【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの最期がアツい!童磨との死闘の全貌と秘策とは?

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『鬼滅の刃』の登場キャラの中でも特に人気のある鬼殺隊の女性剣士、蟲柱・胡蝶しのぶ

しのぶの強さとかわいさ、そして笑顔でさらっと毒(舌)を吐くギャップなど、その魅力に心惹かれるファンも多いのではないでしょうか。

無限城での、過去の因縁を持つ上弦の弐・童磨との熾烈な戦いの末に惜しくも最期を迎えたしのぶですが、その勇気ある行動はファンの間で絶賛されるエピソードとなっています。

そこで今回は、胡蝶しのぶのプロフィールや作中での活躍や明かされた過去、そして最後の死亡シーンについてくわしく解説します。

※この記事ではネタバレを含む内容がありますので、気になるかたはご注意を。

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶと童磨の最期の戦い

鬼殺隊は宿敵・無惨を討つべく最後の決戦のため、総本山である無限城に臨みます。

待ち受けるのは「十二鬼月」上弦の上位陣、黒死牟(こくしぼう)・童磨(どうま)・猗窩座(あかざ)。

しのぶにとって童磨はずっと恨み続けてきた過去の因縁相手であり、鬼殺隊士となった目的が復讐でした。

ついに宿願を果たすとき、怨敵・童磨との戦いは彼女が命を賭けたまさに死闘!

童磨の身体に取り込まれたしのぶの最期

これまでしのぶは、必死に鍛錬を積み独自の戦い方で「蟲柱」にまで駆け上がりました。

柱として数々の戦闘で鬼を滅してきたその力は、童磨への復讐のため磨いてきたのです。

しかし、童磨との対戦で一歩及ばずどころかほとんど歯が立たない状況でした。

それでもなんとか少しづつ童磨にダメージを与え、必死の抵抗を見せるしのぶですが、最後は童磨に抱き抱えられながらじわじわ全身の骨を砕かれ、さらに吸収されてしまいます。

彼女の今までの想いを考えると、苦しくなるほどの壮絶な最期でした。

胡蝶しのぶの死因と死亡シーンは何巻?

実際のしのぶの死亡シーンは、原作(漫画)17巻143話で描かれています。

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの最期がアツい!童磨との死闘の全貌と秘策とは?


ここからはしのぶの最期となる決死の戦い、そして童磨との因縁の決着についてくわしく解説していきます。

無限城での上弦の弐・童磨との遭遇


無限城での最終決戦で、鳴女(なきめ)の血鬼術で鬼殺隊はみな別の場所に飛ばされバラバラになってしまいます。

しのぶも一人になってしまいますが、ちょうど一体の鬼と遭遇。

なんと偶然にもその鬼の特徴が覚えていた仇の特徴と合致、それがなんと怨敵・童磨でした。

童磨は姉の仇(かたき)!


