【呪術廻戦】内通者(２人目)はだれ？裏切り者の正体を考察！

2023/3/25 呪術廻戦 

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呪術廻戦では、呪術師側に敵と通じ情報を流している内通者が２名以上いることがはっきりしています。

そのうち１名はメカ丸だったことが本編(渋谷事変前)であきらかになりました。

そこで今回はほかの内通者がだれなのか？裏切りの可能性がある人物とその理由について考察していきます！

 

【呪術廻戦】内通者(２人目)はだれ？メカ丸以外のもう一人とは？

本編では姉妹校交流戦での突然の敵の急襲など、呪術師側の情報があきらかに敵に漏れているかのような描写が複数ありました。

五条は内部に内通者がいると疑い、内密にその人物の特定を急いでいたのですが、京都校の庵歌姫により内通者の情報が明かされました。(原作単行本9巻79話)

・内通者は2人以上
・学長以上の上層部

という2点。

五条悟から内通者の炙り出しを託されていた庵歌姫から、1人の内通者(容疑者)がメカ丸/与幸吉(むたこうきち)だと特定されたのです。

１人目の内通者はメカ丸だった


疑わしい人物が思い当たらずなかなか足がつかめなかった庵歌姫は、消去法で内通者としてなり得る人物を絞っていった結果、メカ丸が浮上し内通者という結論に至りました。

理由は内偵や遠隔操作に長けているメカ丸の術式「傀儡操術(かいらいそうじゅつ)」が、内通者として動くには適していると考えたからです。

メカ丸/与幸吉(むたこうきち)は生まれつき天与呪縛の影響で、広大な術式範囲と強大な呪力出力を持つ代わりに身体的に不自由を抱えた京都校２年。

たしかに傀儡操術なら自身が動かずとも情報収集や行動が容易にでき、アリくらいのサイズのものまでコントロールできるので、そうかんたんには発見されないでしょう。

とはいっても、歌姫も「あの子が怪しいんじゃなくて、誰も怪しくないから消去法でメカ丸なの」と言うほど確信はなかったもよう。

メカ丸の裏切りの悲しい理由


実際には、歌姫の読みどおりメカ丸が内通者の一人でした。

メカ丸が内通者になった理由は、「情報を流す代わりに京都校のみんなと普通に生活できるよう身体を治してもらえる」から。

これがメカ丸の天与呪縛で背負ったハンデです。

メカ丸の肉体の縛り
・右腕と膝から下の肉体がない
・腰から下の感覚がない
・肌は月明りに焼かれるほど脆い
・常に全身の毛穴から針を刺されたように痛む

生まれてから一度も陽の下に出たことがなく、一生を生命維持装置の中で過ごすという宿命。

いくら頭ではわかっていても、メカ丸の心が動く気持ちはわからなくはありませんが。

そんなメカ丸の心の闇につけこんで、呪霊の真人(まひと)は術式「無為転変(むいてんぺん)」の効果で身体を五体満足に治してやるという“アメ”を与え、約束を交わさせたからでした。

仲間と一緒に笑って過ごしたい・・・あの輪の中に入りたい・・・

天与呪縛という忌まわしい呪いによって願っても決して叶わない不遇を背負ったメカ丸にとって、悲しくも切ない願いだったのです。

ただし、大事な仲間(京都校)には絶対に危害を加えないならという条件を付けて。

とくに“ある”人物には絶対！

⇒メカ丸が気にした“ある”人物とは？

しかし、期待もむなしく呪霊によって京都校の生徒が次々と襲われたため、メカ丸は約束が破られたと判断し、真人に死を覚悟して戦いを挑みます。


メカ丸は奥の手「究極メカ丸絶対形態（モード・アブソリュート）」巨大ロボに乗り込み真人に挑みます。

序盤から圧倒的な力で真人を追い込み善戦しますが、力一つ及ばず特級呪霊・真人の無為転変を受け最期を迎えます。

実際の本編ではメカ丸の死後、渋谷事変の一報を受けた京都校のメンバーが現地(渋谷)へ向かう新幹線の車内で、あらかじめ三輪霞(みわかすみ)に仕込まれていた発信機(ミニメカ丸)のメカ丸からの最後のメッセージで、理由や真相が明かされます。

