【転スラ】原初の悪魔一覧|能力やリムルとの関係を解説!最強の7人はケンカも災害級!?

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この世に現れた“根源的な恐怖”と称される「原初の悪魔」

言い伝えでは、悪魔族は数千年前に竜種(ドラゴン)の後に生まれた種族とされています。

なかでも最古の悪魔は、原初の七柱(:7人)と呼ばれ、世界に恐怖をもたらす存在として、現代までいくつもの逸話を残しながら自由気ままに生きています。

今回は転スラに登場する個性あふれる7人の悪魔(デーモン)、「原初の悪魔」について能力(強さ)や性格などの特徴を解説します。

*この記事ではネタバレを含む内容がありますので、気になるかたはご注意を!

原初の悪魔とは?

転スラの舞台となる現実世界(基軸世界)に登場する「原初の悪魔」七柱。

原初の悪魔の起源は、この世(基軸世界)と対になる精神世界において、天使が誕生した反動で闇の大聖霊が七つに分かれたことで誕生したとされています。

彼ら悪魔はそれぞれ色(7色)を持っており、上位の悪魔(グレーターデーモン以上)は色によって分類されるようです。

その色とは、「赤・青・黄・緑・紫・白・黒」で、上位の悪魔はこのどれかに分類され組織のようなものを形成しています。

それぞれの組織(のようなもの)のトップに君臨するのが、原初の悪魔となります。

強さの階級|悪魔と魔物のちがい

悪魔は誕生して長い年月を過ごすほど強い力を持つとされます。

強さに応じて細かくランク分けされ、

ランク(弱→強)

下級悪魔(魔物も含)

上位悪魔(グレーターデーモン)

上位魔将(アークデーモン)

悪魔公(デーモンロード/デモンロード)

悪魔王(デビルロード)

このように構成されています。

ちなみに、基軸世界にいる知性をもたない異形の生物は俗に「魔物」と呼ばれますが、これらもくくりとしては魔族になります。

転生した主人公・リムルもスライムなのでくくりとしては魔物になりますが、彼の場合は特異な存在ですね。

魔物は膨大な魔素が漏れ出した魔素溜りから生まれるといわれますが、たまに下級悪魔が依り代(生物など)に憑依することで魔物へと進化するものもいます。

これは精神体である悪魔が、基軸世界では身体が維持できないことが大きな理由のようです。

悪魔たちが基軸世界に顕現する理由は、言うまでもなく危害を加えるためが主ですが、なかにはディアブロのように仕えるべき主に出会いたいという変わり者もいるようです。

また、上位になればなるほど知能が高く魔力操作も自由にできるので、完全に魔力を消して人間社会に紛れることも容易です。

しかも精神体なので、核となる魂が消滅しない限り何度でも再生は可能です。

名付けでさらにパワーアップ?

話を戻しますが、原初の悪魔たちは長年生きた最古の悪魔なので、悪魔族のなかでは最強の力をもつ存在です。

もちろん、人類とは比較にならないほどの強さです。

さらに基軸世界に召喚され名前を与えられると、さらなる進化を遂げ階級が上がるとされています。

作中でいうと、原初の黒(ノワール)はリムルが覚醒魔王進化のためにファルムス王国軍を一掃した際に召喚した悪魔ですが、このとき階級は上位魔将(アークデーモン)でした。

これにはある理由があるのですが、今回は長くなるので割愛します。

原初の黒(ノワール)は、リムルによって“ディアブロ”と名を与えられ、進化して悪魔公(デーモンロード)となり、その後も進化条件を獲得することで悪魔王(デビルロード)へと進化し、本来の力を取り戻します。

のちにディアブロがテンペストに連れてきた原初の紫・黄・白も、リムルによって名を与えられ覚醒し更なる力を得ます。

原初の悪魔のなかでも力の差はあるようで、原初の赤(ルージュ)は最強の存在。

作中では、彼は自身を“ギィ”と名付け、のちに下の名前“クリムゾン”を与えられ、ギィ・クリムゾンとなった彼は悪魔王へと進化したことが描かれています。

アニメでは魔王達の宴(ワルプルギス)で初登場します。

原初の悪魔一覧!7人の悪魔王

それではここから、「原初の悪魔」7人をそれぞれ紹介していきます。

ギィ・クリムゾン/原初の赤(ルージュ)

史上最凶の悪魔ながら、義理人情に厚く性格は至って真面目。

友との約束を数千年以上も守り、世界のバランスを見守り続けてきた実は良識人な一面がある。

能力

『傲慢者(プライド)』・・・ユニークスキル。

権能は「捕食した対象を解析」「対象を永遠に封印」「周囲の人間の精神操作」など。

いくつもの強力なユニークスキルを混ぜ合わせたような能力。

『傲慢之王(ルシファー)』・・・究極能力(アルティメットスキル)。

ユニークスキル『傲慢者(プライド)』から進化した能力。

一度見たスキルや能力(究極能力を含む)をコピーできる。

コピーした能力をカスタマイズ(調節&最適化)もできる。

『深淵之神(ノーデンス)』・・・究極能力(アルティメットスキル)。

『傲慢之王(ルシファー)』が進化した究極能力。

何でも生み出してしまう「万有具現能力」。

『熱龍炎覇(ナパームバースト)』・・・元素魔法

指向性を与えられた灼熱の炎。

魔法で作られていながら酸素を燃焼させている。

ディアブロ/原初の黒(ノワール)

