『オーバーロード』デミウルゴス牧場って?強いが超ヤバい!?実験やヤルダバオトの正体とは

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Ⓒ丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会

オーバーロードの主要キャラのなかで、アルベドと並び“ナザリックの頭脳”とも言えるまとめ役。

ナザリックのあらゆる問題に機転を利かせて見事に解決、そのあまりの有能ぶりに真の裏ボスでは?とも噂されるデミウルゴス

通称「デミえもん」

主への絶対的な忠義と底知れない知略に長けた敏腕さが、ときにアインズも困惑するほどのできすぎ君。

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先見性があるのか、もはや先読みし過ぎてアインズ置いてけぼりという・・・

今回はそんなデミウルゴスの正体に注目し、キャラ紹介(特徴)や世にも恐ろしい実験、仮の姿(ヤルダバオト)の目的などまとめていきます。

デミウルゴスはどんなキャラクター?

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役職はナザリック地下大墳墓・第七階層『溶岩』の守護を任された階層守護者。

至高の四十一人のひとり、最も“悪”という言葉に拘った、ウルベルト・アレイン・オードルによって創造されたNPC。

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転生した世界で階層守護者としてアインズが統べるナザリックにおいて、デミウルゴスは“ナザリックの頭脳”とも呼べるとても重要な役割を担う中心的存在です。

自身の種族(悪魔)としての能力と、優れた知略を活かして参謀的地位で活躍します。

プロフィールや特徴(容姿や性格)


口調は非常に丁寧で紳士然とした物腰の柔らかいスマートな仕草が印象のデミウルゴス。

長く尖った耳と刺々しい不気味な長い尻尾を持つものの、黒髪オールバックでメガネに赤地のストライプスーツという、見た目はさながら現代の派手なホストといった風貌。

しかし、これは変身した仮の姿で、彼の正体は異形の悪魔(デーモン)です。

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まるでカエルのような顔をし、耳まで拡がった大口と鋭利な歯、そして背には大きな黒い翼。

これがデミウルゴスの真の姿。

性格は、慇懃無礼なほど誰にでも常に礼節をわきまえた物腰の柔らかい態度で接しますが、彼の裏の顔(本質)は、冷酷無比で破滅に追いやる事を悦びとする陰湿な悪魔そのもの。

至高の御方々に創造された同じNPCのナザリックの仲間には優しさや慈悲を持ちますが、ほかの相手には特に人間種などは蟲けらほどの情と価値しか持ち合わせていません。

とりわけ主・アインズをはじめ至高の四十一人へは限りない忠誠を誓い、NPCとして身を賭して尽くすことを使命としているようす。

他の守護者同様に、主人であるアインズが自分達を凌駕する鬼謀の持ち主であると例外なく信じ込んでおり、アインズの行動を深読みしてとんでもない勘違いをする事がよくある。
引用元:pixiv

このように、多少気持ちが先走り過ぎてアインズの発言を深読みする一面もありますが、それもご愛敬。

アインズがふと漏らした「世界征服なんて面白いかもしれないな」と冗談交じりにつぶやいた一言で、デミウルゴスは深く驚嘆し、それがアインズの願望なのだと深読み(勘違い)し、猛烈に奮起します。

当然アインズにしてみればそんな気持ちは微塵もありませんでしたが。

このことが大きな引き金になり、後々のデミウルゴスの言動の発端となります。

仮面の男「ヤルダバオト」ってだれ?

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まずヤルダバオトってだれ?についてですが、もちろんデミウルゴス本人です。

策略家であるデミウルゴスが、ある計画を遂行するためにマッチポンプとして作り上げた仮の人物、それが「ヤルダバオト」です。

その計画とは「ゲヘナ計画」。ナザリックの精鋭(シャルティアやアウラたち階層守護者とプレアデス軍団)を指揮し実行されたもの。
(厳密に言うと、ある人物が大きく関わっているのですが・・・)

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では、デミウルゴスがヤルダバオトを演じる理由、その目的とはいったい何なのでしょうか?

初登場はアニメ第2期リ・エスティーゼ王国の王都襲撃の場面。

冒険者「蒼の薔薇」メンバーのイビルアイらとの戦闘によって、瀕死の状態に陥った戦闘メイドチーム「プレアデス」のエントマを助けるべく立ちはだかったヤルダバオト。

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ガガーラン、ティアは瞬殺、そしてメンバー最強のイビルアイも「化け物の中の化け物」と恐怖するほど、圧倒的な力を見せつけた戦慄のシーンでのデビュー。

ヤルダバオトの目的とは?

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ヤルダバオトの目的は、八本指が隠し持つアイテムの強奪というのが表向きの理由。

しかし真の目的は、前述したアインズによる世界征服を成し遂げる計画の一環、つまり人類を支配下に置くための布石だったのです。

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デミウルゴスの計画とは、まず人類にとって脅威となるヤルダバオトという強敵を作り上げ、その脅威からモモン(アインズ)が救世主となって人類を救うことで、モモンの名声を挙げさらに神格化させること。

いわば自作自演行為ですね。

後々、モモンがアインズ傘下に下ることで、アインズを神格化させるのが最終目的という算段。

それと同時に、デミウルゴス自身の目的として「ゲヘナの炎」で囲んだ王都区内の財産と人間の略奪。

人間の略奪はある実験のために利用価値の高い人間の捕獲を目的としています。

最後に、これはアインズの命令でしたが、セバスの保護したツアレをさらった「八本指」の討伐。(のちにナザリックにおいて恐怖による洗脳支配し手先として利用します)

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表向きヤルダバオトの強襲に見せかけたこれら目的のすべては、デミウルゴスによって周到に計画され、実に合理的に遂行されたまさしく“ナザリックの頭脳”と呼ばれた彼の完璧な策略です。

