【薬屋のひとりごと】猫猫の手作りチョコは媚薬?壬氏の目的とカカオ効果

<PR>当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

作中のエピソードのひとつで、後宮にて毒見役の侍女として雇われた猫猫は、壬氏から「媚薬を作ってくれないか?」という依頼を受けます。

そこで猫猫が作った媚薬はなんと現代の巧克力(チョコレート)でした。

今回は猫猫が作った媚薬(チョコ)がどんなものでどんな効果があるのか?

そしてなぜ壬氏が猫猫に媚薬の作成を依頼したのか?目的についても解説していきます!

猫猫のおかし作りは媚薬の作成!?

壬氏から「媚薬は作れるか?」とたずねられた猫猫は、「時間と材料と道具があれば」と答えます。

薬学の知識を持つ猫猫が作る媚薬とはいったい・・・。

後宮の医局の出入りを認められた猫猫は、俄然やる気を見せ壬氏の要望に見事応えるのです。

行き届いた設備や多くの材料のなかで猫猫が作ったその“媚薬”とは、なんとチョコレートでした。

彼女は昔、妓楼で遊女から変わったお菓子を一度もらったことがあり、食べると妙に気持ちが高揚する経験をしたことがありました。

彼女はそれをヒントに忠実に再現したのです。

媚薬の効果とは?チョコレート(カカオ)に秘密

お菓子といっても、媚薬なので薬と同じ。がぜん張り切る彼女の思考では「これは調薬だ!」となったわけですねw

猫猫は干果(ドライフルーツ)を可可阿(カカオ)でコーティングし、水瓶に半分水を張って外気より涼しくしてチョコレートを固めることで、チョコレートのお菓子を作りました。

見た目や作り方は現代のチョコレート菓子そのままで、楽しいスウィーツ作りといった感じです。

ところが、これはれっきとした媚薬だそうで、出来栄えには猫猫も自信があるようす。

ちゃっかり自分用(夜食)に作っていることもばれていました。

なんに使うのかw・・・

カカオの媚薬とは?

ちなみに使った材料は特別な薬草とかではなく「牛乳・乳酪(バター)・砂糖・はちみつ・酒・ドライフルーツ・香油・粉末カカオ」と、今でも普通に料理で使われる材料です。

このなかでもカカオに含まれる成分が、どうやら媚薬の効果を発揮する素なのだそう。

加えて、普段からカカオに免疫がある者には効果はないとのこと。

ではいったいどうなるのでしょうか?

チョコを食べるとどうなるの?

のちに猫猫の媚薬は侍女たちのつまみ食いによって、効果が強力であることが証明されることになります。

こちらの公式動画でチョコレートの効能についてくわしく解説されていますよ♪
↓  ↓  ↓

ほかにも猫猫がいない隙に、なんと玉葉妃の侍女3人娘が、こっそり媚薬(チョコ)を盗み食いしてしまったのです。

ところが彼女たちは免疫がなかったらしく、カカオの効果でみな異様なようすに。

胸元をはだけさせまるで欲情を抑えきれないといった紅潮した表情でもだえる姿が。

まさに媚薬の効果はバツグンのようです。

壬氏のカカオの媚薬は何に使った?目的は芙蓉妃だった

壬氏が猫猫に媚薬を作るよう依頼した目的は明らかにしていませんでしたが、後宮の管理者としてある難題を解決するために利用したことがわかっています。

その難題とは、皇帝の側室として後宮に住まう妃でありながら、ある武官に恋をしていた中級妃(芙蓉妃)をうまく下賜させること。

壬氏の計略は恋の手助け!?

つまり、わざと皇帝に芙蓉妃への関心を失くさせ、部下への褒美として下賜するよう仕向ける裏工作をはかった壬氏。

と同時に、芙蓉妃から武官に対し恋文と媚薬(チョコ)を送ることで、奥手の武官をたきつけると見事に予想は的中!

芙蓉妃の身の上を案じ、誰も傷つくことなく円満解決させるまさに奇策のレアアイテムとして媚薬を使ったのです!

猫猫の作った媚薬の効果もあり、武官は功を上げ皇帝に芙蓉妃の下賜を求めました。

皇帝にとってはすでに関心のなくなった妃なら渋るまでもなく、部下に譲ってもかまわない。

とんとん拍子でうまく事が運んだというわけです。

これだけではありません。事前に芙蓉妃には気が触れたフリ(夢遊病)をするよう伝え、皇帝の気が変わらないよう芝居するという徹底振り。

皇帝より後宮を管理する責任者として一任される壬氏は、猫猫の知識を利用して見事にこの難題を解決して見せたのでした。

後宮を出て武官と添い遂げたい芙蓉妃

そもそも、芙蓉妃はなぜ下賜にこだわったのか?

芙蓉妃の出自は属国の姫という身分で、政略のため後宮へ嫁がされました。

ところが、幼なじみで懇意にしていた武官に心惹かれていた彼女は、なんとか皇帝から寵愛を受けることなく身ぎれいなまま武官と一緒になりたい。

そのため、初めての夜伽の晩にわざと得意の舞踏で失敗して見せ、ショックで引きこもり皇帝から愛想を尽かされようと考えたのです。

というか、おそらく壬氏から話を持ちかけられたと考えられます。

寵愛の機会がなければ、時が経てばやがてお役御免となり、また幼なじみの武官の頑張り次第では、彼のもとに下賜され願いが叶うと計画したのです。

結果、その計画通りに下賜が決まり、芙蓉妃は後宮から出られる手筈となったのですが、万が一皇帝の気が変わらないように、あらかじめ毎夜徘徊して、病気で気がふれてしまったかのように見せかけるという演技もしていました。

その結果、念願がかない後宮を出ることになった芙蓉妃の顔はとても幸せそうでした。

このことはあくまで秘密裏に進められていたようですが、猫猫だけは過去によく似た事例を知っていて、推測で見抜いていたようです。

後宮では下女たちの間で夜な夜な幽霊が出るといううわさが立ってしまったこともあり、大事になって計画に支障がないよう、色々と策を講じて裏で動いていたことがのちに明らかとなります。

壬氏が媚薬(チョコレート)を盗み食い?その後壬氏は?

壬氏の目的は武官と芙容妃を一緒にさせるためということが分かりましたが、実は壬氏も猫猫のチョコレートを盗み食いしていたのです。

壬氏が何をしようとしていたのかまでは不明ですが、別れ際に猫猫に強引なアプローチをするあきらかに媚薬の効果が出ている描写が描かれます。

ただし、猫猫にはそんなアプローチも効果なしだったようで、「ほかに被害者が出なければいいけど」とまるで他人事のように冷めた様子なのがおもしろいですよね。

まとめ:【薬屋のひとりごと】猫猫の手作りチョコは媚薬?壬氏の目的とカカオ効果

今回は作中で猫猫が壬氏に頼まれて作った媚薬について解説してみました。

媚薬の正体はチョコレートで、壬氏はそれを使って後宮の難題を解決したもよう。

こともなげに媚薬を作ってしまう猫猫もすごいですが、それをうまく使いこなしてしまう壬氏もまた素晴らしい!

つぎはどんな問題を2人は解決していくんでしょうか?楽しみですね♪

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする