戦闘メイド姉妹「プレアデス」のひとり、ルプスレギナ・ベータは明るく陽気なキャラクターです。
しかし、作中でナザリック主人であるアインズに「失望したぞ!」と怒られたシーンがあることをご存知でしょうか?
今回はルプスレギナがアインズに失望された理由や彼女の性格などご紹介していきます。
ルプスレギナが失望されたのはなぜ?何をしてアインズに怒られた?
オーバーロードの作中、ルプスレギナはアインズからカルネ村を監視するようにと命令され、もし村に危険や何かあったら対処と報告するようにと言われていました。
ある日、ルプスレギナはカルネ村の近くの森に魔獣が棲息しているという情報を耳にします。
もし村が魔獣に襲われたら大変なことに。
ところが、ルプスレギナはその魔獣らが(彼女にとっては)恐るるに足りない存在であり、特に警戒すべき重要な情報でもないと判断し、アインズに報告をしていませんでした。
のちに別の筋からたまたまアインズがその魔獣の存在を知ったのですが、彼女からは何も報告を受けていませんでした。
その結果、ルプスレギナが報告を怠っていた事がバレてしまいます。
すぐさま事情説明に彼女を呼び出すと、「たいした情報ではないと思い、報告をしませんでした」との彼女の判断だったため「愚か者が!お前には失望したぞ!」とアインズにひどく怒られる事になります。
彼女がカルネ村がナザリックにとってどれだけ重要なのかを理解していなかった事を知り、すぐにアインズは彼女に対して、村を監視する事の重要性や報連相の大切さを教えるのですが、ルプスレギナにきちんとそれらのことを説明していなかった自分にも非があると考え、彼女を許します。
ナザリックのNPCたちにとって、自分たちを創造してくれた創造主(至高の四十一人)の存在は絶対であり、その1人であるアインズから失望されることは、いわば死を宣告されるくらい重いことです。
ルプスレギナはアインズからの叱責にとても怯え青ざめていましたが、アインズの計らいによってとくにおとがめはありませんでした。
それからの彼女は村の監視や報告もきっちり行うようになったのです。
ルプスレギナが、「失望したぞ」と怒られたのは書籍何巻?
ちなみにこのシーンが描かれているのは、原作小説8巻「二人の指導者」の356Pです。
アニメでは第3期4話「東の巨人、西の魔蛇」にそのシーンが描かれています。
ルプスレギナにとってカルネ村の住人たちはおもちゃ程度の価値だと捉えていたよう。
アニメではアインズの叱責にルプスレギナが驚愕し怯える場面はありますが、彼女の反応がガクブル状態というわけではなかったため「期待外れだ!」と、視聴者ファンから失望する声があがっていました。
ルプスレギナはかわいいが性格は巨悪なサディスト!?
普段は明るく気の良さそうに見えるルプスレギナですが、その反面とても冷酷な一面を持っています。
ナザリックのNPCたちは、人間に対して特に情など思い入れはなく、どちらかというと下等生物という認識の者が多い中で、ルプスレギナに人間蔑視の思考はなく、友好的に振る舞うことができます。
この点はかわいいところでもあるのですが。
ルプスレギナのカルマ値は-200で凶悪とされる値を保持してます。
つまり、表向きのあの笑顔は偽りのもの。
彼女の本心は、「人間なんて別に無茶苦茶に扱っていい楽しいおもちゃ」というくらいの感情しか持っていないのです。
だからアインズのカルネ村を守れという指示に、村の住人の命はどうでもよく逆に内心ではカルネ村や人間が魔獣たちに襲われるのをひそかに期待してもいた彼女。
これが彼女の本性です。
彼女の誰もが好感を抱くかわいい笑顔と時おり見せる冷酷な笑顔に、彼女のサイコパス特有のサディスティックな一面が垣間見えます。
まとめ
今回はルプスレギナの失望された理由や彼女の性格に注目しまとめてみました。
言い換えれば、性格の二面性がある意味、彼女のキャラとしての魅力とも言えますね。
気になる方は原作やアニメで確認されてみてはいかがでしょうか?