【無職転生】ターニングポイント一覧!物語におけるルーデウスの選択と分岐点の意味

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今回は「無職転生」の作中に登場するターニングポイントについて、主人公・ルーデウスの人生の分かれ目となる分岐点をくわしく解説します。

*この記事ではネタバレを含む内容がありますので、気になるかたはご注意を

無職転生におけるターニングポイントとは?

ターニングポイントとは、物語の展開において主人公の人生に大きな影響を与える出来事です。

『無職転生』の原作では、物語がいくつかの章(エピソード)に分かれており、それぞれの章(エピソード)の終わりに「ターニングポイント」というタイトルが付けられています。

これは、主人公であるルーデウスの人生において、重大な選択や出来事が起こる時点を指します。

物語の分岐点となるターニングポイントは5回

物語全体を通してターニングポイントは合計5回発生しています。

これらの出来事は、精神世界でヒトガミによって知らされる、ルーデウスにとって人生の岐路となる重要なイベントであり、彼の運命を大きく変えるきっかけとなります。

物語のなかで、ターニングポイントはいつも主人公が順風満帆に見える時に発生します。

これが『無職転生』の魅力の一つであり、読者を飽きさせない要因の一つにもなっています。

それぞれのターニングポイントが、物語にあらたな展開を予感させ、緊張感を高めるアクセントにもなっているよう。

また、ターニングポイントにはこの「無職転生」の舞台となる世界とは別の謎(“六面世界”)とも密接な関りがあることものちに明かされていきますが、とても複雑になってきますので解説はここでは割愛します。

つまり、ターニングポイントは単にルーデウスの人生の分岐点だけでなく、この世界全体にとっても重要な意味を持つものなのです。

ではここから、作中で訪れる5つのターニングポイントをそれぞれ紹介していきます。

ターニングポイント①「フィットア領転移事件」

ターニングポイント①は、ルーデウスが10歳のとき。

突如発生した『転移災害』が物語の方向性を大きく変えました。

この災害により、ルーデウスや彼の家族、そして多くの人々がこの世界の異なる場所に飛ばされ、彼らの人生が一変します。

物語の序盤で起きたこの事件は、ルーデウスはもちろん多くの人の後の展開に大きな影響を与える重要な出来事となります。

ルーデウスはこの災害により、エリスとともに魔大陸に飛ばされ(転移)、そこから新たな冒険が始まります。

また、この災害によって他の登場人物もそれぞれ異なる場所に飛ばされ、彼らの人生(物語)も大きく変化します。悲惨な目に遭う者も…

さらに、このターニングポイント①では、物語の根幹に関わる重要人物たちが登場し始めます。

災害に遭ったフィットア領以外の地では、ロキシーをはじめ、甲龍王ペルギウスや剣神ガル・ファリオンなど、後の物語で重要な役割を果たす人物たちがこの災害により、なにか世界の異変に気づき始めていきます。

