【呪術廻戦】渋谷事変をネタバレ解説!目的や時系列、結末など

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呪術廻戦の本編ストーリーで重要エピソードのひとつ「渋谷事変」

かつて夏油傑が行った百鬼夜行以降に起こる大規模な呪術テロ事件ですね。

渋谷事変は登場キャラも多く展開も広範囲で複雑なため、読者のなかには少しわかりにくいと感じるかたも多いのでは?

そこで今回は渋谷事変の目的や何が起こったのか、そして結末はどうなるのかについて、わかりやすく解説していきます!

なお渋谷事変は原作10巻~16巻(83~137話)に収録されています。

*この記事ではネタバレを含む内容がありますので、気になるかたはご注意を!

【呪術廻戦】渋谷事変をかんたん解説!目的や首謀者は?

本編の重要なエピソードである「渋谷事変」。

事件が起こったのは2018年10月31日、ハロウィンでにぎわう繁華街・渋谷で多くの一般人(非術師)を巻き込んだ大規模な呪術テロ。

それが渋谷事変です。

少しおさらいですが、この世界で呪いは人間の負の感情から生まれます。

なので多くの人間が集まる場所には多くの呪いが発生しやすい。

ではいったい誰がどのような目的で起こしたのか!?

渋谷事変は夏油(?)が仕組んだ呪術テロ!

その日の夜19:00、東急百貨店東急東横店を中心に半径およそ400mにわたり“帳(とばり)”が降ろされ、多くの一般人が閉じ込められました。

助けを求める彼らの訴えは「五条悟を連れてこい」。

帳の発生を確認した呪術師側は、五条と高専メンバーを含む精鋭で救出任務へ向かいます。

各地で呪霊が大量発生し、人々が襲われ未曾有の大混乱を起こす渋谷一帯。

首謀者はなんと、あの百鬼夜行で五条悟によって最期とどめを刺されたはずの呪詛師・夏油傑だったのです。

正確には夏油らしき謎の人物。わかりやすく“偽夏油”と呼びます。

彼の目的は、最強の呪術師・五条悟を「獄門彊(ごくもんきょう)」に封印することでした。

夏油(らしき謎の人物)の登場に動揺する五条は、まんまと罠にはまってしまうことに。

人間を人質に用意周到に準備された呪詛師グループのテロ行為に、各方面で対応に追われる呪術師たち。

特級相当の呪霊の群れがひしめく渋谷で、五条捜索に虎杖や伏黒たち学生も乱戦に突入していきます。

【呪術廻戦】渋谷事変をかんたん解説!時系列まとめ

五条不在のなか、鎮圧のため呪術師たちはチームで各地に散らばり奔走します。

ここでざっと何が起こっていたのかを時系列で追ってみましょう。

渋谷事変の時系列

19時~

19:00~
・帳が降ろされ人々が閉じ込められる

20時~

20:14~
・編成された各チームが各地に配備し待機。(五条は単独行動)

七海班:七海建人・猪野琢真・伏黒恵

場所:東京メトロ渋谷駅 13番出口(帳の外)で待機

禪院班:禪院直毘人・禪院真希・釘崎野薔薇

場所:渋谷マークシティ レストランアベニュー入口(帳の外)で待機

日下部班:日下部篤也・パンダ

場所:JR渋谷駅 新南口(帳の外)で待機

・帳に閉じ込められた人々が「五条悟を連れてこい」と要求
場所:文化村通り道玄坂2丁目東(帳の中)

20:31~
五条悟が現地に到着し帳に侵入する

20:39~
冥冥班:冥冥・憂憂

場所:青山霊園で待機
・虎杖合流後、青山霊園 → 明治神宮前駅へ向かう

20:40~

五条VS漏瑚&花御
場所:東京メトロ渋谷駅B5F 副都心線ホーム

20:51~

・冥冥班が現場に到着。虎杖と冥冥&憂憂の二手に別れて行動
場所:東京メトロ明治神宮前駅2番出口側

21時~

21:03~

虎杖VS蝗GUY
場所:東京メトロ明治神宮前駅B2F

21:15~
・虎杖・冥冥&憂憂がふたたび合流

場所:東京メトロ明治神宮前駅B4F

・真人が漏瑚と合流

場所:東京メトロ渋谷駅B5F 副都心線ホーム
(東京メトロ明治神宮前駅→渋谷駅)

