今回は「薬屋のひとりごと」の登場人物である梨花妃(リファひ)について、キャラの特徴や魅力、子供やほかキャラとの関係、そして彼女に伝授された秘術についてもくわしく解説します。
彼女は当作のおもな舞台となる後宮において、4人いる上級妃のうちの一人です。
「至宝」とうわさの見事な武器をもつ絶世の美女として描かれていますが、彼女の正体とはいったい?
どんな人物なのでしょうか?
さらに彼女に起こった不幸な出来事や子供、さらに伝授された秘術による復活までプロフィールとあわせて紹介していきます。
梨花妃(リファひ)の正体や魅力を存分にお届けしていきます!
*この記事にはネタバレを含む内容がありますので、気になるかたはご注意を!
『薬屋のひとりごと』の梨花妃(リファひ)とは?
梨花妃は4人いる上級妃の一人で、その品格と聡明さから「賢妃(けんひ)」という位を与えられた妃です。
皇帝への忠誠心は強く家柄も良いため、壬氏に推薦されて上級妃になったいわば生粋の令嬢です。
作中序盤では、子供とともに病を患い心身ともに不安定な境遇が描かれていましたが、猫猫と出会い見事に不幸を乗り越え、ふたたび美しく輝く存在となっていく様子が描かれていきます。
そんな梨花妃の魅力とは?
くわしく解説していきます。
梨花妃(リファひ)のプロフィール(年齢・身長・出身・声優など)
名前:梨花(りふぁ)
年齢:23歳→26歳
身長:不明(おそらく170㎝前後)
子 :一児(東宮)/死亡
階級:上級妃「賢妃」
住居:水晶宮(すいしょうきゅう)
出身:不明
初登場時の梨花妃は23歳で、洗練された大人の女性といった印象です。
美しく長い黒髪のストレートと、一見すると気の強そうな眼差しがまさにクールビューティー。
身長は不明ですが、スラっとしたモデルばりのプロポーション。
なかでも目を惹くのはこれでもかと主張する胸!
気品と華やかさにあふれ、上級妃にふさわしい立ち振る舞いは、この歳ですでに貫禄すら感じさせます。
というのも、実家は皇族の親戚にあたる家柄で、血筋から言ってもまさにサラブレッド!
幼い頃からお嬢様として育てられ、その後同い年のいとこで、父の姉の子供である杏(しん)を侍女として、一緒に後宮入りします。
現在は後宮内にある水晶宮に住み、多くの貴族の令嬢を侍女として生活しています。
「至宝」メロン胸!ビジュアル無双の美女
先ほど紹介したとおり、梨花妃といえばやはり、一部では「メロン」とも称される豊満な胸。
作中で病に倒れ、猫猫に看病されていたときも、老婆のように顔も身体もやつれてやせ細っていながらも、ここだけはまったく変わらず目立っていたほど。
自分は絶壁だとコンプレックスを持つ猫猫も、彼女の胸を「たわわに実る2つの果実」と。
ハリや形、大きさはまさに「至宝」とまで絶賛していました。
言うなれば無敵の武器を持つ勇者のよう。まさに無双!
この武器がのちのち猫猫の秘術によってバツグンの威力を発揮し、自信を取り戻した彼女は不死鳥のごとくよみがえることになりますw
猫猫の秘術についてはのちほど解説します。
CV(声優)は?
アニメで梨花妃を演じるキャストは、声優の石川由依さん。(mitt management)所属
幼少期から劇団に所属していた石川さんのミュージカルや舞台で鍛えた実力は、声優としても数々の人気作品の主役を演じてきたことからわかります。
代表作は
・『進撃の巨人』ミカサ役
・『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレット・エヴァーガーデン役
・『トロピカル~ジュ!プリキュア』一之瀬みのり/キュアパパイア役
と、このようにヒット作品にも数多く出演し、彼女の声は多くのファンから親しまれています。
2021年、声優アワードでは主演女優賞も受賞し、同年プライベートでも結婚して公私ともに充実されている石川さん。
梨花妃(リファひ)の性格や魅力
彼女の魅力は、美貌は言うまでもないですが高潔さでしょう。
育ちからくる気品と知性、そして純粋でまっすぐな性格が彼女の持つ魅力です。
これは猫猫をはじめ多くの人々からも帝の妃としてふさわしいと思われています。
初登場時の梨花妃は、自身の身に起こった不幸な出来事から心身喪失で玉葉妃を怒鳴りつけていた場面が描かれますが、本来の彼女は自分の身分を鼻にかけた高慢で冷酷な女性ではありません。
気品と慈愛に満ちあふれ、人があこがれを抱くような立派な人物なのです。
おしろい事件で玉葉妃に強く当たっていたのは、はかりごとや私怨がうずまく後宮において、ただ愛する我が子を守るため、なりふりかまわず必死に強がっていただけなのです。
帝に忠誠を誓う上級妃としての気高さや、母として子供を守りぬこうと見せる強さ、そして侍女たちに礼節を尽くす純粋さなど、どれもが彼女の魅力です。
梨花妃(リファひ)の子供は?