実はしのぶにとって、童磨は姉・胡蝶カナエを殺された憎き鬼でした。

そのため彼女は深い恨みから、個人的に童磨討伐のため戦いに臨んでいたのです。

これまで鍛錬し身に付けてきた技や鬼に有効な毒で激しい猛攻を仕掛けるしのぶ。

しかし、童磨のダメージはすぐに回復し、毒もすぐに耐性を身に付けてしまいます。

しのぶの猛攻もむなしく・・・

さすが上弦でも上位の鬼となると能力も別格で、柱であるしのぶであってもほとんど致命傷を与えることが出来ません。

そればかりか童磨のくりだすすさまじい血鬼術は、スケールもけた違いで受けたしのぶはかなりの深手を負います。

じりじりと追い込まれ、もはや満身創痍で打つ手がなく、敗色濃厚でしのぶは死を覚悟します。

「立ちなさい」カナエの叱咤で渾身の一撃

気力を失い、ひざをつき自身の無力さを嘆くしのぶの頭に、突然「立ちなさい」という声が聞こえてきます。

その声は亡くなったはずの姉のもの。

過去を思い出し、その瞬間「まだ負けてない!」と奮い立ち、ふたたび立ち上がるしのぶ。

最期の力をふり絞り、渾身の一撃を放ち童磨の身体を貫くのですが。

一瞬怯んだ童磨でしたが、やはり仕留めることは叶いませんでした。

カナヲが駆けつけるも童磨に吸収される


身動きが取れないしのぶはついに童磨につかまり、抱きかかえられながらゆっくり全身の骨を砕かれ、取り込まれていきます。

しのぶはもはや抵抗もできず、身体ごと童磨に吸収され姿が無くなりました。

しかし死の間際、彼女は駆けつけた弟子・栗花落カナヲに、指でサインを送り何かを伝えたのです。

胡蝶しのぶの最後の指(サイン)の意味とは?


しのぶが最後にカナヲに指で伝えたサインの意味はいったい何だったのでしょうか?

作中では明かにされていませんが、おそらく「注意」か「時間」のどちらかだと思われます。

少しさかのぼると、事前の柱稽古編で描かれていたしのぶがカナヲに伝えていた内容が関係していると考えられますが、あらかじめ指サインで意味を伝えていた可能性が大きいです。

そこで、その後のカナヲの言動から推測されるのは、この2つの意味のどちらかではないでしょうか。

たとえば、「注意」であれば童磨の攻撃や噴霧した毒に気を付けろの意味でしょう。

また、「時間」ならなんとか時間を稼げという意味でしょう。

というのも、後で解説しますがしのぶには、カナヲしか知らないある秘策があったからです。

その時間を示すサインを、指の本数で「〇分」といった具合にあらかじめ打ち合わせていた、ということが考えられます。

サインを確認したカナヲのそのあとの発言も、伊之助に「もう少し待て」というなにかしら時間を計っていたことが読み取れるからです。

童磨に異変!?しのぶ捨て身の作戦

童磨に吸収され姉の仇を討てなかったと思われたしのぶですが、驚くことにこれもしのぶの計画のうちだったのです。

言い換えれば、これこそが彼女の最後の切り札とも言える童磨をあざむく秘策だったのです。

しのぶの毒が童磨の体内で効果を発揮

しのぶを吸収したあと、しばらくすると童磨に明らかな異変が現れ始めます。

事前の調べで、しのぶは童磨が「女を喰うことに異様な執着を持っている」という情報を手にしていました。

もし戦闘で負ければ間違いなく自分は「喰われる」はずと考えたのです。

しのぶが仕掛けた秘策の全貌

そこで彼女は自分自身を強力な毒物にし、童磨に取り込ませようと計画し準備していました。

1年以上前から鬼に有効な藤の花の毒を服用し続け、自分の身体ごと毒に変えていたのです。

そして自分が取り込まれる(喰われる)前提で、童磨に致死量の毒を盛ることができることまで計算した、まさに捨て身の計画。

しのぶの予想は見事に的中!

まさに毒のスペシャリストならではというか、「死なばもろとも」の奇想外な発想です。

作戦成功は未知数だった!?


もともとこの計画は、しのぶ自身が毒物となり童磨に取り込ませることを前提に練られたもの。

つまり鬼(童磨)に食われなければ成立しない作戦です。

当然、しのぶにもリスクが伴います。

しかし、この毒自体がどれくらいで効果が現れるのか、そもそも童磨に効果があるのかなどまったく不透明だらけ。

今まで得た知識と戦いのなかで得た情報を総動員したぶっつけ本番の博打だったのです。

念のため、自分以外のとどめを刺す者(カナヲ)も準備していました。

仮に殺せずとも弱らせることができれば、カナヲでも頸をとれるのではないかと、しのぶは算段していました。

いずれにしてもしのぶ自身の命はもちろん、ほかも危ない橋を渡ってもらうしか、まず勝算はないと踏んでいた大一番だったようです。

予定外の助っ人、伊之助参戦!


