【オーバーロード】世界地図や勢力図まとめ|魔導国ってどこ?ほかにどんな国があるの?

<PR>当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

Ⓒ丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会

『オーバーロード』では、主人公・アインズが治める魔導国をはじめ、複数の国や勢力がこの世界に存在し、繁栄や世界の均衡を保つ為に覇権を争い、時に対立します。

本作を楽しむにあたって、各勢力(国や種族)の位置や情勢、それぞれの思惑を把握することで、世界観がより分かりやすく理解も深まると思います。

そこで今回は、アインズ・ウール・ゴウン魔導国や王国、帝国、法国と呼ばれる国々とその勢力世界地図(画像)とあわせてご紹介します。

アニメ版をもとに今までどんな国が出てきたのかをまとめていきます!

⇒アニメ『オーバーロード』公式サイトはこちら

これが『オーバーロード』の世界地図!魔導国ってどこにあるの?

アニメ「オーバーロード」で舞台となったよく名前が出てくるのが、王国や帝国そして法国ではないでしょうか?

第1期、2期では“王国”こと、リ・エスティーゼ王国が登場し舞台の中心で描かれていましたね。

第3期では“帝国”こと、バハルス帝国が登場します。

さらに、いまだ全容が明らかにされていませんが、“法国”こと、スレイン法国がこの両国に干渉する形で存在します。

人間が住む世界を中心とした場合でいうと、200年ほど前からこの三国が3つ巴となり均衡を保っている形で存在しているようです。

もう少しくわしく言うと、王国と帝国はもともと一つの巨大な国が分裂し建国されたものです。

↓まずは下の地図で位置関係を確認してみましょう!

と、このように左に王国、右に帝国、そして下に法国が位置し、ちょうど真ん中あたりに我らがアインズ率いるナザリック(魔導国)が拠する形となっています。

ちなみにナザリックは王国領土内にあります。

第1期冒頭で襲われていた村(カルネ村)があるのはナザリック近郊にあります。(一番最初にアインズ支配下になった地ですね)

のちに第3期最終のあのカッツェ平野の大虐殺以降、エ・ランテルが割譲されたことで、カルネ村を含むこのあたり一帯は魔導国の領土となりました。

なので、魔導国は上記の三国に面し囲まれた立地(ちょうど真ん中)にあることが分かります。

だいたいの地理感がつかめれば、「ああ!あの出来事はここらへんで起こったのか。」とか「あの戦いはここが戦場か。」などリアルになってきませんか?

また、王国と帝国の間には広大なアゼルリシア山脈が二国を分けるようにあり、その南にトブの大森林が広がっています。

大森林には多くの魔獣や亜人が生息し、なかでも「東の巨人、西の魔蛇、森の賢王(のちのハムスケ)」といった生物が均衡を保ち、また外敵の侵入を拒んでいます。森は人間が踏み入ると帰ってこれないほど危険な地です。

そういった事情もあって、作中で毎年行われていた王国と帝国の小競り合いはここを避けて南部のカッツェ平野で行われていたようす。

それでは「オーバーロード」の世界で存在する国や組織を見ていきましょう。

「オーバーロード」の世界で存在する国や他の勢力

ナザリック地下大墳墓


ナザリック地下大墳墓は、かつてゲーム「ユグドラシル」の世界で”至高の41人”と呼ばれるモモンガ(アインズ)が所属するギルド、「アインズ・ウール・ゴウン」が拠点としていたアジトで、地下10階層からなる巨大な地下要塞です。

それぞれの階層には、その”至高の41人”によって創造されたNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)がいて、階層守護者および領域守護者とよばれる各階層の警備や運営の責任を任され、敵の侵入から守護しています。

「アインズ・ウール・ゴウン」の特徴としては、基本人間以外の異形種メンバーだけで組織されたギルドという点。

過去ゲームではかなり強力な勢力で、NPCを含め個人のレベルが最高の100に達したプレイヤーが何人もいて、世界級のアイテムも多く所持する最強ギルドのひとつでした。

そのため、敵に侵攻されても最下層までたどり着けたギルドはいなかったようです。

転移後の世界でもそのまま拠点として物語が進んでいきます。

アインズ・ウール・ゴウン魔導国


アインズ・ウール・ゴウン魔導国は、アインズ・ウール・ゴウン魔導王を統治者とした専制君主制国家。

首都は元王国領のエ・ランテルで、対外的には王城は元エ・ランテル都市長の邸宅を居にしているが、国政中枢はナザリックが中心拠点となっているよう。

国旗は、ギルド:アインズ・ウール・ゴウンのギルドフラッグをそのまま使用している。

多種族が住みアインズ魔導王のもと、平和的に統治され、非常に治安の良い国になっている。

つぎに人間国家をそれぞれ紹介します。

リ・エスティーゼ王国


タイプ:王国
建国:約200年前(ナザリック転移時より)
首都:王都リ・エスティーゼ
所在地:アゼルリシア山脈から西側。
種族:人間、ほか種族
人口:約900万人
国土面積:居住生活圏は四方24000平方キロ。全国土はそれ以上だが不明。
統治者:ランポッサⅢ世国王(ヴァイセルフ王家)

