ほんと、最近のレトルトカレーっておいしいですよね~。忙しい時に料理を作るのが面倒な時など便利でついつい使っちゃう。
でもあんまり頻繁に食べてると・・・なんだか物足りない。
こんな方はいませんか?
「時短でレトルトカレーも美味しいんだけど、たまには汗が止まらないくらい辛くて本格的なカレーが食べたい!」
そこで今回ご紹介するのが、ちょっと一工夫のあとから調味料を使って辛さをカンタンに調節する方法!
辛さ調整用のスパイスで辛みをプラスすると、あら不思議!レトルトカレーも本場インドのスパイスカレーに大変身!?ナマステ~
とっても美味しくなるんです。
どこの家庭にもある調味料やちょっと本格的なスパイス、市販の激辛ソースなどを使って、カレーを自分好みに辛くする方法をご紹介します♪
もくじ
レトルトカレーを辛くする方法 初級(身近な調味料で味変化)
まずは家庭によくある調味料で辛さを調整することができます!
和・洋・中どんな料理にも使える香辛料を使って自分好みに辛さを変えてみましょう。
『黒胡椒(くろこしょう)』
黒胡椒は、ブラックペッパーとも呼ばれる調味料。お肉料理などでよく使われますよね。
黒胡椒は、完熟していないコショウの実を天日乾燥させたもの。同じく白胡椒のほうは熟した実の皮を剥いて乾燥させたものです。
もともと胡椒の実は未熟なほうが辛み成分は強いので、黒胡椒のほうが辛みは強いんです。
胡椒は加熱することで香りや辛みは飛ぶので、料理の仕上げに加えるか、食べる直前に振りかけるのがベストです。
カレーに振りかけると、ピリッとスパイシーで爽やかな辛みが加わりますよ。
粉末タイプや粗挽きタイプなど色々売られていますが、粒タイプのものがおすすめです。使う直前にペッパーミルで挽いて使えば、刺激的な辛みとあわせて香りも楽しめます。
『一味唐辛子(いちみとうがらし)』
一味唐辛子は唐辛子の実を乾燥させて粉末状にしたものです。
市販のカレールーにも含まれる調味料なので、カレーに辛みをプラスしたい時に使うにはぴったりの調味料。
カレーの風味を壊さずに、辛みを自由に調整できます。
『七味唐辛子(しちみとうがらし)』
一味唐辛子と似ていますが、唐辛子をはじめ、山椒や黒胡椒、麻の実、陳皮など、7種類の香辛料をブレンドさせた七味唐辛子。
いわゆるミックススパイスです。
7種類にどんなスパイスを選ぶかについては厳密な定義はないらしく、メーカーによって白胡麻、青のり、生姜など様々なスパイスが使われることもあります。
こちらもベースとなるのが唐辛子なので、カレーとの相性はいいですね。
『ジンジャー(生姜)』
爽やかな香りと独特の辛みがあり、体を温める効果や発汗作用も期待できることでも有名な人気の生姜。
粉末状になったジンジャーパウダーがあると、カレーに振りかけて辛みを追加できて便利です。
生の生姜をすりおろしたり、みじん切りやせん切りなどにしたりして、カレーにトッピングしても味にアクセントになっていいですね。
『辣油(ラー油)』
中華料理によく使われる調味料です。餃子のタレにピリッと刺激を与えてくれるラー油。
カレーに加えると、唐辛子と同様の辛さをプラスできます。ゴマ油の風味が加わってカレーの風味も変わるので、味に変化を付けたいときにも試してみるといいかもしれませんね。
『タバスコ』
世界各国で愛される”ホットソース”の定番製品。ピザやパスタにかけるイメージが強いタバスコですが、カレーを辛くすることもできます。
緑色のハラペーニョソース、その5倍の辛さがある赤色のペッパーソース、激辛のハバネロソースなど辛さに段階があり、それぞれ商品がラインナップされています。
タバスコは、米国・マキルヘニー社が製造販売しているホットソースの商品名で、「タバスコペッパー」という超激辛唐辛子に岩塩やビネガーを足し3年ほど寝かせることで発酵熟成させ辛さを調整させたものです。
カレーに足すと激辛カレーにもなります。挑戦したい方はどうぞ。
『豆板醤(トウバンジャン)』
正式には豆板辣醤(トウバンラージャン)。
豆板醤は原料となるソラマメを塩漬け発酵させ、赤唐辛子、麹、ごま油などを混ぜ熟成させた味噌のような発酵調味料。
中華(特に四川料理)に欠かせない発酵調味料です。
