出産がきっかけで起こりやすくなる人もいるそう。
症状として痛みはほとんどなく、時おり排便時に出血するくらいで気が付かない事も多いが、進行が進むと肛門から出てきて(脱肛)する場合もあるので、その際に気がつくケースも多い。
手術は日帰り手術で治せる場合がほとんど。
ほかにも肛門の外側に血まめができる状態の「急性外痔核」で、原因が便秘や下痢、アルコールや辛いものの摂り過ぎ、また長時間歩いたり座りっぱなしでなることが多い症状。また冷えやストレスも大敵。
症状としてかなり痛みがあるが、出血は少ないと言われる。
「切れ痔」とは・・・
便秘などで硬い便を無理に出そうとして、その刺激で肛門内部が切れることで発症する場合が多い。便秘がちな女性に多く見られる。逆に慢性的な下痢による炎症として起こることもある。
排便時(排便後も)に激しい痛みと出血がある。
「痔瘻(痔ろう)」とは・・・
肛門内部に大腸菌などが感染して炎症し、化膿する状態(肛門周囲膿瘍)を何度も繰り返し、最終的にトンネルのように貫通してしまった状態の症状。
下痢やストレスなどによる免疫力の低下が原因になることもある。
肛門括約筋の強い男性は痔ろうになりやすい傾向。
症状として肛門の周囲の皮膚が腫れて膿が出て痛む。(熱が出ることもある)
治療は少しやっかいで基本的に手術になる。
痔の正体ってなに?
とにかく長時間座りっぱなしは痔になりやすくなる。そのため、職業柄ドライバーさんや事務職OLさんなどは特に痔主(痔持ち)が多いと言われている。
人間の1/3は痔だと言われている!?
なぜ?
人間の構造上の問題。人類は進化の過程で二足歩行するようになり、常に肛門が心臓よりも下に来るため、肛門がうっ血しやすくなるという。
あと、長時間椅子に座るのもうっ血の原因となる。椅子に座るという行為は人間特有の行為で、痔は人間だけの病気とも言われている。
また、男性は痔ろうになりやすい傾向が
切れ痔は圧倒的に女性に起こりやすい。女性は男性とくらべ肛門の皮膚が弱いので切れやすい。特に生理前後は便秘になりやすく、便が固くなる傾向にあるから余計に切れやすい。
また、女性特有の妊娠や出産が原因で肛門がうっ血しやくなるようです。
さいごに
痔のツラさはやはり経験した人しか分からないものがあります。どちらかと言えば1人で克服しなくてはいけないイメージがあるようです。
特に女性の場合、患部の場所が場所なだけに、なかなか人に相談も出来ず、恥ずかしさで病院へも足が向かない方が多いと聞きます。
日本国内の医者で肛門専門医は約350人ほど、ほか大多数は消化器医だそうです。
また、大学病院や大きな医療機関ほど肛門の手術を扱っていない事の方が多いといい、それほど知識として知らないことのほうが多いこの”痔”。
そこで専門家からアドバイス『こうなったら迷わず肛門科に行け!』という目安を書いてみます。
参考までに、こちら!
この症状が出たら恥ずかしがらずに迷わず肛門科へ行け!!
「いぼ痔」かも・・・2~4週間で自然治癒する場合あり。もしそれ以上続くなら病院へ
「切れ痔」かも・・・傷が炎症を起こし見張りイボが出来たら病院へ
「痔ろう」かも・・・膿(うみ)が出た瞬間ですぐ病院へ!
痔全般なら・・・出血が続く、痛みが強く我慢できない場合は病院へ
とりあえず、様子を見て・・・という方には↓
市販のお薬をご紹介します!
おすすめ①:メンソレータムリシーナ軟膏A
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おすすめ②:ボラギノールM坐剤 (30個)
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おすすめ③:ヘモリンド舌下錠(20錠)
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おすすめ④:BARTH 入浴剤 バース 30錠
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どうぞお大事になさってください。