オーバーロードに登場するドラゴン(竜王)、ことツアー。
“白金の竜王(プラチナム・ドラゴンロード)”の異名を持ち、アインズの最大のライバルだろうと目される謎の存在です。
今回はツアーについて、彼の正体や強さそしてリク(白金の鎧)とアインズの戦いについてご紹介します!
【オーバーロード】ツアーの正体
ツアー(ツァインドルクス=ヴァイシオン)は、リ・エスティーゼ王国に隣し魔導国の北方に位置するアーグランド評議国の永久評議員を務めるドラゴン。
アインズらが転移したこの世界では最強の種族といわれるドラゴンですが、そのなかでも竜王と呼ばれるより強い存在の一人(一体?)です。
すでに600年以上生き人類が神と崇める六大神と同じ時代を生き、500年ほど前に転移してきた八欲王とも戦い滅ぼしましたが、同時に多くの仲間を失いました。
それから数百年たち、仮の姿である鎧の戦士で“白金”と名乗り十三英雄のひとりとして人類とともに戦ってきました。
その後はある目的のために評議国内で静かに世界の情勢を見守っていますが、この世界の均衡を案じ何か事が起こると秘密裏に行動しています。
ツアーの目的
ツアーは過去の経験からユグドラシルや転移者の存在を知っていて、この世界で100年に一度起こる『百年の揺り返し』と呼ばれる異世界のプレイヤーが降臨することも知っています。
そして八欲王のような脅威の存在となりうるプレイヤーに対抗するべく、ひそかに遠隔操作で自らがあやつる白金の鎧で、各地を偵察巡回したり、ユグドラシル由来のマジックアイテムを探し集めて戦いに備えようとしています。
アニメでの登場シーンは数少なく、あまり存在が明らかにされていませんが、原作やweb書籍ではその素性や目的などがくわしく説明されています。
リク(白金の鎧)について
上述したとおり、本来の姿はドラゴンであるツアーは、普段はその身を隠し白金の鎧姿の戦士を遠隔操作しています。
王国殲滅に動いていたアインズやアルベドの前に現れた際には、素性がばれないよう自らのことをリク・アガネイアと名乗っています。
【オーバーロード】ツアーの強さは?
十三英雄時代の仲間だったリグリットからは、「己に縛りさえかけてなければこの世界で最強の存在」と評されているツアー。
ドラゴン(竜王)としての強大な力に加え、失われた始原の魔法(ワイルド・マジック)を行使でき、その攻撃力はナザリック最強守護者のシャルティアと同等以上ともいわれています。
また、種族の特性でもある感知能力でよほどの高位の魔法でもない限り、その監視からは逃れることはできません。
ただしツアーの同種で竜王と呼ばれる存在は500年前の八欲王との戦いで敗れて死亡しているため、この世界で唯一生き残ったツアーが現存する最も強い存在といえます
また、原作者の丸山くがね先生いわく、「アインズやナザリックNPCたちをのぞき登場シーンが少ないキャラで、強さが最上級である」と発言されていることから、まちがいなく今後アインズの宿敵として魔導国陣の脅威となる存在です。
まとめ:【オーバーロード】ツアーの正体や強さは?リク(白金の鎧)はアインズの宿敵?
今回はオーバーロードに登場するツアーことツァインドルクス=ヴァイシオンについて、その正体や強さをまとめてみました。
作中では登場シーンは少なく、強さについては謎の部分も多いですが、作者の声明から今後アインズらの前に立ちはだかることは確実で、戦うことになるのかそれとも手を組むことになるのか、登場を楽しみに待ちたいと思います!