 

２人目の内通者を考察！もう一人の手がかりと容疑者

１人目の内通者についてはメカ丸であることが判明しましたが、現時点でその他の内通者の存在はまだ明らかになっていません。

しかし、歌姫の情報によれば、「内通者は最低でも2人以上であり、1人は学長以上の上層部である」ことが確定情報とされています。

メカ丸はもう1人の内通者にも情報を流していたようです。

発覚後、虎杖たちはメカ丸を捕縛するために行動していましたが、上記のとおり接触する前に真人との戦闘で死亡し、ほかの内通者や真相を聞くことはできませんでした。

残りの内通者が誰なのかについて、ネットにあがっている容疑者を参考にして考察してみます。

２人目の内通者候補①：家入硝子

家入硝子は内通者の疑いがかかっており、ネットでは本命では？ともっとも思われている人物。

たしかに怪しい言動があるものの、歌姫の言う条件にはあてはまりません。

彼女は五条悟や夏油傑と高専学生時代の同級生で、現在は呪術高専の鑑識兼医師という立場。

序盤の虎杖の復活の場面に立ち会っていた数少ない人物の一人です。

立場上、高専上層部との関りも深い可能性がありますし、彼女の出番が少ないせいかくわしい情報もいまだ不明のままです。

あと、同級生だった夏油傑が呪術師だけの世界を作るという理想のため呪術師の道を捨てた後、ひそかに夏油の考えに共感し会っていたのでは？という可能性もあります。

なんといっても怪しすぎるあの“目の下のクマ”！

ファンブックでは、多忙で疲れているからという説明はされていましたが、それにしても・・・。

当作で数少ない美女キャラにあの設定は、ただの作者の趣味なのか。

また、渋谷事変の際には、救護班として現場で待機していましたが、学長の夜蛾(やが)からの護衛に、不要だと1人になりたがっていた節もみられます。

疑えばキリがないですが、ネットでも多くの声が上がってますが、とにかく怪しすぎる言動が目につきます。

２人目の内通者候補②：狗巻棘

こちらも歌姫のいう条件にはあてはまりませんが、疑惑の目が向けられています。

呪術高専東京校の2年生で、虎杖の先輩である狗巻棘は、屈指の人気キャラながら姉妹校交流戦での活躍以降、渋谷事変での久々の登場くらいで、それからほぼ登場がありません。

登場がない人気キャラといえば五条先生もそうなのですが、彼の場合は理由がはっきりしているので・・・。

登場しない理由に、渋谷事変で宿儺vs漏瑚戦の巻き添えを食らって腕を失い戦線離脱したからという報告がありますが、乙骨の報告だけで実際のシーンはありませんし、ほかにも重傷になっても早々に現場復帰している仲間が多いなか、まだまだ能力的に十分活躍が出来る場面は描けたはず。

なぜ彼だけ出てこない？乙骨とバトンタッチしたから？

となると、呪霊と戦うとなにかまずい理由でもあったのでは？と怪しくなってきますよね。

あと、彼の素性や御三家ではないものの、呪術家系の狗巻家の情報も何一つ明かされていません。

２人目の内通者候補③：伊地知潔高

こちらも歌姫のいう条件にはあてはまりませんが、疑惑の目が向けられています。

呪術高専東京校の補助監督である伊地知潔高(いじちきよたか)は、五条悟の下でこき使われ一緒に行動しています。

作中ではあまり活躍するイベントはなく、どちらかといえばモブキャラ。

しかし、彼が内通者と疑われている理由は、機関と呪術師のパイプ役で内部の情報が入りやすい補助監督という立場であること。

呪術師を容易に手引きしやすいポジションにいるということから、敵に目を付けられた可能性も否定できません。

では、彼の動機は？

伊地知は呪術師希望で高専に入りましたが、自身の能力の限界を感じ裏方として生きる道を選んだようです。

もし、いまでも呪術師として大成したいと望み、可能な力を与えてやると打診されていたとするならどうでしょうか。

ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、呪霊側にとっては使い勝手のいいコマとして利用だけするという線もあるような気がしますし、実際用済みとなったのか渋谷事変で呪詛師・重面にメッタ刺しにされ始末されてしまいました。

