「チェンソーマン」に登場する岸辺(きしべ)は、公安最強のデビルハンターです。
デンジをはじめ、姫野やアキらの師匠でもあり、隊長としてみんなを陰で支える頼もしいリーダーです。
今回はそんな岸部のかっこいいと評判の若い頃や、強さや性格といったプロフィール、また過去のイケメンエピソードについてもまとめていきます!
【チェンソーマン】岸辺の若い頃と過去のイケメンエピソード
このように作中で「こっちは50過ぎてんだぞ」と言っているシーンがあることから、岸辺が中年のベテランデビルハンターだとわかります。
顔に見える無数の傷や雰囲気で、なにか得体のしれない存在感がありますが、言動がどうにもやさぐれたうだつの上がらないただの老輩にしか見えません。
しかし、無精ひげや頬の傷がセクシーで、吉田やアキのようなフレッシュさとは一線を画すダンディな岸辺が、一部のファンに絶大な人気を誇っているようです。
若い頃の岸辺はイケメンでかっこいい
ちなみに作中で描かれ判明していますが、若い頃の岸辺はかなりかっこいいイケメンでした。
原作(8巻末)で若い頃の岸辺が描かれていますが、どことなく民間デビルハンターの吉田ヒロフミによく似た二枚目です。
年齢を重ねるにつれ二枚目の顔に渋さが増し、イケオジにグレードアップ・・・とはなっていませんがw
当時の彼は若さゆえか「狂犬岸辺」と呼ばれていたほど武闘派な一面がある一方、性格はやや軟派な印象を受けるチャラい人物のようでした。
無表情で無骨なまるでつかみどころのない今とくらべると正反対で、おそらく過去に経験したであろう壮絶な修羅場が、彼を変えてしまったのではないでしょうか。
岸辺の過去:クァンシは元相棒で想い人!?
岸辺はかつて中国のデビルハンター・クァンシとバディを組んでいました。
バディを組んだばかりの頃の岸辺は、明るいノリのよさそうな青年でした。
当時からクァンシのことが好きだったようで、彼女を「守ってやるから俺の女になれよ」とたびたび口説いては、痛烈なパンチをもらい一蹴されていたようす。
バディとなって9年目のあるとき、くじけずいつものように口説く岸辺は、彼女の口から女性が恋愛対象だと自覚したと告白されます。
岸辺は「・・・知ってるよ」と。
ただの彼の強がりかそれとも・・・
【チェンソーマン】岸辺のプロフィール(強さや性格)
好きなものは酒、女、そして悪魔を殺すこと。
悪魔が恐れるほどぶっ飛んだやつ、頭のネジが外れたまともでないやつしかデビルハンターはやっていけない。
これが長年デビルハンターをやってきた岸辺の持論です。
“狩る”か“狩られる”か。
作中の描写であるように岸辺は任務中でも常に酒を飲んでいます。
それはネジをゆるめるためなのか、それとも酔うことでただ気持ちを紛らわせているのかはわかりません。
おそらくシラフではやってられないくらい、正常や常識が一切通用しない異常な仕事ということなんでしょう。
無表情で非情にみえるが実は情に厚い仲間想いな岸辺
作中で笑顔の岸辺がみられる場面は一切ありません。
初登場からその表情がゆるむことはなく、ずっと無表情なままでまるで感情が読めません。
吹き出しの彼のセリフでかろうじて「うれしい」「痛い」などの感情が読み取れるくらいで、見た目から冷たい非情な人間のようにも感じます。
では、なぜ彼が情に厚い性格だとわかるのか?
彼が同僚や後輩の身を案じて、言葉をかけるシーンがいくつかあります。
恐怖で悪魔は強くなるし、人としてまともではやっていけない仕事だけど、「己が感情がある人であることは決して忘れるなよ」という経験者としてアドバイスです。
ぶっきらぼうな言い方ですが、厳しくも愛ある的確なアドバイスにも感じられます。
「毎月バディの墓参りに来ている様じゃネジは固いままだぞ」
バディの死を悲しみ墓参りにおとずれる部下の姫野に対し声をかける岸辺。
「お前達みたいのは滅多にいない 素晴らしい 大好きだ」
「獣が狩人の言葉を信用するな」
公安の新人であるデンジやパワーらにデビルハンターとしての心構えを説く岸辺
この仕事はいつ死ぬかわからないつねに死と隣り合わせの過酷なもの。
普通なら恐怖に押しつぶされ、とても他人のことなど気にしてられなくなりそうですが。
平静を装いながらも、彼自身も多くの仲間の死や恐怖を乗り越えてきたことから、彼なりの後輩に向けたやさしさがそこに垣間見えます。
これらから彼が実はだれよりも他人の気持ちを思いやれる、とても情に厚い性格だということがわかりますよね。
また、一時パワーの飼い猫(ニャーコ)を預かった際には、勝手に「ニャンボちゃん」と名付けとてもかわいがり、よくなついていることからも、見た目と違う彼の優しい性格がわかります。
岸辺は公安最強のデビルハンター!?
作中で岸辺が悪魔の能力を使うシーンはありませんが、悪魔の能力をもつデンジやパワーをまるで子供でも相手するかのようにあしらう場面から、かなり高い身体能力や強さがあることが分かります。
自身も「最強のデビルハンター」を自称しているほどです。
さらに、少女とはいえクァンシ率いる4人の魔人たちに対しても、軽々と倒してしまうほど。
とはいえ、人類最強と彼も認めるクァンシとは、善戦しますが高層デパートから投げ落とされてしまいます。
その際、ナイフで落下を弱めたりコベニの愛車がクッションとなったこともありますが、それでも「痛え」とだけ言い起き上がれるほど、人間の身体能力ははるかに超えていることがわかります。(彼の持つ悪魔の能力かもしれませんが)
また、サンタクロースによってデパート内にいたメンバーが地獄に落とされたことからも免れるという強運の持ち主でもあるよう。
「老いには勝てない」とうそぶきながら全盛期とまではいかずともいまだその強さや能力は十分に健在しているようす。
岸辺の契約悪魔は?
クァンシ率いる魔人のひとり・ピンツィの感知能力によると、岸辺の契約悪魔はナイフの悪魔・爪の悪魔・針の悪魔らしい。
第1部では岸辺がそれらの悪魔の能力を用いて本気の戦闘をするシーンがなかったこともあって、どんな能力かくわしくわかっていません。
予想ですが、いずれもなにか強力な武器系のもので攻撃に特化した能力に感じますが今後戦闘シーンで明かされるとうれしいですね。
まとめ
今回はチェンソーマンの岸辺について、かっこいいと評判の過去や強さや性格、若い頃のイケメンエピソードなどまとめてご紹介してみました。
第1部でデンジらを含め主要キャラたちがバタバタと亡くなっていく中で、訓練や戦闘シーンで少しみせた岸辺の能力の真髄がみられることを期待したいですね!