【薬屋のひとりごと】里樹妃(リーシュひ)の魅力を解説!「渡る世間は…」幼い妃の後宮奮闘記

<PR>当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

今回は「薬屋のひとりごと」の登場人物である里樹妃(リーシュひ)について、キャラの特徴や魅力をくわしく解説します。

彼女は猫猫がいる後宮において、4人いる上級妃のうちの一人です。

ほかの妃とくらべ、皇帝の側室となるにはあまりに幼い少女でありながら、上級妃という身分として描かれています。

そんな里樹妃(リーシュひ)の正体とはいったい?

どんな人物なのでしょうか?

作中ではいじめや暗殺未遂、さらにはライオンにおそわれるなどこれでもかというほどの不幸な目にあい、とてもかわいそうな境遇として描かれている彼女。

はかなげな印象ながら、陰謀うずまく後宮でつつましくも必死に務めを果たそうとがんばる里樹妃(リーシュひ)の人物像を、プロフィールとあわせて紹介していきます。

里樹妃(リーシュひ)の魅力を存分にお届けしていきます!

*この記事にはネタバレを含む内容がありますので、気になるかたはご注意を!

『薬屋のひとりごと』の里樹妃(リーシュひ)とは?

里樹妃は4人いる上級妃の一人で、「徳妃(とくひ)」という位を与えられた妃です。

初登場時は14歳という若さですが、おどろくのは彼女の後宮入りは9歳のときで、今は亡き先帝の妃として入内しています。

数年前に先帝の崩御で現皇帝に代が変わり、本来なら代が変わると後宮妃は全員出家し、総入れ替えされるのが習わしだったようですが、異例の2度目の後宮入りというすこし複雑な経歴を持っています。

これには里樹妃のあまりに不憫な生い立ちが少なからず影響しています。

もう少しわかりやすく言うと、現皇帝の父の奥さんが旦那の死後、息子の嫁として嫁いだという構図です。

庶民には想像しがたい、なにか“やんごとなき”世界の殿上人だけに通用することわりのにおいがしますね。

アンタッチャブルな世界・・・

幼い里樹妃が後宮に入ったいきさつをくわしく解説していきます。

里樹妃(リーシュひ)のプロフィール(年齢・身長・出身・声優など)

名前:里樹(りーしゅ)
年齢:14歳(登場時)→17歳
身長:不明(おそらく150㎝くらい)
子 :なし
階級:上級妃「徳妃」
住居:金剛宮(こんごうきゅう)
出身:不明

初登場時の里樹妃は14歳で、すこしあどけなさも残る美少女といった印象です。

明るい栗毛の髪をカールしツインテールでまとめ、クリっとしたつぶらな瞳と童顔がかわいらしい、今でいうロリータな愛くるしい見た目。

華やかな衣装と化粧で着飾っていますが、年齢のせいかメリハリのない体型も余計に幼さを感じさせます。

後宮という夜伽で帝の相手を務めるはずの妃とはいえ、彼女のあまりの幼稚な体型に、あの猫猫ですら同情していたほど。

というか、年齢からしてまずアリなのか?という疑問も・・・

CV(声優)は?

アニメで里樹妃を演じるキャストは、声優の木野日菜さん。(アミュレート)所属


幼い声が特徴の木野さんは、声優にあこがれアルバイトをしながら養成所に通い、実力を磨いてきた努力家。

持ち前の声を見事に使い分け、幼女から動物まで演じる役は幅広い。

代表作は
・『スター☆トゥインクルプリキュア』フワ役
・『はたらく魔王さま!!』アラス・ラムス役
・『刀使ノ巫女』糸見沙耶香役

プライベートでは2023年にご結婚され、声優としてのキャリアも着実に伸ばしています。

里樹妃の生い立ち

彼女の生まれは国でも有数の名家で「卯(う)の一族」といういわゆる氏族ですが、実力主義をかかげた先帝の政権の影響で現在は落ちぶれています。

一族復活のための道具として、幼女趣味(ロリコン)だった先帝に取り入るため、親から無理やり後宮に入れられたかわいそうな生い立ちを持っています。

ところが入内後わずか数年で先帝が崩御(死亡)したため、いわば未亡人となり尼寺へ出家する身となります。

そればかりか妾として好色な老齢高官に嫁がされそうになっていたところ、当時彼女の母の幼なじみだった阿多妃が不憫に思い、見かねて皇帝に頼み里樹を上級妃として迎え入れました。

そんな身の上にくわえ、根っからの世間知らずなお嬢様だったこともあり、まわりからは「後宮に出戻った恥知らず」だとか「帝からの寵愛もない役立たず」と中傷されていました。

挙句、そばに仕える侍女たちからもナメられ、容赦ない陰湿ないじめを受ける始末。

里樹妃は不幸のオンパレード!?いじめにアレルギー

さきほどの不憫な生い立ちのほか、里樹妃ははちみつや魚など多くの食物アレルギーを持っています。

このせいで昔、知らずに口にしてしまい死の淵をさまよった経験もあり、気を付ける(食べない)よう医者に言われていました。

しかし、彼女のお世話をする侍女たちはこれをただのわがままだと捉え、いやがらせでわざと食事に入れて陰湿ないじめをしていました。

かわいそうにまわりの大人に振り回され、これでもかという不幸を背負ったキャラ。

かわいい容姿と無垢な性格がせめてもの救いです。

里樹妃のたび重なる不幸

さらに里樹妃の身に不幸な出来事が起こったのは、園遊会での「毒入りスープ暗殺未遂事件」でのこと。

里樹妃ははちみつや魚などいくつかの食物に対するアレルギーを持っています。

もし口にすると、場合によっては拒否反応で命の危険もあるこのアレルギー。

皇帝主催の全上級妃が集う晴れの場で、いつものように侍女たちがいやがらせでほかの妃の食事とすり替え、アレルギーで苦手な魚入りのスープをわざと彼女に食べさせようとします。

