【無職転生】ギレーヌとは?強さや過去その後はどうなった?

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今回は「無職転生」ギレーヌについて解説します。

・ギレーヌとは?
・ギレーヌの強さはどれくらい?
・ギレーヌの過去は?
・作中でギレーヌはどうなったの?

これらについてまとめていきます。

*この記事ではネタバレを含む内容がありますので気になるかたはご注意を

ギレーヌとは?

ギレーヌは、本名をギレーヌ・デドルディアといい、三大流派のひとつ「剣神流」の剣士です。

強さは「剣王」の称号をもち、剣神流の一門のなかでも指折りの剣の使い手です。

登場時の彼女は、ボレアス家で一人娘・エリスの護衛と剣術師匠という役目で仕えています。

主人公・ルーデウスの父・パウロと母・ゼニスとは元冒険者仲間。

この縁でルーデウスとは、剣術を教え、学問を教わる仲となって関係を深めていくことに。

超グラマーなケモ耳美女剣士!

彼女の特徴は、ひときわ目を惹く豊満な胸とケモ耳(猫系)としっぽ。そしてワイルドな長髪と色黒の肌。

目鼻立ちの整ったスッキリとした顔立ちでいわゆる美人顔。

獣族ということもあり動物並みの五感と身体能力、そして身体は全身鎧のように鍛え上げられたバキバキの筋肉を備えており、女性とはいえ並の人間では到底かないません。

作中でルーデウスが彼女のおしりを触るシーンがありますが、引き締まってというかもう鉄のように硬いとのこと。

さらに生まれつき右目に魔力を直接眼で見ることができる「魔眼」をもっていて、普段は眼帯で隠しています。

最強「脳筋」戦士!?

見た目もさることながら、獣族の優れた特性を備えたハイスペックボディと身体能力がありながら、読み書きや計算ができないなど知能レベルがやや残念なようです。

性格はわかりやすく生真面目で直情タイプ。

そのため戦闘は本能型で、獣の本能がすぐれているため奇策などは使わずいつでも正面突破。

誇り高きドルディアの戦士を継承しているよう。

文字が読めず計算もできない、「脳まで筋肉」と言われるほどです。

飼い主には忠実!?忠義を尽くすタイプ

ギレーヌは一度受けた恩はずっと忘れず、その恩に報いるタイプです。

冒険者を辞めた後、彼女はボレアス家に用心棒として拾われますが、作中でも描かれているようにずっとエリスの護衛兼剣術の師匠として仕えています。

なにげに冒険者時代のパウロやゼニス、その後もボレアス家のために一人仇討ちに奔走するなど、とても義理人情に厚い性分であることがわかります。

ギレーヌの過去

ここからギレーヌの過去についてみていきます。

獣族直系当主の一人娘だった

獣族であるギレーヌの出身は、ミリス大陸北部の大森林に生息する部族(ドルディア族)です。

ドルディア族はかつて「獣神」とうたわれた英雄の直系子孫にあたる一族で、獣族のなかではとても由緒ある家系。

つまり、ギレーヌは人族でいうところの“名家の貴族令嬢”というわけですね。

しかし、幼いころは「悪童」と呼ばれ、まわりの大人が手が付けられないほどの子供だったギレーヌ。

族長で父のギュスターヴも困り果て、村を訪れた剣士に彼女を託すことにしました。(家出同然に)

その剣士とは七大列強の一角「剣神」ガル・ファリオンで、ギレーヌは彼のもとで剣の修行を積み、素質も備えていたことから「剣王」の称号まで手にするまでの剣士に成長したのです。

元「黒狼の牙」メンバー

その後「剣王」となったギレーヌは、ルーデウスの父・パウロが誘い、彼がリーダーとして組んでいたS級冒険者パーティー「黒狼の牙」のメンバーとなります。

もともとクセモノ揃いのパーティーだったこともありすぐに打ち解け、パウロの指示のもとで冒険者を生業に充実した日々を送る彼女。

「剣王」というだけあってメンバー屈指の戦闘力を誇り、ずいぶん活躍していたギレーヌですが、元来頭を使うことがすこぶる苦手で、仲間たちからはよく「脳筋」だ「筋肉ダルマ」だと愛着をこめてからかわれていました。

幼少から読み書きや計算などほとんど学んでいなかったギレーヌは、頭を使う連携(コンビネーション)プレーがとにかく苦手。

仲間も当時は彼女に相当苦労させられていたようですが、攻撃能力だけは高いためおもに単独特攻で敵に突っ込むタイプだったようです。

単純な攻撃特化要員としては重宝しいていたようす。

冒険者からホームレスに・・・

黒狼の牙は、リーダー・パウロの諸事情で突然解散となってしまい、メンバーは仕方なくそれぞれの道を歩むことになりました。

ギレーヌは一人で行動することになりますが、もともと頭を使うことが苦手で生活能力はほぼ無し。

終いには悪党にだまされ詐欺にあってしまい一文無しになり、空腹で餓死寸前だったところをたまたま通りかかったボレアス家当主・サウロスと孫娘・エリスに拾われ九死に一生を得ます。

それからは、ボレアス家の用心棒(食客)として仕えるようになります。

獣族好きのボレアス家に拾われたのが彼女の幸運でしたね♪

エリスの護衛兼剣術師匠に!

ボレアス家のエリスは、ギレーヌによく懐いていました。

というのも、獣族好きの血とエリスが幼少期のギレーヌとよく似ていたことから2人は不思議と気が合ったようです。

エリスは相当甘やかされて育ったため、かなりのわがままで、気に入らない人間には容赦なく手を出すし、貞淑な貴族令嬢の要素など微塵も感じられません。

貴族令嬢のたしなみよりも、むしろ剣を振るっているほうが好きな子です。

そんなエリスにギレーヌも持ち前の生真面目さで献身的に仕えていました。

あるとき、元仲間だったパウロから相談を受けます。

息子のルーデウスをボレアス家で奉公させるため、迎えに来て欲しいと。

これがギレーヌとルーデウスの関係が始まるきっかけとなります。

運命を変えた転移事件

フィットア領を襲った魔力災害「転移事件」で、ギレーヌは南部の紛争地帯に飛ばされてしまいます。

突然のことに当初は自我をわすれて暴れまわっていましたが、ある人物に救われやがて正気を取り戻します。

被災時に一緒だったエリスとルーデウスの安否が気がかりでしたが、紛争に巻き込まれなかなか思うようにいきません。

なんとか解決しフィットア領を目指す彼女に、さらに不幸が襲います。

なんと主人のフィリップ夫妻もこの地へ飛ばされていましたが、不幸にもスパイ容疑で殺されてしまっていたことを知ります。

忠義に厚いギレーヌは、すぐさま主人の仇をとるため刑を執行した張本人を討ち取ります。

とにかく急いで戻らねばと、全力で疾走するギレーヌ。

フィットア領にたどり着いた時、彼女は現実に落胆します。

さらに、自分を拾ってくれた恩人、サウロスも冤罪で処刑されてしまい、失意のなかエリスの無事をただ祈り、一縷の望みをかけ戻りを待ち続けます。

エリス帰還、ふたたび修行のたびへ

転移事件から5年たち、ついにエリスとルーデウスが故郷へ戻ってきます。

再会に喜ぶギレーヌですが、エリスにはツラすぎる現実を伝えなければなりません。

しかし、かつての子供だったエリスはもういません。

見違えるほど成長したエリスは、どれほどの修羅場をくぐってきたのか、何倍も強くなって戻ってきました。

現実をしっかり受け止め、さらにルーデウスのためにより強くなりたいと修行の旅に出ると言います。

ギレーヌはエリスの意志を尊重し、2人で剣の修業へと旅立ちます。

主人(サウロス)の仇を討つ!

それから数年後、エリスが修行を終えルーデウスのもとへ戻ったのち、ギレーヌは「エリスを守る」という自分の役目に区切りをつけます。

さいごになんとしてもケリをつけたいと、ルーデウスに主人(サウロス)の仇を討ちたいと打ち明けます。

ちょうどその頃、ルーデウスと関係ができていたアスラ王国第二王女アリエルの政権争いに、手を貸すことで目的が果たせるかもしれないと、彼の勧めでアリエル王女の護衛として仕えることにしたギレーヌ。

仇とは、アスラ王国上級大臣のダリウス・シルバ・ガニウス。

王権を狙うアリエルの敵対勢力、グラーヴェル第一王子を推す有力貴族で、裏でさまざまな悪事を働き、権力にまかせ私欲に走る悪代官といった印象の人物です。

裏でアリエル暗殺を謀り、何度も刺客を送ったりとなかなかの悪党なのです。

その後、アリエル王女がグラーヴェルとの政権争いに勝利しますが、事前に劣勢を悟り逃げ出していたダリウスを、待ち構えていたギレーヌが一刀両断!

こうして、見事主人のかたき討ちをやり遂げ、目的を果たしたギレーヌ。

アリエル女王政権となってからは、女王直属の「アスラ七騎士」の一人として力を振るい王を支えました。

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まとめ:【無職転生】ギレーヌとは?強さや過去その後はどうなった?

今回は作中におけるギレーヌの人物像や半生について、過去からどうなったの?などをまとめて解説しました。

・悪童と呼ばれた幼少期
・剣神流「剣王」の実力
・元「黒狼の牙」冒険者
・ボレアス家の用心棒
・転移事件後は主人のかたき討ち
・女王アリエルの護衛を務める

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