週刊少年ジャンプで人気連載中のブラッククローバー。
物語の舞台となるクローバー王国の精鋭部隊、主人公(アスタ)ら魔導士達が所属する、魔法帝直轄の9つの魔導士集団「魔法騎士団」。
今回は9つからなる魔法騎士団のそれぞれの団について、シンボルマーク(紋章)や特徴、そして統括する団長を紹介していきます。
もくじ
「魔法騎士団」とは?
「魔法騎士団」とは、クローバー王国の平和を守る軍事部隊として構成された、魔法帝をトップとする魔法戦闘に特化した魔導士軍団です。
さらに魔法騎士団は、9つの団から編成されていて、各団にそれぞれ団員(*魔導士)を統率する団長が任命されています。
それぞれの団は魔法帝から任務が与えられ、功績を上げれば「星」が授与されます。
その星の数で団の序列(順位)が決められるため、団は日々鍛錬を積み、より難易度の高い任務をこなします。
ランキングで競い合わせることで軍として統制が図られているようです。
*魔導士とは?
クローバー王国では、魔力(マナ)のある子供は15歳になると、魔導書(グリモワール)が授与され、それを持つ者は魔導士と呼ばれます。
また、希望する者は魔法騎士団員になるべく入団選抜試験を受ける資格が得られます。
魔力を有する者や国民にとっては、魔法騎士団は国家の平和を守る英雄として称賛され、誇りとされる存在なのです。
そんなクローバー王国の9つの魔法騎士団とはいったいどんな部隊なのでしょうか?
各団のプロフィールをご紹介していきますのでご覧ください。
【クローバー王国 魔法騎士団一覧】
黒の暴牛(くろのぼうぎゅう)団
黒の暴牛団は、牛をシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは黒色。
この物語の中心となる騎士団ですが、王国騎士団のなかで最も星の獲得数が少ない、万年弱小の問題騎士団。
団長:ヤミ・スケヒロ
くわえたばこで粗暴な団長のヤミは、闇魔法を得意とする大魔法士で、破格の強さをもっていますが、異邦人ながら魔法帝に認められた特殊な魔力をもつ謎の人物。
口癖は「限界を超える」
黒の暴牛は、団長はじめ、荒くれものやならずものといった問題児の集まりで、みな個性的ではあるものの、軍としての士気はさほど高くない。
功績どころか失態ばかりで、そのため他の騎士団からは史上最低と軽んじられていました。
金色の夜明け(こんじきのよあけ)団
金色の夜明け団は、太陽をシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは金色。
星の獲得数は常に最多で、魔法騎士団の中で最強集団と目されています。
団長:ウィリアム・ヴァンジャンス
仮面をかぶった団長のヴァンジャンスは、植物魔法を得意とする大魔法士で、破格の強さをもっていますが、色々と謎の多い人物。
従来、金色の夜明け団には貴族出身の有能なエリート魔導士がそろっていたため、団員達もみなプライドが高く実力もあったため、他の団に対し若干見下すようなきらいもあるよう。
ただし、ユノ(主人公・アスタの幼馴染)は下民出身ながら並外れた才能(魔力)があり、特別と言われる四葉のクローバーの入った魔導書(グリモワール)を持っていたことから、全団からスカウトされるほどでしたが、金色の夜明けを逆指名し入団が認められました。
銀翼の大鷲(ぎんよくのおおわし)団
銀翼の大鷲団は、鷲をシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは銀色。
金色の夜明け団に次いで、常に星の獲得数で上位に組みする強い魔法騎士団です。
団長:ノゼル・シルヴァ
前髪を編んだ団長のノゼルは、水銀魔法を得意とする大魔法士で、あまり感情を表に出さない冷徹な人物。
身内にもとにかく厳しく、後に理由は分かりますが強さこそすべてという性格。
代々、王族であるシルヴァ家が統治する団で、一族みなこの団で魔導士として活躍することを名誉とし、誇りを持っています。
そのせいか身分を鼻にかけ、下のものを見下す性格の人間が多く、とくに魔導士として実力のない者に対してはあからさまに蔑んでいます。
紅蓮の獅子王(ぐれんのししおう)団