デミウルゴス牧場って何?アベリオンシープ(両脚羊)の闇

ネットで検索すると「デミウルゴス牧場」なる気になるワードが出てきます。

これについてはアニメでははっきりと明言されてはいませんが、デミウルゴスのある極秘任務を行う実験施設のことを指しているようで、それはナザリックより南西に位置するアベリオン丘陵に所在します。

そこでは彼が命名したアベリオンシープ(両脚羊)という生物を大量に飼い、ある原料の生産のほか、交配など様々な実験が行われています。

そもそも羊を飼育する理由とは?何のための施設なのか?について解説していきます。

先に言うと、なんとも身の毛がよだつ彼ならではの恐ろしい実験と生産方法です。

注意!なるべく想像しないでくださいね・・・想像力豊かな人は気分悪くなるかも

まず何のためかについてですが、この世界での魔法を使っての通信手段としてのアイテム「羊皮紙(ようひし)」を製造するのが主な目的です。

これです↓

作中でもアインズやプレアデスらが遠隔で連絡を取り合う方法にとても便利なアイテムであることが証明されています。

ただこの羊皮紙の原料となるスクロール(皮)が、アベリオンシープ(両脚羊)という生物(動物)の皮から獲れるものであること。

アベリオンシープ(両脚羊)の正体

ではアベリオンシープ(両脚羊)っていったい?

両脚羊って聞きなれませんが。普通の羊となんだか違うよう・・・

両脚羊の主な特徴
・二足歩行
・知性があり知能が高い
・雑食(穀物や肉などなんでも食べる)
・同族も食べるがミンチにした方が食いつきが良いらしい
・オーク(亜人種)との交配実験のストレスで自殺する場合も

アニメでは詳しく言及されていませんでしたが、web版でははっきり言明されています。

書籍版では「二足歩行の羊」と明記されています。

?????

「二足歩行の羊って?」

もう察しのいい方ならたぶんお気付きでしょうが、そうです。

この生物、両脚羊とは人間です!

当然ですが、デミウルゴスはこの任務遂行に際し、生産施設の進捗具合をアインズに説明をしていますが、あえて人間を利用しているとは言わず、両脚羊(二足歩行の羊)とはぐらかして説明しています。

まあアインズも、うすうす気付いているようですが。

ではこの二足歩行の羊をどう利用するのか?

大量の羊を飼育する理由ですが、皮を羊皮紙のスクロールにするためです。

ことの始まりはナザリックがこの世界に移転後、周辺地域の調査中に西方のローブル聖王国で大量の両脚羊(アベリオンシープ)を発見し確保。

スクロール原料に適していることがわかったことから近隣のアベリオン丘陵にある牧場に連行し、飼育という形で凄惨もとい生産を開始しました。

ここの地の利は、周辺は亜人種が大量に棲息する地帯なので、逃げ出すこともほぼ無理で、また近寄る人間もいない。秘密裏に運営ができるよう。

その羊の皮から作られた羊皮紙はとても良質で、従来のものに比べ上位階魔法の使用が可能だということが判明したことで、大量生産を試みナザリックの交易目的とすべく生産資源とされたのです。

ただし、良質な原料には鮮度が重要となるため、なるべく生きた個体の生皮を剥いで大量に生産する必要があること。

生産方法としては麻酔無しで生きたまま皮を剥ぐため、牧場では日夜悲鳴が絶えないのだとか。

当初は、皮を剥いだ後はそのまま殺処分していたようですが、試行錯誤の末に回復魔法で蘇生させる事で、再利用を可能にしたといいます。(無限なのかは不明)

ほかにもこの生物を実験利用していて、養殖目的で異形種同士の交配や回復速度の計測実験、同種族が共食いをするとどうなるのかなど耳を疑うような実験が日夜行われています。

共食い実験など目的が意味不明です。


もはや人権うんぬんという概念では測れない鬼畜の所業ですね。

さすがにこのシーンは地上波では流せないのは理解できます。

Ⓒ丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会

裏でとんでもないことをやってる超ヤバい奴だと分かりましたが、とはいえ当作屈指の人気キャラですからファンも多いよう♪

デミウルゴスについて世間の反応(ツイッター)

味方を変えればまんま悪役級のデミウルゴスですが、彼の正体はまさに謎に満ちています。

それゆえキャラに惹かれるファンも多いようですね♪

目を付けられたら最後、地獄の実験体にされますよ?メェ~


ほんと有能なデキるビジネスマンといった印象!


デミえもんが叶えてくれるってか!

また、作者の丸山くがね先生もこうおっしゃっています。

「食料にするための生産とかはまだやってないよ!」って“まだ”が気になる・・・

アニメでは到底映像化できない詳細も、書籍やWEB版では赤裸々に描かれていますので、オバロ世界を堪能されたい方はぜひ書籍がおすすめです!

まとめ

Ⓒ丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会

さて今回は「オーバロード」階層守護者デミウルゴスの正体に注目し、キャラ紹介(特徴)やデミウルゴス牧場という名の世にも恐ろしい実験施設、仮の姿(ヤルダバオト)の目的など、どれだけヤバい奴かをまとめてきました。

まさにアインズの忠実な下僕で“悪魔の鏡”♪なデミえもん。

使い方は別として、計り知れない実力と可能性を秘めた魅力的なキャラですね!

アインズの片腕にふさわしく、世界征服に向けて思う存分辣腕を振るうことでしょう。

ちなみに彼の最も活躍する見せ場は、聖王国編です♪

ちまたでは彼には裏切り疑惑もうわさされてますが、本来悪魔なんだから正直なにやってもおかしくないし、もうなんでもありな気もしなくはなく・・・

悪魔の諸相!デミさんの今後の活躍に期待ですね。