ギィ・クリムゾンに匹敵する実力を持ちながら強さや支配欲もない相当の変わり者で、自由気ままに生きてきたところ、リムルを知ったことで彼に心酔し配下になることを熱望します。

礼節があり知能も高く実力は確かだが、とにかく楽しいこと好きなことにしか興味はない変人気質。

能力

「物理攻撃無効」「状態異常無効」「精神攻撃無効」「自然影響無効」「聖魔攻撃耐性」

『誘惑者(オトスモノ)』・・・ユニークスキル。

「思念支配」「魅了」「誘惑」といった自身に屈服した者の生殺与奪を掌握し、恐怖によって支配する能力。

リムルが獲得していた『心無者(ムジヒナルモノ)』の上位互換。

『大賢人(モトムモノ)』・・・ユニークスキル。

「思考加速」「詠唱破棄」「森羅万象」「法則操作」といったリムルの『大賢者』に似た思考系スキル。

*『誘惑者(オトスモノ)』と『大賢人(モトムモノ)』は後に『誘惑之王(アザゼル)』に統合進化し消滅

『誘惑之王(アザゼル)』・・・究極能力(アルティメットスキル)。

『誘惑者(オトスモノ)』と『大賢人(モトムモノ)』を統合進化させた究極能力。

「思考加速」「万能感知」「魔王覇気」「時空間操作→時空間支配(ミカエル戦後)」
「多次元結界」「森羅万象」「懲罰支配」「魅了支配」「誘惑世界」

『絶望の時間(ディスペアータイム)』

『誘惑者(オトスモノ)』の権能の一つ「誘惑世界」を利用した技。

仮想世界を具現化させ対象者の生死すらも支配する。

『崩壊する世界(エンド・オブ・ワールド)』

「誘惑世界」内に取り込んだ者ごと世界を崩壊させる技。

『終末世界への鎮魂歌(エンド・オブ・ワールド・レクイエム)』

彼の奥義で、世界が崩壊する様を再現して局所破壊を巻き起こすという複合技。

レイン/原初の青(ブルー)

かつてミザリー(原初の緑)と共にギィに戦いを挑んだが敗れた。

そのとき徹底的な敗北を植え付けられ、転生後は勝者に服従するという性質からギィに仕えるようになり、現在はミザリーとともに従者(メイド)として配下になっている。

従者として腕は優秀だが、性格はややわがままで調子のよい一面がありギィも手を焼いている。

好きなものや興味があることには可愛らしい一面をのぞかせる。

のちにディアブロを介してリムルにも懐き、配下たちともふれあいを見せるように。

能力

『偏在(ミスト)』

自身と同等な力を出せる程の完璧な分身(並列存在)を創り出せる。

ミザリー/原初の緑(ヴェール)

かつてレイン(原初の青)と共にギィに戦いを挑んだが敗れた。

彼女も転生を機にギィに仕えるようになり、現在はレインとともに従者(メイド)として配下になっている。

レインと同様に優秀なメイドで、彼女の場合はレインと違い真面目で冷静沈着、ギィへの忠誠心も高い。

レインとは同じ境遇のためか、姉妹のような関係でとにかく甘いシスコン気質。

人間社会では彼女を神と崇める「緑の使徒(ヴェルト)という集団もいる。

能力

レインと同じ実力を持つが、能力は不明。

テスタロッサ/原初の白(ブラン)

ディアブロによってリムルのもとに連れて来られた原初の一柱。

白髪が綺麗な美女で口調も穏やかなどこかの高貴な令嬢といった印象。

しかし実際は、原初のなかでもかなり苛烈な性格で、かつては赤と黒と壮絶な戦いを繰り広げたこともある実力者で、気に障ると容赦ない一面もある。

能力

暗黒魔法,元素魔法

ユニークスキル:「物理攻撃無効」「状態異常無効」「精神攻撃無効」「自然影響無効」「聖魔攻撃耐性」

『死界之王(ベリアル)』・・・究極能力(アルティメットスキル)