これはしのぶの計画にはなかったうれしい誤算。

猪突猛進の伊之助は、鎹烏(かすがいカラス)に「一番強い鬼のところに案内しろ」と命令したことで、たまたまたどり着きました。

もちろん、しのぶとカナヲの計画のことなどつゆ知らず、いつもの調子で強い鬼と戦えると息巻いて飛び込んできただけ。

現場のようすから、野生の勘で危機的状況を察した伊之助は、参戦することにします。

すると、偶然にも伊之助の母親も童磨に殺されていたという事実が判明し、伊之助と童磨にも因縁があることが分かり、伊之助は打倒童磨にがぜん奮起!

カナヲとともにかたき討ちに挑みます。

カナヲと伊之助で童磨を斬る

先にいうと、童磨はしのぶの毒の効果で弱ったところをカナヲと伊之助によって頸を斬られ消滅してしまいます。

しのぶを吸収した童磨は、そのあとカナヲと伊之助を相手にしばらく戦闘を続けますが、さすがの2人では童磨の相手にはならず、攻撃をかわすのが手一杯。

ですが、これも計算の時間稼ぎで、カナヲがしのぶから託された計画の想定内。

やがて毒が効き始めた童磨は、ボロボロと身体が崩れはじめ、カナヲと伊之助によって首を斬り落とされ、回復もできず消滅。

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの人物像(プロフィールや魅力)


ここからは胡蝶しのぶの人物像を紹介していきます。

胡蝶しのぶは鬼殺隊で最も位が高い9名の剣士、「柱(はしら)」の1人で、蟲の呼吸の使い手「蟲柱(むしばしら)」です。

また、柱のかたわら医学にも精通していることから、治療班として私邸の蝶屋敷で負傷した隊士の治療を行っています。

ほかにも裏方(通称“隠(かくし)”)の取りまとめなども行っています。

胡蝶しのぶのプロフィール


所属 鬼殺隊
役職 蟲柱
誕生日 2月24日
年齢 18歳
身長 151㎝
体重 37㎏
出身 東京府 北豊島郡 滝野川村
家族  なし
趣味 怪談
好きな食べ物 生姜の佃煮

鬼殺隊の中でも数少ない女性隊士の1人で、全隊士をまとめる9人の柱のひとり。

「蟲柱(むしばしら)」を務める胡蝶(こちょう)しのぶ。

いつも穏やかな笑顔を浮かべ、やや童顔な顔立ちの小柄な美少女、年齢は18歳。

弟子である継子(つぐこ)に、「花の呼吸」の使い手・栗花落(つゆり)カナヲという少女がいます。

同じ女性の柱である恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)との関係は良好で、恋愛相談を受けるほどの仲。