このようにターニングポイント①は、物語の舞台を一変させ、登場人物たちの運命に大きな影響を与えていきます。

この災害がなければ、おそらく彼らの物語は全く異なる展開を辿っていたでしょう。

このターニングポイント①によって、ルーデウスをはじめ彼らの物語は、新たな方向へ舵を切っていきます。

このターニングポイント①が描かれるのは、「なろう19話 小説2巻 アニメ1期8話」

ターニングポイント②「オルステッドとの邂逅&エリスとの別れ」

ターニングポイント②では、『ルーデウスとオルステッドの邂逅』が物語の展開に大きな影響を与えます。

この出来事は物語の緊迫感を高め、キャラクターたちの運命を変える重要な局面となりました。

ルーデウスとエリスが長旅を続けようやく故郷に近づいたところで、思いがけず突如、目の前に龍神オルステッドが現れます。

オルステッドは恐ろしい力を持ち、その登場によって物語は一気に緊迫感を増し、ルーデウスは危機的な状況に陥ります。

オルステッドとの出会いは、物語に新たな展開をもたらし、彼の存在が読者を新しい展開へ引き込む要素となりました。

このシーンでは、ルーデウスとオルステッドの対峙が描かれます。

ルーデウスはオルステッドに“ヒトガミの使徒”と誤解され、攻撃を受け致命傷を負います。

オルステッドの圧倒的な力の前にルイジェルドもエリスも致命傷を負い、なすすべもなく全滅。

その後、オルステッドに同行していた謎の仮面の少女(ナナホシ)の計らいによって、ルーデウスは一命を取り留めますが、これを機に心に深いトラウマを植え付けられます。

一方、エリスもまた自分の非力さを痛感し、成長するために剣の聖地へと旅立ちます。

この出来事は、物語の流れを大きく変えるあらたなターニングポイントとなります。

ルーデウスはヒトガミの正体や目的に対する疑念を深め、彼の人生にあらたな気付きを与えることになります。

また一方で、エリスとの別れも彼にとても大きなショックを与え、物語の展開にさらなるドラマをもたらします。

このようにターニングポイント②では、物語の核心に迫る重要な出来事が展開されました。

オルステッドとの邂逅は、今後の展開に深い影響を与え、キャラクターたちの運命を変えるきっかけとなります。

このターニングポイント②が描かれるのは、「なろう59話 小説6巻 アニメ1期21話」

ターニングポイント③「シルフィの妊娠&ゼニス救援要請」

ターニングポイント③では、『ルーデウスの幸せと試練』という物語における重要な転機がおとずれます。

魔法大学でシルフィと再会し結婚に至ったルーデウスは、シルフィと幸せな結婚生活を営み、多くの仲間や家族に囲まれ、やっとつかんだ幸せを満喫していました。

さらに、シルフィが妊娠し新たな生命(我が子)の誕生に歓喜します。

しかし、その喜びも束の間、彼は父パウロの友人・ギースから手紙で、行方不明の母・ゼニス発見と救援要請の知らせを受け取ります。

その手紙で、先に捜索に向かった父・パウロやロキシーたちがピンチに陥っていることを悟ったルーデウスは、行くべきかそれとも身重のシルフィのそばに居るかの選択で悩みます。

