呪術廻戦のストーリーで渋谷事変につづく大きなヤマ場のひとつ、『死滅回遊』。
いまでも新情報のたびに多くの解説や考察がされてますが、個人的には正直何度読んでもわかりづらい!
なにがわかりづらいって、ルールや主催者の目的など「なにをしようとしてるの?」ってこと。
そこで今回は、頭の中を一度整理する意味で、死滅回游の主催者(黒幕)の目的やルール(総則)などまとめてみたいと思います!
もくじ
【呪術廻戦】死滅回游を解説!「死滅回游とは?」
かんたんに言うと死滅回游とは、渋谷事変の首謀者・偽夏油が次なる一手として仕組んだ呪術師同士のバトルゲーム。
「呪力の最適化の儀式」と称して、日本全土の結界(コロニー)で封じられた10か所のステージで殺し合いをさせポイントを奪いあうというもの。
要は「勝者だけが生き残れるデスゲーム」です!
参加に関しては、あらかじめ主催者が指名した者は絶対で、宣誓すれば術師ならだれでも参加は自由。
ただし、途中棄権するとプレイヤーは術式のはく奪、すなわち“死”が待っています。
総勢約1,000名の泳者(プレイヤー)と呼ばれる参加者が、命の奪い合いをしていくのです。
参加者のなかには、主催者にマーキングされ強制的にゲームに参加させられた伏黒恵の姉・津美紀がいます。
このように、戦闘に心得がある者だけではないこのバトルゲーム。
主催者はいったいだれでなんの目的ではじめたのか?
【呪術廻戦】死滅回游を解説!「主催者(黒幕)はだれ?」
死滅回游の黒幕はいったいだれなのか?
それは五条を獄門彊に封印が目的だった渋谷事変の首謀者とされる偽夏油。
ですが最終局面で、脹相の口から明らかにされた偽夏油の正体。
それは加茂憲倫でしたが、実はこれも偽りの名。
黒幕の本当の名は、羂索(けんじゃく)という名の人物(?)です。
どういうことか?
羂索とは、千年以上前の謎の術師で、意識のある脳だけの呪物となって、他人の身体を乗っ取りながら現代まで野望のために暗躍してきた存在です。
いわば受肉体。
現在は夏油傑の身体を乗っ取り存在していますが、それまでは脹相が明かしたかつて150年前に存在した加茂憲倫(かものりとし)の姿であったり、虎杖の母(香織)の姿に変えながら存在してきました。
目印となるのが額の縫い目。頭の中にある脳みそが羂索の本性で、この渋谷事変以降一連の黒幕の正体です。
では、羂索(けんじゃく)はいったいなにがしたいのか?
【呪術廻戦】死滅回游を解説!「死滅回游の目的は?」
羂索による天元と人類の同化前の慣らし
死滅回游の目的は、羂索が目論む天元と人類の同化を行う前の慣らしを行うこと。
呪力の根源といわれる天元と同化することで、あらたな世界と“なにか”を作り出そうとしている羂索。
しかしながら、天元の説明では高い確率で同化は不完全となるらしく、その事前準備としてこの死滅回游で慣らしを行い、天元と同化しやすい状況にする必要があったのです。
要は、すべての呪力を手中におさめ、意のままに日本全土をあやつるのが目的だと考えられます。
これが先に書いた、「呪力の最適化」
で、日本人1億人の呪力エネルギーをもとに呪術の力で新たな“なにか”を創造しようとしているとも考えられます。
つまり、死滅回游の最終的な目的は、天元と人類を同化させ、羂索自身が取り込む事。
【呪術廻戦】死滅回游を解説!「ルールは?」
・羂索によってマーキングされ泳者(プレイヤー)に選ばれた者は、強制的に19日以内に参加を宣誓する必要があり、このルールに反すると術式が剥奪(=死)されることとなります。
・ポイントをあつめる。ポイントは参加者の命を奪うことで得ることができ、より多くのポイントをあつめた最後の1人だけが勝者となる。ポイントの獲得判定や計算は管理者(ゲームマスター)が行う。
・100ポイントたまるとルールを追加できる。そのポイントを使ってあらたにルールを追加でき、自分の有利になるような条件がつくれる。
ただし、「死滅回游の永続に著しく障る場合」を除いて。たとえばこのゲームを止めるなど。
・継続的にゲームに参加、つまりバトルをしていないと無条件で術式をはく奪(=死)。
作中では、ポイントを得たプレイヤーが追加ルールをつくり、状況は徐々に変わっていきます。
ほかにも、あらたな仕掛けが羂索によって投入され事態は苛烈を極めていくことに!
さいごに
今後も、新情報が明らかになり次第追記していきます!