蝶柄の羽織は姉の形見

しのぶの隊服は、ほかの鬼殺隊士と同じく黒い詰め襟(えり)です。

ただし、小柄の彼女に合うサイズがなく、特注でしつらえた衣装だそう。

そしてトレードマークともいえる“蝶”をモチーフにした鮮やかな羽織(はおり)と髪飾り。

この羽織は、かつて「花柱」だった彼女の姉(胡蝶カナエ)が着ていたものです。

姉の死後、形見として羽織るようになり、いつ頃からかこれが胡蝶しのぶのトレードマークとなりました。

しのぶより大柄だった姉の羽織なので、丈が合っておらず全体的に若干大きめなのも芸が細かい。

優しさと毒舌の二面性が魅力


元々しのぶは負けん気が強く、男勝りで白黒はっきりつけるタイプの、今とは真逆の性格でした。

しかし、姉の死後、穏やかで上品な口調のいつも笑顔を浮かべるしのぶへと変貌したのです。

両親を亡くし、2人で鬼殺隊士となってから、しのぶにとって姉カナエの存在はとても大きく、心の支えでした。

生前カナエに「しのぶの笑顔が好き」だと言われた記憶から、姉の大好きな笑顔でいようと誓い、ずっとそうしているのです。

本当は誰よりも大事な家族を殺した鬼を憎み、怒りをあらわにして任務にあたりたい気持ちを押し殺し、笑顔の仮面をかぶりつづけるしのぶ。

たまに昔のしのぶが顔をのぞかせる場面もありますが、無意識に感情が言葉に出てしまい毒舌となっているようです。

彼女の穏やかな表情から出てくる辛辣なワードはあまりにギャップがありすぎて、なんだかコミカルになってます。

そんなしのぶに魅力を感じるファンも多いのだとか。

胡蝶しのぶの印象的な名言

これぞ胡蝶しのぶの本性!ワードのインパクトが強すぎる。

「本当は鬼なんて大っ嫌い!!」なしのぶが放った名言を紹介します。

「とっととくたばれ糞野郎」


童磨との対戦で、あえて食われる捨て身の作戦をとったしのぶが、死後の世界でのちに弟子・カナヲに討ち取られた童磨に向かって放った一言。

死の淵でしのぶに再会した童磨は、しのぶに恋をして「俺と一緒に地獄へ行かない?」と口説きます。

しかし、しのぶから「とっととくたばれ糞野郎」と捨てゼリフを吐かれるというシーンがあるのです。

しのぶが生前ずっと押し殺してきた本音を、思う存分ぶつけた瞬間でした。(死後ですが)

あのかわいい顔から発せられたとはとても思えないセリフですね。

このシーンは原作(漫画)19巻第163話「心あふれる」で登場します。

笑顔に隠された胡蝶しのぶの辛い過去とは

両親を鬼に殺され鬼殺隊に入る

しのぶは幼い頃に両親を鬼に殺されており、3歳年上の姉・カナエとともに「岩柱」悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)に救われました。

そしてこの事件をきっかけに、しのぶとカナエは鬼殺隊への入隊を決意。

両親のかたき討ちと自分たちのような不幸な子どもを減らすため。

彼女たちは様々な試練を乗り越え、鬼殺隊の選別試験に挑むことになります。

姉・カナエの死の真相

鬼殺隊に入り様々な鬼たちと対峙してきたしのぶとカナエ。

しかし童磨と遭遇したことで、姉妹に悲しい別れが訪れます。

当時「花柱」として活躍していたカナエは、ある任務で童磨と対峙。

別格の強さの童磨に対し、力及ばず殺害されてしまいます。

しのぶは姉の最期を看取りますが、死の間際にカナエから「鬼殺隊を辞めなさい」と告げられてます。

姉カナエは、しのぶには普通の女の幸せを手にして生きて欲しいと願ったのです。

悲しみと怒りに震えるしのぶは、たとえ姉の最期の願いでも到底受け入れられません。

「姉さんの仇は必ずとる」と誓い、苛烈な戦いに身を投じていくことになります。

鬼に人生を狂わされた1人の少女が、死と隣り合わせの過酷な道を選ぶには十分な理由。

現在のしのぶの原点です。

【鬼滅の刃】現代に転生!?泣ける胡蝶しのぶ物語


原作最終話では、おまけとしてその後の平和な世界が描かれています。

胡蝶しのぶと姉・カナエの姉妹は、転生し女子高生として登場しています。

現代に転生後のしのぶは女子高生

鬼が滅び、人間に平和な世の中が訪れた結末。

時は流れ、時代は現代の日本。

この時代では、かつての鬼殺隊たちによく似た者たちが生活していて、まるで彼らが現代に生まれ変わり(転生)したかのようです。

そこには戦いの末命を落とした胡蝶姉妹の姿もありました。

しのぶとカナエにそっくりな2人の女子高生が、楽しそうに仲良く歩いています。

過酷な運命をたどったかつての姉妹は、この世界で幸せな人生を送っているという、気持ちが救われるような締めくくりで終わっています。

まとめ:【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの最期がアツい!童磨との死闘の全貌と秘策とは?

胡蝶しのぶのプロフィールや作中での活躍や明かされた過去、そして最後の死亡シーンについてくわしく解説してきました。

最期は命と引き換えに、その身をもって決死の覚悟で姉の仇を討ったしのぶ。

彼女の壮絶な人生は、平和な世を取り戻すきっかけとなる“柱”としてふさわしい最期だったのではないでしょうか?

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