この要請によって、彼は妻と両親のどちらかの選択を迫られることになります。

そんなとき、夢でヒトガミから「ベガリット大陸には行かない方がいい、後悔することになるよ」という助言を受けるルーデウス。

どちらを優先すべきなのか、もう誰も失いたくない彼の心は大きく揺れます。

最初はヒトガミの助言に従い、残るつもりでしたが、妹のノルンの決意に触発され、最終的には救援に向かうことを決断します。

この決断は、彼にとっての大きな転機であり、ヒトガミの思惑とも対峙するものでした。

もしルーデウスが救援に向かわなかった場合、彼の未来やロキシーとの未来も変わっていたかもしれません。

ギースの要請やヒトガミの助言、そして彼の家族や仲間への思いが交錯する中で、ルーデウスは自ら道を選択し、行動しました。

ルーデウスのこの決断は、彼の成長と今後の物語の展開に大きな影響を与えることになります。

このターニングポイント③が描かれるのは、「なろう109話 小説11巻 アニメ2期」

ターニングポイント④「老デウスの決死の忠告&ヒトガミとの決別」

ターニングポイント④では、『ヒトガミとの決別』という物語における重要な転機がおとずれます。

充実した生活を送るルーデウスは、あるときヒトガミの「お願い」に応じ、自宅の地下室を調査しに行きます。

そこで彼は、過去転移魔法でやってきた50年後の未来の自分(老デウス)と遭遇し、彼から耳を疑うような未来の出来事を聞くことになります。

これによりルーデウスの行動や考えが変わり、未来が大きく変わることになります。

老デウスの助言により、ヒトガミの正体や自身や家族の運命について、新たな情報が明らかになります。

ヒトガミがロキシーの命を狙ったのは、彼女とルーデウスとの間に生まれてくる子供が、未来でヒトガミを封印する存在となる邪魔な存在となるからでした。

さらに、ヒトガミに従った未来ではシルフィまでも失い、自暴自棄となった末に大事な人間をすべて失うとのこと。

老デウスによれば、すべてがヒトガミが仕組んだ計画であると、後悔と恨みの籠った独白をし、ルーデウスになんとしても阻止するよう命がけで助言しに来たというのです。

老デウスが語るにわかには信じがたい未来で起こる真実に、ルーデウスは今まで以上に悩み、それまでの自分の言動をふり返ります。

助言を確かめるべく地下室に向かうルーデウス。

幸い、老デウスの助言のとおり、地下室で証拠を確認したルーデウスは危機を回避できますが、このあと逃れられない選択を突き付けられます。

結果、命がけの行動が功を奏し、これが今後の未来を大きく変えるきっかけとなり、ルーデウスはヒトガミとの決別を決意します。

この出来事は、ルーデウスの物語において新たな局面を切り開くことになります。

未来を変えるべくヒトガミに一矢報いたい老デウスが、命がけで過去の自分に伝えた言葉は、ルーデウスの運命が大きく変わるターニングポイントとなります。

このターニングポイント④が描かれるのは、「なろう153話 小説14巻 アニメ未定」

ターニングポイント⑤「最後の戦い」

ターニングポイント⑤では、ルーデウスと彼の仲間たちが『最後の決戦』となるヒトガミの使徒たちとの壮絶な最終決戦に挑みます。

この戦いは、ルーデウスがもっとも大切にする家族や仲間の安全を守るために行われました。

ルーデウスは自分の信念を貫き、逆境も恐れず立ち向かいます。

ヒトガミの使徒(ギースやバーディガーディら)との対戦において、準備してきたあらゆる策を講じ、絆と信念が大きな力となって困難な戦局を打破します。

このターニングポイントでは、ルーデウスと彼の仲間たちの決意と勇気が試されます。

彼らは自分たちの信念に従い、まさに死闘と呼べる命がけの戦いを最後まで諦めることなく続けました。

想いは力となり、この戦いで彼らは結束し、困難に見事打ち勝ちます。

物語のクライマックスとなるこの戦いは、ルーデウスの人生において重要な意味を持ちます。

彼は家族や仲間のために戦い、その決意と勇気によって新たな道を切り拓きました。

「無職転生」というルーデウスの物語は、家族や仲間との絆を大切にすることの重要性を説いています。

前世の自分(過去)は変えられないが、どんな強大な力にも屈することなく勇気をもって行動し続けることで、未来はいくらでも変えられることをこのターニングポイントでルーデウスは示しています。

このターニングポイント⑤が描かれるのは、「なろう258話 小説26巻 アニメ未定」

作品紹介【無職転生】アニメを見るなら?

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原作人気も高い無職転生は、アニメ化もされ現在(2024年7月)で第2期まで放送されていて、続編となる第3期も放送が決定しているとても高い人気作品です。

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まとめ:【無職転生】ターニングポイント一覧!物語におけるルーデウスの選択と分岐点の意味

今回は『無職転生』の作中で登場する主人公ルーデウスが辿る「ターニングポイント」をまとめて解説しました。

ターニングポイント①:「フィットア領転移事件」では、逆境から挑戦へ
ターニングポイント②:「オルステッドとの邂逅&エリスとの別れ」では、死から再生へ
ターニングポイント③:「シルフィの妊娠&ゼニス救援要請」では、妥協と信念
ターニングポイント④:「老デウスの決死の忠告&ヒトガミとの決別」では、依存と自立
ターニングポイント⑤:「最後の戦い」では、勝利への執念

それぞれのターニングポイントで、ルーデウスの選択が、最終的にヒトガミの陰謀を打ち砕きます。

決して完璧ではない一人の男・ルーデウスが、ただ「二度と後悔しない」ために泥臭く生き、あがきながら立ち向かっていく姿に、多くの感動や勇気をもらえます。

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