あと、家入硝子が内通者だった場合、ひそかに家入に憧れる伊地知は裏で必死に協力する、という真のモブを発揮するのでは。

伊地知ファンのみなさま、申し訳ありません言いすぎました。

２人目の内通者候補④：夜蛾正道

歌姫の情報にある「学長以上の上層部」に内通者がいることが疑われています。

この条件に当てはまるのが、この夜蛾正道(やがまさみち)学長。

百鬼夜行で夏油の死後、どういうわけか羂索(偽夏油)が身体を乗っ取っています。呪術界から指名手配されていた人物の亡骸を手に出来るなんて、考えられるのはあきらかに情報操作と内部に指示できる第三者の手引きがあったことは明白です。

事件の詳細を知り、上層部とコンタクトが可能な人物。

となれば、容疑者として夜蛾学長が浮かび上がってきます。

さらに、夜蛾学長には動機があります。

彼の術式「傀儡操術(かいらいそうじゅつ)」は呪骸(じゅがい)を作り出す能力があり、使い方によっては軍隊を作り出すことも可能ということで、上層部から危険視されている。

ひょっとすると、完全自立型人工呪骸の製造方法は羂索から教わったものだったとしたら・・・

さらに突然変異の自立型パンダを生み出したことで、いずれ自分に嫌疑がかけられることを危惧していた。

もし仮に、たとえば真人からメカ丸同様に実の我が子の魂を移植したと思われるパンダを、術式で人間に戻してやると提案されていたとすれば、親心でつい手を貸してしまったという可能性はないでしょうか。

残念ながら夜蛾学長は、渋谷事変後に上層部の命により京都校学長の楽巖寺(がくがんじ)によって殺されてしまい、真相は闇のなかとなりました。

２人目の内通者候補⑤：ほかの人物の線

内通者候補として紹介してきましたが、どれも決定的な証拠はなくあくまで考察の域を出ません。

あとは、九十九由基や冥冥といった人物も怪しい言動はありますが、歌姫の情報である「学長以上の上層部」に当てはまるのかといわれれば外れます。

最近では、呪術界の要である天元が黒幕では？という声も聞かれるようですし、そうなるともう予想外すぎて「なんでもありやん！」となってしまいます。

答え合わせは今後の展開を楽しみに待つしかないのでしょうが・・・

番外候補：庵歌姫

さいごにこれは個人的に「ワンチャンあったらおもしろいかも」という根拠の全くない考察、というか妄想ですが、

五条悟から内通者調査を依頼された庵歌姫。彼女が内通者である可能性。

五条悟は彼女を信頼し内通者の調査を依頼しました。

しかし、当の彼女が内通者だったとしたら、自分にたどりつかないよう全く別の人物を容疑者に見立て、攪乱するようウソの情報を流すのではないでしょうか。

では、彼女の動機は何か？

強くなって五条を負かしたい！とか。う～～ん、動機が弱い・・・。

彼女も家入みたく夏油と接点があったとか？

 

まとめ：【呪術廻戦】内通者(２人目)はだれ？メカ丸以外のもう一人とは？

今回はメカ丸のほかの内通者がだれなのか？裏切りの可能性がある人物とその理由について考察してみました。

疑わしい人物はいくつもあがりますが、どれも決定的な証拠は原作を見るかぎり見当たりません。

いずれ特定されるでしょうが、こういった考察も作品を楽しむ醍醐味のひとつですね♪

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