効果:「思考加速」「万能感知」「魔王覇気」「時空間操作」
「多次元結界」「森羅万象」「生命支配」「死後世界」

実際の技名は不明だが、戦闘力は原初の間でもディアブロと並んで危険視されていたことから、実力は折り紙つき。

なかでも特に精密な魔力操作と戦術センスには定評がある。

これによって自身の10倍のエネルギー量を持つ恐るべき相手とも、互角に渡り合う事が可能。

ディアブロが心酔し仕えている主人(リムル)に興味を抱き、つまらない相手なら殺してしまおうと付いてきた。

ところがリムルの人格や能力がいたく気に入り、ディアブロ同様リムルに忠誠を誓うことに。

テンペストにおいては、秘書としてかなり有能で頭もキレるため外交武官を任されている。

デキる大人の女性といった感じで、リムル自身もやや扱いに戸惑っている。

ウルティマ/原初の紫(ヴィオレ)

ディアブロによってリムルのもとに連れて来られた原初の一柱。

紫の髪をサイドで結び一人称が「ボク」の、元気な幼い少女という印象のウルティマ。

しかし、かわいらしい笑顔の裏に隠した本性は、さすが悪魔というべきか残忍で冷酷な素顔をもっている。

ほとんど二重人格かとも思えるほど、相手の苦しみもだえる姿を見るのがなにより大好きというヤバイ人物。

能力

暗黒魔法、元素魔法

ユニークスキル:「物理攻撃無効」「状態異常無効」「精神攻撃無効」「自然影響無効」「聖魔攻撃耐性」

『死毒之王(サマエル)』・・・究極能力(アルティメットスキル)

あらゆる生命体の弱点を見抜き、適した「毒」を生成する能力。

効果:「思考加速」「万能感知」「魔王覇気」「時空間操作」
「多次元結界」「弱点看破」「死毒精製」「生命根絶」

相手は想像を絶する毒に苦しみながら死ぬしかない極めて危険な能力。

『呪怨狂滅罪』

対象の魂を汚染し、苦しみを与え続ける猛毒。相手によっては1000年もの間苦しみ続ける

『死毒崩拳』

爪にスキルで生成した猛毒を纏わせて放ち、敵を穿つ。

究極能力とダムラダから得た拳闘技術を合わせて生み出した、ウルティマの必殺技。

テスタロッサと同じく、ディアブロが心酔したリムルに興味を抱き、一緒にやってきた。

テンペストにおいては、巨悪捜査の検察庁の検事総長兼情報武官を任されている。

カレラ/原初の黄(ジョーヌ)

ディアブロによってリムルのもとに連れて来られた原初の一柱。

ブロンド(金髪)と青い瞳を持つ少女で、かなり偉そうな態度とはっきりした物言いが印象のカレラ。

テンペストに来るまでの彼女は、とにかく自由奔放に暴れることが大好きで、配下から「ブレーキの付いてない暴走車」と危険人物扱いされていたほどでした。

しかし、リムルに会ってからは多少大人しく丁寧な言動を心掛けてはいるようですが、ディアブロからすればリムルへの言葉遣いや態度は、まったく気に入らないようでいつもイライラしています。

能力

暗黒魔法、元素魔法

ユニークスキル:「物理攻撃無効」「状態異常無効」「精神攻撃無効」「自然影響無効」「聖魔攻撃耐性」

『死滅之王(アバドン)』・・・究極能力(アルティメットスキル)

パワー重視の攻撃力に特化したスキル。

効果:「思考加速」「万能感知」「魔王覇気」「時空間操作」「多次元結界」「限界突破」「次元破断」

『重力崩壊(グラビティーコラプス)』

重力崩壊力場に奈落の底の物質を放り込み、極大エネルギーの奔流を発生させる魔法。

最大最強の威力を誇る核撃魔法。

漆黒の炎、黒炎核(アビスコア)を圧縮して人工ブラックホールを生み出す。

『終末崩縮消滅波(アビスアナイアレーション)』

「重力崩壊(グラビティーコラプス)」を凌駕する究極の魔法とされているが、扱いが難しく彼ら自身も成功した試しがない。

リムルにも連れてこられた当初は正面から喧嘩をふっかけるつもりでいたよう。

このとおり、本質は周囲の迷惑もかまわず気のままに全力を出す傍迷惑なタイプという悪魔にふさわしい性格だが、与えられた仕事に関しては真面目にあたっている。

裁きが公平と言う事から、物事を公平に裁く司法府最高裁判所長官となる。

ウルティマとは役職柄ぶつかることが多く、まわりは迷惑でしかない災害級のケンカをしてリムルを呆れさせている。

まとめ:【転スラ】原初の悪魔一覧|能力やリムルとの関係を解説!最強の7人はケンカも災害級!?

今回は転スラに登場する厄災といわれる7人の「原初の悪魔」についてそれぞれの能力やリムルとの関係などくわしく解説してみました。

赤・青・黄・緑・紫・白・黒の最強の個性豊かな悪魔たち。

どの悪魔も魔王級の強さを持つ存在ですが、物語が進むにつれ、まるで運命かのように皆がリムルと深い結びつきをもつ関係となっていきます。

最終的にどうなっていくのか、結末が楽しみで仕方ありません♪

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