紅蓮の獅子王団は、ライオンをシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは紅色。
この団は銀翼の大鷲団と同じく、王族ヴァーミリオン家の魔導士が多く入団しています。
団長:フエゴレオン・ヴァーミリオン
熱血タイプの団長のフエゴレオンは、炎魔法を得意とする大魔法士で、破格の強さと優れた人間性をもつまさに“団長の鏡”のような人物。
特徴として団長(フエゴレオン)の指揮能力がとりわけ高く、最も統率が執れた軍として実績も高く、星の獲得数は金色の夜明けや銀翼の大鷲と肩を並べるほど優秀です。
ただ、フエゴレオンのカリスマ性が高すぎて、フエゴレオンが負傷し離脱したときに明らかな戦力低下がみられ、団の急所でもあります。
碧の野薔薇(あおののばら)団
碧の野薔薇団は、薔薇をシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは碧色。
団長のシャーロットは上流貴族ローズレイ家出身で、団員のほとんどは女性で構成される。
団長:シャーロット・ローズレイ
容姿端麗でクールビューティーな団長のシャーロットは、棘魔法(植物魔法)を得意とする大魔法士で、破格の強さを持ちますが、自身の生い立ち(*)のせいか仲間意識(特に男性と)が軽薄で、団員にしか心を許さない人物。(*ネタバレになるので割愛します)
実は黒の暴牛の団長・ヤミにひそかに好意をもつが、うまく愛情表現が出来ず想いを伝えられない可愛い一面もある。(ヤミとのやりとりのギャグシーンは必見♪)
特徴としては、女性で組織されている団だが、団長と副団長以外あまり戦力は高くない。
シャーロットの存在でまとめられている団のため、団員はみなシャーロットを敬愛している。
翠緑の蟷螂(すいりょくのとうろう)団
翠緑の蟷螂団は、カマキリをシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは緑色。
作中で団長以外の団員がほとんど登場していないため、実力などどのような団なのか不明。
魔法騎士団の星獲得数ランキングでは中の下という位。
団長:ジャック・ザ・リッパー
水色の幻鹿(みずいろのげんろく)団
水色の幻鹿団は、鹿をシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは水色。
団長:リル・ボワモルティエ
団長のリルは最年少で団長になった実力者ながら、幼少期からのトラウマで性格に少々不安定さがある。
団員にとくに目立つ魔導士もいないため団としての実力は、ほぼ下位と考えられる。
珊瑚の孔雀(さんごのくじゃく)団
珊瑚の孔雀団は、クジャクをシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは桃色。
団長をはじめ謎が多い魔法騎士団。
団長:ドロシー・アンズワース
団長(ドロシー)は「夢魔法」の使い手で、終始寝ているイメージがありますが、会話は出来るよう。
主に実務は副団長のキルシュ・ヴァーミリオンが取り仕切っている。
星獲得ランキングは下位。
紫苑の鯱(しおんのしゃち)団
紫苑の鯱団は、鯱をシンボルとした魔法騎士団であり、シンボルカラーは紫。
団長:ゲルドル・ポイゾット
他の魔法騎士団と違い、騎士と言いながらモラルが低く、振る舞いや言動に問題のある団員が多い。
また、脱退している人物も多く、盗賊やテロリストに成り下がる問題者も多い。
作中で後に団長のゲルドルは問題を起こし、座位をはく奪されます。
後任にはカイゼルが就任し、団の中心となっていきます。
まとめ
今回はブラッククローバーの魔法騎士団について、それぞれの団のシンボルマーク(紋章)や特徴、そして統括する団長を紹介しました。
団の雰囲気も様々で団長も個性的な魔導士ばかり。
また団員にしても団の特色がよく出ているメンツが揃っているようで、団長の特徴を知ってから団員を見ると、自分の好きな団(団長も♪)が見つかり、より楽しめるかもしれませんね。
各魔法騎士団は今後どんな活躍をみせてくれるのでしょうか!
さらに魔法帝となるのはだれなのか?
見どころはたくさんで実に楽しみです♪