アニメ『オーバーロード』に登場するバハルス帝国の若き王ジルクニフ。
彼が登場したのはアニメ3期後半以降からですが、当初は絶対君主と呼ぶにふさわしいほどの有能さが目立つ金髪イケメン王でしたが、あることがきっかけでアインズらナザリックと関係を持ち徐々にその立場が怪しくなっていきます。
まさに“キレ者”という雰囲気でしたが、4期以降ではもうズブズブな関係となってからはストレス多そうな見るも悲惨な登場シーンばかりが目につきます。
その悲痛な表情から「ジルクニフかわいそう・・・」という声も増えてきているようす。
そこで今回はなぜそのような事態となったのかハゲた理由や今後のジルクニフの未来などについてまとめてみます。
(少しネタバレにあたる記述もあります)
【オーバーロード】ジルクニフがかわいそう?その理由とは
ジルクニフがかわいそうと言われる理由は、
・帝国の行く末とアインズへの恐怖によるストレス
・ストレスからみるみる髪の毛が抜け始める
がハンパなく彼の悩みのタネとなっているからです。
帝国の行く末とアインズへの恐怖によるストレス
かつては「鮮血帝」とまで恐れられながらその見事な知略と手腕で、帝国を強大な国へと変貌させた実力者の彼。
ですが、アインズと関係を持ってからは、内心では動揺して焦ったり、疲れて悲痛な表情を見せる様子が多く見られます。
頼りにしていた爺(フールーダ)にも裏切られ、帝国が乗っ取られるのでは?と初めてと言っても過言ではないほど出口が見つけられないピンチに遭遇し、心労(ストレス)からみるみる髪の毛が抜け落ちていく描写が、何度もアニメ作中でされています。
ストレスからみるみる髪の毛が抜け始める
アニメでこんなシーンが描写されることはあまり見かけませんが、そのストレスぶりがわかりやすく視聴者によく伝わります。
その結果、「ジルクニフがハゲた」となったわけです。
知略に長けたジルクニフの才覚をもってしてもアインズの得も知れない存在感に、日々恐怖するのです。
見た目もホネだし・・・なに考えてるか読めないし・・・やべえェョ・・・という心境でしょうか
実際にはジルクニフの頭の最終形態の描写は原作でもないのですが、たぶんイケメンなのにハゲちらかしてしまったのでは?かわいそうと憶測がなされたようですね。
今後アニメでもこのあたりがくわしく描かれるのかは不明ですが、丸山先生の細かい設定にファンとして感心します。
ジルクニフの勘違いが過ぎる
そもそもアインズとしては、ジルクニフのことは同じ王という立場で良き親友になりたいという気持ちです。
また、王としては先輩であるジルクニフから多くのことを学びたいとも思って近づいているのです。
しかし残念なことに、当のジルクニフからは「ホネのアンデッドが人間と好意的に友情を育む」ねんてこれっぽっちも思ってはいないのです。
むしろ、ここはアインズがかわいそうと個人的には感じます。
そりゃあんな化け物じみた見た目で仲よくしようなんて言われても「え!?ちょっと・・・」ってなる気持ちはわかりますがねw
ましてや3期の王国との戦争で共闘しながらも、あれだけの大殺戮を見せられた日にゃもう「へびににらまれたカエル」状態ですよ!
深読みもしすぎて勘違いするってもんです。
挙句の果てに「もうこちらの手はすべて読まれている・・・終わりだ・・・」となったわけですね。
くわしくはアニメや書籍でご確認を♪
ジルクニフの未来(将来)どうなる?
いままで魔導国(ナザリック)とは「同盟」を結びながらも、裏では敵対してい動いていたジルクニフ。
最終的にジルニクフ及びバハルス帝国がどのような結末を迎えたのか。
ちなみに、少しネタばらしすると
帝国は戦うことなく魔導国の属国(傘下)となります。
そう悪いことばかりではないようで、属国となってからジルクニフは「枕元の抜け毛の量に驚くこともなくなった」らしい。
これは喜ばしい♪
つまり、ジルクニフは引き続き傘下で王として地位を約束されます。
また、絶対君主の王として孤独だったジルクニフにとってお友達も出来ます。
「リユロ」という無二の親友ができる
魔導国の傘下となってからのジルクニフは、魔導国の宰相であるアルベドの指示のもと国を動かしていきます。
以前にくらべ肩の荷が下りたというかストレスから開放されたことで、心身共に良くなっているようです。
また、その後同じくアインズら魔導国によって支配された亜人の国の王「ペ・リユロ」という存在が、彼の心の慰めに良い効果をもたらしています。
同じ境遇をたどった「被害者同士」意気投合し、大親友とも呼べる存在になっているよう。
生まれた時から時期王として友と呼べる存在がいなかったジルクニフにとっては「こればかりは感謝」とまで発言しています。
つまり、結果的にジルクニフは必死にもがいていたあの頃よりも明らかに「幸せ」になっていると言えます。
悲惨な結末も多い当作キャラたちの中では珍しく、さんざん辛酸を舐めさされたこれまでの辛苦を考えれば、むしろハッピーエンドと言えるナイス判断だったのでは?と感じます!
やっぱり有能で強運の持ち主だったジル氏♪
めでたし♪めでたし♪
まとめ
さて今回は、バハルス帝国の皇帝「ジルクニフ」について紹介してきました。
絶対ピンチでハゲてかわいそうと言われているジルクニフについて、その理由やその後(将来)はどうなる?など少しネタバレも含み解説してみました。
まとめると、
・ジルクニフはイケメン王なのにストレスで髪の毛が抜けハゲになりそうではあったが、ハゲてなかった。
・フル勘違いにしては結果、最終判断が正しくて彼も帝国も行く末は安泰に!
という、うっかり王のジルクニフでした。