【薬屋のひとりごと】子翠(シスイ)の正体は楼蘭妃!?虫好き少女が後宮に入った目的とは?

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今回は「薬屋のひとりごと」に登場する女性キャラで桜蘭妃に仕える下女、子翠(シスイ)について解説します。

初登場で猫猫と仲良くなってからは、同僚の小蘭(シャオラン)とともに3人は親友のような存在となっていきます。

しかし同僚ということ以外、子翠にはいろいろ謎が多く、猫猫も少し気になる人物のようでした。

実は子翠にはもう1つの顔があったのです。

彼女の正体とはいったい?

*この記事ではネタバレを含む内容がありますので、気になるかたはご注意を!

【薬屋のひとりごと】子翠(シスイ)の正体は楼蘭妃!?

まず子翠の人物像について解説していきます。

子翠はどんな人物?

子翠は柘榴宮・桜蘭妃付きの下女で、猫猫と同年代の明るくて気さくな印象の少女です。

大の虫マニアで、虫を捕まえることや雑学を話すことが大好きなちょっと変わった女の子。

(作中、イナゴをおいしそうに食べるシーンも・・・)

そんなところが毒マニアな猫猫とどこか波長が合うのか、似たもの同士で気が合うようすw

猫猫とは子猫を拾った時から顔を合わせるたび、一緒に虫をつかまえたり怪談話の会に参加したり、また小蘭たちみんなでお風呂に行ったりと親交を深めていきます。

とりわけ子翠は後宮下女でもめずらしく、読み書きや姉から教わった薬学の知識もあるようで、猫猫は自分と共通点も多かったことから、急激に子翠に親近感を持ちはじめます。

子翠の正体は?

先に言うと、子翠の正体は楼蘭妃本人です。

ある目的で下女・子翠の姿で後宮内を自由に動き回っているのが彼女の正体です。

楼蘭妃は、阿多妃のあと淑妃として柘榴宮にはいった北部出身の上級妃です。

彼女は皇帝すら戸惑うほど、派手な身なりや素顔もわからない化粧で、どこかつかみどころのない妃としてうわさがたつほど謎の多い人物でした。

それまで数々の難事件を推理し、勘の鋭さには定評のある猫猫も、彼女にどこか違和感を感じていたものの、まさか彼女自身が上級妃だとは思いもつかなかったようでした。

のちに、楼蘭妃が後宮にはいったいきさつや、子翠として動き回っている目的も明らかになっていきます。

【薬屋のひとりごと】楼蘭妃(子翠)の目的はなに?

はじめに楼蘭妃が後宮にはいったいきさつですが、彼女の家族が大きく関わっています。

彼女の父は子昌(シショウ)。

彼は国の高官で、かつて先帝の時代から敏腕で大きく貢献した「子の一族」という名持ちの名家の当主。

なので、政略のため特権で娘を後宮にねじ込み、優位に“事”を運ぼうとしていた策士です。

彼女の母は神美(シェンメイ)。

かつて先帝の時代の上級妃でしたが、下賜により下げ渡され子昌の妻となった人物です。

皇族とは過去の“ある出来事”で因縁があり、これが子の一族の存亡をも握る事態に発展する発端。

そして義姉、翠苓(スイレイ)。

翠苓と楼蘭(子翠)は異母姉妹の関係ですが、唯一心を許しあった仲。

翠苓はある目的で男装し官女として後宮に入り込んでいました。

猫猫もあざむくほど綿密な計画と手慣れた犯行で、あと一歩で完全犯罪だったのですが・・・

2人とも身内に翻弄され、命を賭けた宿命を背負わされたかわいそうな姉妹です。

母の復讐に付き合わされた子翠と翠苓

先ほどのとおり、子翠が後宮にはいった目的は、母(神美)の皇族への復讐のためです。

かつて神美が上級妃だった頃、亡き先帝から受けた屈辱と後宮でのいわれのない侮辱を受け、神美の心を完全に歪めてしまいました。

この復讐劇の原因となります。

復讐の鬼と化した神美は、個人的な恨みから夫や娘たちを冷酷な手段で意のままにし、駒として情報収集や暗殺を指示するばかりか、一族の人間をかり出しての国家転覆まで画策していたのです。

夫(子昌)の力を使い娘(子翠と翠苓)を後宮に潜りこませ、皇族や後宮が不利になる情報をあつめさせ、翠苓に命じ水面下で事故に見せかけた数々の事件を起こさせて攪乱させ、皇弟暗殺を謀ったのです。

さいわい皇弟暗殺は、猫猫の名推理のおかげで未遂に防げましたが、計画はこれで終わりではありませんでした。

次に狙われたのが猫猫だったのです。

桜蘭妃(子翠)の気持ち(目的)は別にあった?

桜蘭妃(子翠)は生まれてからずっと、母(神美)から厳しいしつけと皇族や後宮に対する恨み言を聞いて育ちました。

それはもう虐待と呼べるほどで、いつしか楼蘭は母の顔色をうかがい良い娘を演じるようになっていったのです。

そんな不遇な環境だったにもかかわらず、桜蘭妃(子翠)は心根の優しい娘に育ちました。

そればかりか、自分以上に虐待を受ける姉(義姉)の翠苓の身を案じ、なんとか母から姉を救いたい気持ちを持つほどに。

母の命令で後宮に入って子翠として情報をあつめるなか、猫猫の存在を知ります。

「彼女になら託せるかもしれない」

猫猫に近づき信頼を寄せるようになった子翠は、母の思惑とは別にまさに命がけの一芝居を打つことになります。

優しすぎるがゆえの彼女の無謀な決断。

くわしくはぜひ原作(小説・漫画)をご覧ください。

このエピソードの主人公は、猫猫ではなく彼女だと、まちがいなく感じるはずです。

まとめ:【薬屋のひとりごと】子翠(シスイ)の正体は楼蘭妃!?虫好き少女が後宮に入った目的とは?

今回は子翠の正体や後宮での目的について解説してきました。

子翠の正体は楼蘭妃で、後宮でさまざまな情報収集をしていた。

虫好きで読み書きや薬学の知識もある。

楼蘭妃として後宮に入った目的は、母の命令で後宮に入った姉・翠苓の力になること。

猫猫には親友として信頼している。

母の呪縛から解放され自由になりたい。

不幸な生い立ちにもめげず、健気にみなの幸せを願う素敵な少女、楼蘭(子翠)。

彼女の新たな人生に幸あらんことを。

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