かつて梨花妃は東宮(男児)を産み、上級妃のなかでもっとも国母(皇后)に近い存在でした。
ところが、母子ともに原因不明の病を患い、治療の甲斐もなく幼い東宮はわずか生後3か月で命を落とすはめに。
何よりも大事な次期皇帝となるはずだった我が子を失い、まじめな梨花妃はショックで生きる希望を失い、自身も病によって今にも命尽きようとしていました。
結果的に、それまでの猫猫の活躍を耳にしていた帝が、梨花妃を案じ彼女を治すよう元薬師である猫猫に依頼します。
2ヶ月にも渡る献身的な猫猫の看病の甲斐もあり、梨花妃は見事に回復しますが、帝の子を失った自責の念にかつての自信を取り戻せずにいました。
「もう帝から愛されることはないのか」と。
「無知」は罪?梨花妃を襲った悲劇
梨花妃の病を治すため水晶宮をおとずれた猫猫によって、東宮の死と梨花妃の病の原因は明らかとなります。
それは、以前に後宮内で起こった皇子の謎の連続死の元凶となった“おしろい”。
おしろいに含まれる鉛が人体には毒で、後宮で使用禁止になったはずのおしろいが、なぜか使われていたためでした。
犯人は梨花妃の侍女でした。
それまでのいきさつを知らなかった侍女たちが、良かれと思って使い続けていたことが原因だったのです。
知らなかったとはいえ、帝の子を死なせたことは重罪。
忠告していた当の猫猫はガチギレし、おしろいを使った侍女を責め立てますが、謹慎処分のあと梨花妃はその侍女を許したのです。
もし猫猫の忠告を守っていたら、東宮が亡くなることはなかったし梨花妃も病に倒れることはなかったでしょう。
梨花妃の心中を考えると、自身はおろか我が子を殺した相手なんて絶対許せないとも思えますが、彼女の懐の広さには感服しますね。
梨花妃(リファひ)のかわいい一面
立派な人格者である梨花妃のかわいい一面も、作中では少し描かれています。
秘術に赤面♪
梨花妃は回復した後、猫猫から教わった秘術のお陰でふたたび帝から寵愛を受けることに成功しました。
いったいどんな秘術かと言うと、緑青館の妓女直伝の性技です。
いわゆる夜伽で帝をよろこばせるテクニックで、梨花妃の「至宝」2つのメロンを使った匠の技w
くわしくはこちらで解説してますが、この秘術を猫猫から伝授された彼女は、顔を真っ赤にし頭から煙をあげています。
おそらくまじめな梨花妃にとって思いもしない使い方だったのでしょうね♪
梨花妃のようすがなんともかわいい♪
案の定、しばらく帝が水晶宮に通いつめたのだとか。
よほどクセになる気持ちよさだったよう。
それまで寵姫No,1の玉葉妃が「しばらくごぶさたでゆっくり眠れる」とぼやいたほど・・・
晴れて無双状態となった梨花妃は、猫猫に絶大な信頼を置くことになります。
のちにこの秘術は梨花妃ご推薦となり、ほかの上級妃にも妃教育の必須科目として猫猫先生指導のもと、講義されることになります。
まとめ:【薬屋のひとりごと】梨花妃の魅力を解説!「至宝」の武器をもつ令嬢
今回は「薬屋のひとりごと」の登場人物である梨花妃(リファひ)について、キャラの特徴や魅力、子供やほかキャラとの関係、そして彼女に伝授された秘術についてもくわしく解説してみました。
美貌と知性、そして人々を魅了する才覚もあわせもつ梨花妃。
彼女が今後どんな幸せな人生を歩むのか期待が膨らみますね!