今回は二次選考通過者のひとり、士道龍聖について作中でみられる活躍シーンをもとに性格や能力(技)など解説します!
あわせて、士道ワールド全開の名言や実はいいヤツなのでは?についても紹介します。
*この記事ではネタバレを含む内容がありますのでご注意を
【ブルーロック】士道龍聖がかっこいい!正体(何者)は?
部分的にピンクで全体的に逆立った明るい髪と触角のように垂れた前髪、そして褐色の肌が特徴の士道龍聖。
いかにもクセがありそうで不穏な空気をかもす雰囲気がまるでスポーツマンらしくない。(偏見?)
言葉遣いも粗暴でアウトローな印象しか受けないが、しかも立派な高校生。
キャラ立ちはバツグンでかっこいい♪
その正体は、ブルーロックにおいて潔や糸師凛のいた伍号棟とは別棟の最多得点王!
初登場は、二次選考を突破した最後のチームのひとりとして、姿をあらわしました。
士道龍聖の性格がヤバい!まるで野生児!?
見た目のとおり、ブルーロック参加者の中でも目に余るほど乱暴、というか凶暴な性格で、気に入らなければ誰かれかまわず暴力を振るう粗暴な士道。
つねに攻撃的で悪態をつき、オレ様最高!!を地でいく無頼漢(ぶらいかん)。
正直かなりヤバい奴です。
しかし、根っからのサッカー馬鹿で、彼いわく「生命活動」だとも言い切るほどサッカーに向き合う姿勢はまじめ。
士道のサッカーにおけるプレーは本能型で、自分自身でゴールを決めることこそが存在意義かのような、むきだしの唯我独尊スタイル。
キング馬狼照英にもどこか同じ匂いがしますが、士道とくらべるとなぜか馬狼が真っ当に思えるほど・・・
まさに粗削りながら士道流の豪快なプレースタイルで、ピッチではまるで野生のオオカミが走り回っているかのよう。
行く手を阻むものはすべて食い殺す勢いすらあります。
おそらく味方でも彼とプレーで連携を取るのはなかなか簡単ではないでしょうw
士道語録!独特な表現はアートの世界!?
さきほどのとおり、士道は自身のサッカーを、「生命活動」だと表現しています。
“生きがい”とはまたちょっとちがうニュアンスのようですが、サッカーで本能を爆発させることが、自分の生きる目的だとでも言いたいのでしょうか?
ほかにも、フィールドを「キャンバス」になぞらえ、ゴールは「受精」の瞬間だと言い、自分や他人の人生を「物語」と呼ぶなど、ややファンタジーの世界の住人っぽい考えもあったり。
独特な考えや価値観を持ちながら、そのくせ「自分ほどサッカーを正々堂々愛する男はいない」と豪語するなど、まじめなのかふざけてるのかちょっと意味不明なところも。
ただはっきりわかるのは、士道のサッカーを愛するとは、チームのためにとか、勝利を掴むためだとかいう思いは、これっぽっちもないのが逆に潔い!
「なんでサッカーなの!?格闘技のほうがむいてるんじゃ?」という思いもしなくはないですが・・・
まあ人によって好き好きでしょうw
ついでに、作中で数々の士道ワールドな名言を生み出しているので、「これは!」なセリフをいくつかご紹介します。
おまえ中二か!?意味不なセリフがかっこいい!
士道ワールド全開!!な名言をあげてみます。
士道の名言①:『俺の爆発に 着火(つ)いてこれない人間(ヤツ)は死ね』
1stステージを通過後、2ndステージでイガグリ(五十嵐栗夢)、ほか選手1名とチームを組んで、3rdステージに挑戦した場面での発言。
試合中、士道が「俺の心が爆発しなかったから。」と言う理由で対戦相手の選手をボコボコにした事で、レッドカードで退場になります。結果、試合に敗れ2ndステージ逆戻りに。
その後も至るところで暴力沙汰を起こし、味方のイガグリにも容赦なく暴力を振るったところを國神が止め、その場の流れで國神・御影チームと対戦することに。
士道の名言②:『自分を壊せない人間に爆発は起こせない』
二次選考3rdステージでにおいて、國神・御影チームと対戦後、國神を下した際の発言。
あまりに抽象的な発言ですが、まあ真理を突いた名言といっていいでしょう。
自分の殻を破るために、いったん常識や固定概念を取り払いまっさらで考えることができなければ、必要な“なにか”に気付くことはできないといった意味でしょうか。
表現はともかく、なかなかかっこいい名言です。「清濁併せのむ」と近いのかな?
のちにこの言葉が國神に進化をもたらすきっかけとなります!
士道の名言③:『俺のサッカー細胞が炸裂(スパーク)しろと肉躍る(おどる)』
U-20日本代表メンバーとしてブルーロック選抜と対戦した際の発言。
士道は糸師冴のサポートで“FLOW状態”に突入し、劇的ゴールを演出しました。
集中状態の士道は、得意のペナルティエリア外にもかかわらず、ノールックからの背面オーバーヘッドシュート、その名も大爆発直下蹴弾(ビッグバン・ドライヴ)でゴールを決めます。
この名言とともに放ったシュートシーンは、士道のかっこいい名場面のひとつです。
士道の名言④:『俺をまだ知らない 世界の人間共に告ぐ 俺のゴールを 士道の遺伝子を 孕め(はらめ)!!』
さきほどの劇的ゴールシーンを観客に見せつけた後、士道は「主役は俺だ!」とばかりに言い放ちます。
会場は歓声で沸き上がり、注目を一身に浴びる士道。
ちなみに「孕め!!」というのは、彼はゴールを「受精」と表現していることから、生殖行為と捉えているようです。
【ブルーロック】士道龍聖って本当はいいやつ!?
暴力行為はいったん置いといて、先ほど紹介した性格の面でいえば「わがまま」というよりも、むしろ「自己主張が人より強い」と言ったほうが正しいかもしれません。
まさに本能のままといった性格で、好き嫌いが明確で、感情に従順で裏表がない。
ある意味、純粋とも言えます。
作中にでてきますが、三次選考で潔や凛らと組んだ試合終盤、出されたパスに誰よりも早い反応を見せゴールを奪った潔を、「好きになりそうだお前の爆発」と純粋に称賛を送り、潔のこのプレーをNo.1だと認める発言をする場面もあります。
今までの言動から、皮肉とも受け取れなくもないですが、決してオレ様至上!でもなく認めるとこは認める。
0か100かの、ほんと極端すぎるほど感情に正直な人間なのでしょう。
だからといって、手(足も)を出すのはスポーツマンシップにあるまじき行為でいただけないですがね!
案の定、痛い目にもあっています。
レクターかよっ!
【ブルーロック】士道龍聖の能力は本物 ブルーロック実力No.2!?
士道龍聖の三次選考までのプレーは、絵心からブルーロックNo.2だと評価を受けています。
もちろん、No.1は今のところ糸師凛ですが、この2人が絵心の考える「世界一のストライカー」の素質をもっとも持っているようです。
では、士道龍聖の能力についてくわしく解説してみます。
強さの実力武器は『超空間感覚』とヤバい身体能力
士道のもつ武器のひとつともいえる能力が、「超空間感覚」です。
超空間感覚とは、認識した空間を瞬時に把握する力とも言え、いわゆる潔のメタ・ビジョンのようなものに近い能力です。
士道は眼で見なくとも認識した空間を360度感覚で感じることができるようです。
つまり、体中に眼があるようなもの。
たとえばペナルティーエリア内であれば、背中越しであってもピンポイントでゴールを狙えるほどなのです。
また、驚異の身体能力(フィジカル)も彼の武器です。
三次選考でみせた高精度のノールックシュートも「超空間感覚」とこの身体能力が備わってはじめて可能になる最強のスキルといえます。
この2つの能力をもって、士道は糸師凛と肩を並べるほどの異次元のプレーをいくつも生み出しているのです。
なるほど絵心の言うとおり、サッカーセンスはいわずもがなですが、テクニックもパワーもすでにストライカーとしての素質は十分のようです。
さらに、のちのU-20日本代表戦では新たな覚醒、FLOW状態に達しさらなる進化を見せつけます。
FLOW状態で無敵に!
絵心がマッチメイクした現役のU-20日本代表との対戦。
士道はなんとブルーロック選抜メンバーではなく、U-20日本代表のサブメンバーとしてピッチに立ちます!
この試合で、後半1点ビハインドのなか、途中交代で士道が出場。
エースの糸師冴の絶妙なアシストの応酬で、FLOWに覚醒し、最高のゴールを決めます。
FLOW状態ってなに?
FLOW状態とは、かんたんにいうと集中を極めたとき起こる精神のトリップ状態。
よくアスリートが「ゾーンに入る」という表現をするアレです。
他作品で申し訳ないですが、精神と時の部屋に入った孫悟空がスーパーサイヤ人になる、みたいな・・・
士道はこのとき糸師冴にうながされて覚醒に目覚めたのですが、その後の士道は糸師冴に対しは心を開き、絶対的な信頼を置くようになります。
LINE交換をしつこくねだるなど、士道は意外なかわいい一面を見せますw
まとめ:【ブルーロック】士道龍聖がかっこいい!性格ヤバいけどイイ奴!?エゴい名言や能力を解説!
今回は二次選考通過者のひとり、士道龍聖について作中でみられる活躍シーンをもとに性格や能力(技)など解説しました。
また、士道ワールド全開のかっこいい名言や実はいいヤツなのでは?についての考察もご紹介してみました。
キャラとしてはヒールなポジションながら、実力は十分、本能型の破天荒キャラで引き出しも多そう♪
三次選考以降から本格的な活躍が始まる士道龍聖。
まだまだ彼の魅力はありそうですね。
これからの活躍に期待!