ピリッとした辛みがあり、強い辛みと共に塩分が高いのも特徴です。麻婆豆腐などに入っているのでおなじみですね。
カレーに加えると、辛みとあわせて味噌のコクも増し、カレーに深みが出ます。
『コチュジャン』
コチュジャンは唐辛子味噌とも呼ばれる韓国発祥の発酵調味料。
製造工程は豆板醤に近いが、主原料は米麹や唐辛子。地域によっては大豆や麦など特性がある。
近年、韓流ブームにのって韓国料理もだいぶ普及していますが、国内で出回っているコチュジャンは日本人向きにかなり甘めに作られているので、カレーに混ぜるとまろやかな辛さになります。
レトルトカレーを辛くする方法 中級(本格的にこだわったスパイスで味変化)
家庭にある身近な調味料でも充分に辛く出来るのですが、「どうせならもっと本格的にインド風に変えてみたい!」という方におすすめしたいスパイスをご紹介します。
本格的なスパイスですが、どれもスーパーマーケットなどで割と手に入りやすいものばかりです。
『チリパウダー』
チリパウダーは日本で言う七味唐辛子のようなミックススパイスの一種。
チリペッパー、クミン、オレガノ、パプリカ、ガーリックパウダーなどがブレンドされています。
スペイン料理などでよく使われる人気のスパイスです。
チリパウダーを加えれば、辛みはもちろん深みのある美味しさに変わります。
『カイエンペッパー』
カイエン種と呼ばれる赤唐辛子の実を使用。辛さを表す数値(スコヴィル値で50,000)で激辛の部類に入る。
その実を完熟させて乾燥させ粉末状にしたスパイスです。
色鮮やかな赤色で、独自の辛みと風味を持つもので、分かりやすく言うと「強烈な辛さの一味唐辛子」です。
「カイエンヌペッパー」とも呼ばれます。
味を変えずに辛さだけ増やしたい方はどうぞ。
レトルトカレーを辛くする方法 上級(もっと辛く!激辛カレーに味変化)
「並みの辛さでは物足りない。もっともっと辛いカレーが食べたい!」という方には、さらにカレーを辛くする方法があります。
「普通に辛いカレー」も「激辛カレー」に変身させる便利なソースがあります。
ただし食べ方には要注意です!
リミッター振りきって、ただ”辛さの渦”に溺れたい人はどうぞ。
最近、バラエティ番組等でも紹介されるほど人気のソースもありますよ♪
『デスソース』
名前が怖いですが、その名の通り「死者が出るほど激辛」であることから名前が付いたというほど、強烈な辛さにできるソース。
体に害はありませんが、ほんの1滴でも凄まじい辛さが口の中に広がります!
ガードナー・リソーシーズ社(米)製で激辛ファンのために作られたホットソースです。
日本では、ドンキ、カルディコーヒーファームなどの輸入食材店や、ネット通販でも購入が可能です。
種類も辛さに合わせて数種類がラインナップされているよう。
主原料には唐辛子が使われているようですが、詳しい配合は不明だそうです。
カレーにかけるときはくれぐれも用心して慎重に使うことをおすすめします。
『カレープラス 鮮烈 バリ辛ブレンド』
激辛唐辛子「ハバネロ」以上に強烈なカプサイシンを含み、世界一辛い唐辛子とも称される「ブート・ジョロキア」。
そのジョロキアを使った「辛み」に特化したスパイスミックス。
激辛カレーファンのために日本のS&B社から発売されています。
その名も「カレープラス 鮮烈 バリ辛ブレンド」。
ジョロキアを使用し、まさにスパイスの鮮烈な辛みがカレーの美味しさを一層引き立たせます。
普通のレトルトカレーもこれを振るだけで行列のできる激辛店のカレーに大変身!!
メーカー推奨は、カレー1皿に8振り程度(約0.3g)で中辛がバリ辛の辛さに、との事。
辛さになれていない方は、次の日のおトイレに要注意です!!
レトルトカレーを辛くする方法 まとめ
今回は『レトルトカレーを辛くする方法 辛さを自分好みにアレンジ♪』ということで、レトルトカレーにひと手間加えて辛さと味を自分好みに変える方法をご紹介しました。
巷の激辛ブームも相まって、まだまだ紹介しきれないほど各社からいろいろなスパイスや調味料が販売されています。
いろいろと試してみると、カレーの楽しみがまた広がりそうですよね♪
みなさんにとって何かの参考になれば幸いです。