リ・エスティーゼ王国は、200年前に起こった魔神と十三英雄の戦いの後にできた人間の国家。

肥沃な土地を有していることや周辺国家からの脅威も少なかったことから、長年栄えてきた。

というのも、人間国家に囲まれ、モンスターや亜人種の脅威が低いという恵まれた土地だったことが関係している。

しかしその反面、豊かさと平和ゆえか、次第に貴族や王族までもが私欲のため派閥争いに明け暮れ、内政はつねに不安定。

王家の統治力も落ち、貴族や領主たちにひたすら搾取される地も多かった。

また、犯罪組織は裏で貴族らと繋がり、目に見えて力を増していき金と暴力で私腹を肥やす状態。

その結果、徐々に国の勢力は衰退の一途をたどっていた。


もはや国を治める王家も、派閥の顔色をうかがいながらかろうじて体裁を保っている様相。

さらにナザリックが転移してくる数年前から、他国からの干渉(国力を衰退させることを目的としたバハルス帝国からの侵攻)によって、その度に多くの民が徴兵させられ、みな疲弊させられている。

また、専業兵士の育成を行っていないことや魔法への理解が低い、ほかにも武器の研究開発も他国に比べ大幅に遅れており、軍事力の面もやや問題がある。

唯一の救いは、王家直轄の他国にもその名が知れた英雄級ガゼフ・ストロノーフと、彼が率いる”王国戦士団”を有していることで、かろうじて内外に対し牽制となっているよう。

バハルス帝国


タイプ:帝国
建国:約200年前(ナザリック転移時より)
首都:帝都アーウィンタール
所在地:アゼルリシア山脈から東側
種族:人間
人口:約800万人
国土面積:不明(リ・エスティーゼ王国よりやや小さい)
統治者:ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス

バハルス帝国は、200年前の魔神と十三英雄の戦いの後にできた人間の国家。

西にリ・エスティーゼ王国、東に都市国家連合がある。

歴代の皇帝はみな優秀で急速に栄えた国だが、とりわけ圧倒的なリーダシップと知略に長けた現国王・皇帝ジルクニフが治める専制君主制の国は栄華を極めている。

先に説明したとおり、王国とは毎年小競り合いを行い、じわじわと国力を低下させるためにあえて相手の収穫の時期を狙って攻撃する作戦を取るなど、その策謀の才は秀でている。

内政でいうと、「無能な貴族はいらない」という考えから徹底的に改革を行った。

反対勢力は粛清(処刑)し身分を問わず優秀な人材を登用。たとえ王家であっても私欲にかられた無能な人材は次々と排除し多くの血も流した。

そんなことから彼についた異名は『鮮血帝』。

そして、彼を支える人材も優秀で、帝国騎士団や人間の魔法職の中でも4人しかいない『逸脱者』と呼ばれる、上位階魔法を使う大魔法詠唱者(マジックキャスター)、フールーダ・パラダインが長年脇を固めている。

フールーダの存在からも分かるとおり、帝国の魔法に対する見識は明るく、魔法省をはじめとする国家的政策として積極的に魔法の教育機関の設立まで行っている。

王国とは対照的に軍事力も高く国力の向上に大きく貢献している。

帝国の繁栄ぶりは皇帝ジルクニフあってのことにほかなりません。

スレイン法国


タイプ:法治国家
建国:約600年前(ナザリック転移時より)
首都:神都
所在地:エ・ランテルから南
種族:人間
人口:1,500万以上
国土面積:不明
統治者:最高神官長

スレイン法国は、今からおよそ600年前にこの世界に現れた、強大な力を持つ六名のプレイヤーによって救われた最古の人間国家。

人類を救ってくれたプレイヤー達を「六大神」と定めて信仰し、それぞれの信仰のもとで神官長らが国の統治を長年にわたり執り行っている。

人類の救済と繁栄のために亜人や多種族との共存は認めておらず、人類至上主義の宗教国家として、信仰の名のもとに人類に危害を加えるものは殲滅すべしという理念を掲げ、自国のみならず隣国へも力を貸している。

軍事面では魔法や多くのマジックアイテムを保有し、”六式聖典(ろくしょくせいてん)”と呼ばれる任務に長けた特殊部隊が、水面下で多種族からの侵攻や討伐をしているおかげで、周辺の人間国家は平穏が保たれているという良好な側面もある。

法国の南方に接するエルフの王国とはかつて友好的な協力関係を結んでいたが、ある事件がきっかけで関係が崩壊し、現在は闘争中。

また、宗教国家らしく『国を指揮するものは私利私欲で動いてはいけない』という考えのもと、国の中枢に近い役職になればなるほど給料が安くなるという自浄システムがあり、それにより私欲に走る者はなく、本当に国のために働きたいという志の高い者のみが役職についている。

帝国と同様に魔法の研究や技術向上も目覚ましく、多くの高位階魔法を使用できる者の存在や、六大神が残した数々の世界級(ワールド)アイテムを所持しているのも特徴です。

この国で特筆すべき点としては、特殊任務にあたる精鋭部隊(六色聖典)、なかでも選ばれた12人から編成される漆黒聖典の存在でしょうか。

アニメ作中では、序盤でのカルネ村襲撃の際のガゼフを狙った陽光聖典(ニグン)と、シャルティア洗脳の回での漆黒聖典がちらっと登場していましたね。

漆黒聖典が今後、アインズらナザリック勢の前に立ちはだかる脅威となるようです。

覚えていて欲しいのが、”絶死絶命”という二つ名をもつ番外席次の存在です!

番外席次ってだれ?敵か味方か!?謎の存在

まとめ

今回はアニメ「オーバーロード」に登場する国やその勢力について、世界地図(画像)とあわせてまとめてみました。

それぞれの国が独自の問題や思惑を抱え、魔導国と関係を持ち物語が展開されていきますが、国の地理や特徴を知る事で物語をより深く知れ、出来事もリアルに感じられるようになると思います。

ちなみに今回紹介した国のほかにもまだまだたくさんの国や種族、そしてキャラも存在しますので、いつか別途記事でまとめてみたいと思います。