里樹妃が魚介が苦手なのを知っておきながら、恥をかかせて困るのを楽しんでいるというなんとも質の悪いいたずらです。

本来なら里樹妃の事情を察し、口にしないよう彼女の毒見役が事前にチェックし、魚の入っていないものが置かれるはずですが、わざと魚入りのスープを里樹妃のもとへ。

それでも里樹妃は、健気にも食事を残すことなど帝に失礼だと考え、危険を知りながら口にしてしまいます。

のちに、彼女が口にするはずだった(すり替えられた)スープには、本当に毒が仕込まれていたことがわかり、結果として里樹妃は事なきを得ます。

いったいどういうことなのでしょうか。

里樹妃は命を狙われる

本来の里樹妃が口にするはずだった(毒入りの)スープは、玉葉妃のもとへ運ばれていました。

結果的にこの侍女のすり替えが幸いし、里樹妃が毒を口にすることはなく、玉葉妃の毒見役だった毒大好き猫猫が口にしたことで、里樹妃の暗殺計画は未遂に終わったのです。

つまり、このとき本当に毒を混ぜてひそかに里樹妃を暗殺しようと企む者がほかにいたのです。

しかし、侍女のいじわるですり替えられたことで、暗殺は阻止されたというなんとも間抜けな話。

里樹妃を救った猫猫

とはいえ、無理して魚を食べた里樹妃も無事ではなく、アレルギー反応で腕にじんましんができ、里樹妃に対しての侍女らの一連の様子をうかがっていた猫猫がいじめだと気付きます。

里樹妃の無理に食べた行為に対してやさしく注意しながら、侍女のほうにはしでかした罪の重さをわからせるため、「知っててやったなら殺人行為」だと、猫猫らしいやり方で成敗します。

これがのちに里樹妃と猫猫の絆が生まれるきっかけとなります。

里樹妃の性格

名家の生まれで物心ついた時から後宮で妃教育を身に付けてきたためか、気品は感じるものの終始おどおどした自信のない様子で、たとえるなら小動物のような里樹妃。

不幸が目立つ里樹妃の性格は、純粋無垢でやや世間知らず。

上級妃という身分が重荷で、そのことが逆にコンプレックスで臆病な言動となり、侍女から軽んじられている現状。

ただ、本人はまだ子供のためか大人の陰湿ないじめを受けても気付いていないのがある意味で救いです。

もし健全な精神状態で健やかに育てば、後宮で身分にあった相応の気品も身につくと思われますが、とにかく環境が悪い。

里樹妃の魅力やかわいい一面

なにかと不幸な一面ばかりが目立つ里樹妃ですが、ここからは彼女のかわいい一面を紹介します。

幼い頃から親元を離れドロドロした感情がうずまく後宮で、大人に囲まれ彼女なりに気丈にふるまう頑張り屋さん。

とはいえ、まだまだ親が恋しい14歳の幼い少女は、ときに鼻を垂らして泣きじゃくったり、引きつった表情で大人の顔色をうかがったりと、感情のコントロールが苦手なようでわかりやすい。

同じ10代でも花街育ちの肝が据わった猫猫とはちがう可愛さがあります。

そんな、思わずほっとけないと感じてしまう魅力を彼女は持っているのです。

妃教育で大パニック!

また、帝の子を成すことが使命の後宮妃という立場でいる以上、避けられないのが性の知識。

作中では妃教育と称し、猫猫が上級妃にそういう場面で役立つ性の知識を講義するシーンが描かれます。

恋も知らないまだまだお子様で、初心(うぶ)な里樹妃の取り乱すしぐさがなんともかわいい♪

うわさでは猫猫の特別授業で手渡された教科書(性の指南書)に、パニックで鼻血を出していたとも・・・

つくづくかわいそうに。

恋の予感!?白馬の王子(馬閃)現る?

その後の里樹妃は、皇弟のために開かれたある酒宴でふたたびトラブルに巻き込まれます。

あらぬ疑いをかけられた上にライオンに襲われるというとんでもないピンチに見舞われます。

そのとき、彼女を救ったのが壬氏の配下である高順(がおしゅん)の息子・馬閃(ばせん)でした。

決死の覚悟で馬閃はライオンの前に立ちはだかり、身体を張って見事里樹妃を救出します。

里樹と馬閃はそこでお互い運命の出会いを果たします。

当作で数少ない甘酸っぱいラブロマンスが描かれるのですが、恋に慣れていない2人のもどかしい感じがとてもかわいい。

やっと里樹妃にとっての永くつらい冬が終わり、春が訪れることになります。

まとめ:【薬屋のひとりごと】里樹妃の魅力を解説!「渡る世間は…」幼妻の後宮奮闘記

今回は「薬屋のひとりごと」の登場人物である里樹妃(リーシュひ)について、魅力となる性格や特徴、生い立ちやかわいい一面など人物像をくわしく解説してみました。

可愛い容姿に似合わずなかなか不憫な人生を送る里樹妃。

彼女が今後どんな幸せな人生を歩むのか期待が膨らみますね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする