2021年12月18日、神田沙也加さんが滞在先のホテルから転落し、35歳という若さで命を絶ちました。
その際、部屋には2通の遺書が残されていたといいます。
1通は事務所宛て、もう1通は交際されていたとされる前山剛久さんへ宛てたもの。
今年10月頃から真剣交際をスタートさせたものの、12月に入り関係がおかしくなっていたようです。
そんな彼に宛てた最後の手紙。
いったいどんな内容だったのでしょうか?
そこで今回は、文春記事をもとに最悪の結末に至った原因と思われる2人の関係についてまとめました。
もくじ
残された前山剛久宛ての遺書
神田沙也加さんの宿泊していたホテルの部屋には2通の封筒が残されていたといいます。
1通は事務所宛て、そしてもう1通は交際相手「前山剛久」さんに宛てたものでした。
最期に沙也加さんが彼に宛てて数枚の便せんに綴った言葉は、以下のような文だったそうです。
《女性にあんまり強い言葉は使っちゃダメだよ。一緒に勝どきに住みたかった。2人で仲良く、子供を産んで育てたかったです。ただ心から愛してるよ》
引用元:文春オンライン
そのほかにも、
・自分が理想の女性になれなかったお詫び
・夢見た未来がもう叶わない現実への無念や悲しみ
などが綴られていたのだとか。
「男性が別の女性に心変わりしてしまった」というのは、
神田さんと前山さんは結婚直前まで言っていたにもかかわらず、前山さんが以前付き合っていた元カノとヨリを戻そうとした事を指しています。
結婚秒読みだった神田沙也加と前山剛久の関係に亀裂と元カノの存在
くわしく見ていきます。
2人のなれそめは?
まず、神田沙也加さんと前山剛久さんは、2021年10月に交際をスタートさせています。
2人が出会ったのは、初共演した2020年8月ミュージカル『王家の紋章』です。
役柄も恋人関係という設定だったこともあり、公演中にお互い距離を縮めていったようす。
その公演後、2人はすぐにお付き合いを始めたようです。
「沙也加さんは、前山にブレスレットやヘアピンを贈るなど『王家の紋章』の出演中からアプローチをしていました。その後、沙也加さんが告白する形で交際が始まった。
前山も、可愛い上に情熱的な人柄の彼女に惹かれたそうです。
沙也加さんも三十五歳。最初から結婚を前提とした交際でした。」(前山の友人)
引用元:文春オンライン
つまりは、神田沙也加さんのほうが前山剛久さんに惚れたことがきっかけのようですね。
「最初から結婚を前提とした」とのことで2人とも将来を見据えて親密になっていったとも。
「沙也加さんは最近も心療内科に通院し、精神安定剤を服用していました。感情の浮き沈みが激しく、ある時、彼女にバッグを隠され、前山がボイストレーニングに行けなかったことがあった。
それでも『頑張って薬を減らしていこう』と提案し、そのための計画表も作っていました」(同前)
引用元:文春オンライン
生い立ちもあるでしょうが、沙也加さんは普段から精神的に不安定だったようで、前山さんが献身的にサポートしていたようです。
また、お2人は同棲も視野に入れていて、勝どきの物件を内見していたことも分かっています。
調べでは今年12月初めには神田さんの名義で契約することにして、審査も通っていたそうです。
しかし、あとは本契約だけとなった12月中旬、突然前山さんのほうから同棲を白紙にしたいと切り出したそうなのです。
前山剛久の元カノ・アイドルA子の存在
「沙也加は前山さんとアイドル・A子さんとの”関係”に深く悩んでいました。前山さんが長く付き合っていた年下の元カノです」(前出・沙也加の親友)
引用元:文春オンライン
前山さんは元カノでアイドルのA子さんと一時期、同棲生活を送っていたそうです。
しかし、2021年夏頃、前山さんはA子さんに対し、
「他に好きな人ができた」
と一方的に別れを告げ、破局に至ったそう。
以降は「完全に分かれた」と沙也加さんに言っていたそうですが・・・。
ところが実際は、沙也加さんと付き合い始めてからも、前山さんはたびたびA子さんにLINEを送り、関係を続けていたことが発覚したのです。
しかも、
「A子の方が良かった」
というLINEのやりとりもあったそう。
それに気付いた沙也加さんは、その年の12月4日、前山さんに誓約書を書かせることになります。
誓約書には下のような内容が記されていたと言います。
・沙也加さんを傷つけた場合には全快するまでのメンタルケアを担う
・子どもが生まれた場合、父親としての責任を離婚せず果たすことを誓います
前山さんは沙也加さんの求めに応じ、署名と押印をしたそうです。
これが前山剛久の本性?A子とのLINE会話
誓約書によって沙也加さんの気持ちも一旦は落ち着いたかに思えましたが、その約1週間後に前山さんは約束を破ってしまうのです。
前山さんは誓約書を交わしたにもかかわらず、A子さんにLINEを送っていたのです。
しかも内容がまるで二枚舌?と
前山:「なんとか別れたよ!笑」
A子:「すご笑」
前山:「めっちゃ大変だった!笑 今度話聞いてもらっても良い?」
前山:「いつ時間あるー?」
およそ事実とかけ離れた、誠実さの欠片もない目を疑うような彼の発言ですが、A子さんに対し沙也加さんときちんと「別れ話」をつけたという意味の発言と、そのことを口実に会いたいと誘っているような内容。
その後、なぜかこのLINEの会話内容を沙也加さんが発見し、非常にショックを受けた彼女は前山さんの所属する事務所の社長に「話がある」と連絡を入れたのです!
社長いわく、いち所属タレントのプライベートなのでその場は穏便にことを済ませたそうですが、後に前山さんの耳に入ることとなり事態は悪化。
「前山はこの後、沙也加さんに『俺たちのことで会社を巻き込むなんておかしいよ』と諭していました。その時は彼女も納得して、『さすがにやり過ぎた』と反省していたそうです。」(前出・前山の友人)
引用元:文春オンライン
沙也加さんの肩を持つわけではないですが、「どの口で言ってんだ!」と呆れてしまいます。
「お前なんか、母親と一緒だ」沙也加を罵倒!?
関係が悪化した2人はたびたび大げんかをくり返すようになったといいます。
「お前なんか、(恋愛でメディアを騒がす)母親と一緒だ!」
と沙也加さんを罵倒することもあったとか。
徐々に精神状態が不安定になっていく沙也加さんを見かねた(沙也加さんの)マネージャーが、共演者でもある2人を取り持つべく、なんどか食事の場をセッティングしていたよう。
そんな関係の2人でしたが、新しい舞台の仕事でふたたび共演することとなったのが、今回沙也加さんが主演で立ちはずだった『マイ・フェア・レディ』だったのです。
度重なる悲劇が神田沙也加を襲う?最悪の結末
12月16日、2人は次の公演の開催地・札幌に訪れます。
ところが到着後、沙也加さんは日頃服用していた精神安定剤を忘れたことに気付き、ひどく動揺してしまいます。
主演舞台ということで、かなりナーバスな心境になっていたと思われる沙也加さん。
さらに追い打ちをかけるような厳しい事実が発覚します。
沙也加さんは以前からのどの調子が悪く、出発前に検査していたというのです。
その結果が、札幌に到着後に判明。
「手術をしなければ非常にまずい」状態
舞台女優にとって声は生命線。
声を無くすということは女優にとって終了を意味し、いわば最終宣告されたようなもの。
憶測ですが、そこで一気に沙也加さんの精神バランスは崩れたのではないでしょうか。
彼女の生い立ちは非常に複雑です。
望んでいなかった家庭環境や偉大過ぎる母との確執、常に孤独と戦いながら愛情にことさら飢えていたことは明白。
恋愛や結婚を繰り返しながら、今度こそはと唯一心を許していた前山さんとの関係も、もはや風前の灯火。
自暴自棄になるには十分な条件が不幸にも揃ってしまった。
もう少し、救いの手が早く差し出されていたらと思うと本当に悔やまれます。
ところで、先に出てきた前山さんの元カノ・A子さんの存在が気になりますが。
前山剛久の元カノ(彼女)・アイドルのA子って誰?
気になるのは前山さんの元カノであるA子さんの存在。
形としては三角関係の1人。
文春さんの記事の情報が確かならば、彼女も沙也加さんの存在や前山さんとの関係も少なからず知っていたはず。
記事の内容では、自分の彼氏を沙也加さんに獲られたという構図になります。
恨みや取り返すといった気持ちがあったのかどうか?
また、元アイドルではなく「アイドル」と書いていることから、現役で活動しているアイドルということなのでしょう。
しかしながら、ネットや情報サイトをいくら検索してもA子さんに関する記事は一切出てきません。
暴露スクープの筆頭の文春さんですら(ほんとは分かってる?)A子さんに関しては一切触れていません。
かろうじて、
・前山剛久(30)より年下
・以前、前山さんと同棲をしていた(2021年夏頃まで)
ということくらい。
ひょっとしてバックが大きな事務所なのか?情報統制が取れているのか?
A子さんていったい誰なのか?
気になるところではありますね。
まとめ
今回は、文春記事をもとに最悪の結末に至った原因と思われる2人の関係についてまとめました。
浮かび上がってきた三角関係のもつれと神田沙也加さんの命を絶つことで幕引きとした危うい精神状態。
そして、誓約書まで交わし生涯のパートナーとして約束していた前山さんの本当の気持ちとは。
また、いまだ明かされていないA子さんの存在。
今さら理由を知ったところで、沙也加さんが亡くなった事実は変わりませんが、
くり返すも自分で人生の幕を下ろす手段をとってしまった彼女が悔やまれてなりません。
今後、新たな情報が分かり次第追記していきます。