21:22~
・七海班、禪院班、日下部班が帳の中へ突入
場所:各待機地

・補助監督・伊地知が重面春太に刺される

場所:東京メトロ渋谷駅 13番出口(帳の外)

21:26~

・偽夏油登場。五条と遭遇し獄門疆(ごくもんきょう)開門。五条を封印

場所:東京メトロ渋谷駅B5F 副都心線ホーム

・虎杖がメカ丸の傀儡(ミニ丸)から五条封印の知らせを受け七海のもとへ向かう
(明治神宮前駅→渋谷)


・ミニ丸はその後真人に破壊される

21:27~
・虎杖が七海班と合流。制圧&五条悟救出に作戦変更
場所:東京メトロ渋谷駅構内
七海→伊地知のもとへ
猪野・伏黒・虎杖→帳を解除


・呪霊グループは各自、虎杖抹殺のため解散
場所:東京メトロ渋谷駅構内
偽夏油→獄門疆の警護
真人 →虎杖殺害のため捜索(リベンジ)
漏瑚 →虎杖確保のため捜索(宿儺の指を喰わせるため)
脹相 →虎杖殺害のため捜索(弟の復讐)

・美々子と菜々子が偽夏油のもとへ合流

21:40~

・釘崎・新田明が伊地知のもとへ向かう途中、重面春太と遭遇

釘崎&新田明VS重面春太
場所:松濤文化村ストリート(帳の外)

・七海が、倒れている伊地知を発見
場所:東京メトロ渋谷駅 13番出口(帳の外)

・釘崎&新田明に七海合流

七海VS重面春太
場所:松濤文化村ストリート(帳の外)

・七海は重面との戦闘後、禪院班のもとへ、釘崎&新田は負傷のため待機

22時~

22:01~

・帳解除のため呪詛師と交戦

虎杖&伏黒VS粟坂二朗
猪野VSオガミ婆&孫
場所:首都高速3号渋谷線Cタワー前

虎杖→五条のもとへ
伏黒→猪野を連れて帳の外へ
猪野→負傷で戦線離脱

・オガミ婆が降霊術で孫の体に「禪院(伏黒)甚爾」を降臨

甚爾はオガミ婆を殺してしまう

・冥冥&憂憂は偽夏油と遭遇
冥冥&憂憂VS偽夏油&特級呪霊(疱瘡神)
場所:東京メトロ 明治神宮前~渋谷間

・一般市民を誘導しようと苦戦する虎杖。狗巻棘が登場し交代

逃げ惑う一般市民に呪言「動くな」を放つ
場所:東京メトロ渋谷駅付近

22:10~
・虎杖は脹相と遭遇

虎杖VS脹相
場所:東京メトロ渋谷駅構内

脹相が勝つが「存在しない記憶」により混乱し姿を消す。虎杖は瀕死

・美々子と菜々子が意識不明の虎杖を見つけ宿儺の指(1本)を飲ませる

22:20~
・七海が禪院班(直毘人&真希)と合流し陀艮と交戦
七海&直毘人&真希VS陀艮
場所:井の頭線 渋谷駅アベニュー口

・陀艮戦に伏黒が加わるが領域展開に苦戦。そこへ甚爾も登場し陀艮を撃破

七海&禪院班(直毘人&真希)VS漏瑚

漏瑚の爆炎攻撃に敗れる

・宿儺の気配を感知した漏瑚が虎杖を発見。さらに宿儺の指(10本)を飲ませる
場所:東京メトロ渋谷駅構内

22:51~
・夜蛾学長&家入硝子が待機
場所:首都高速3号渋谷線 渋谷料金所

23時~

23:01~
宿儺が顕現、美々子と菜々子を瞬殺し漏瑚も狙う

宿儺VS漏瑚
場所:東京メトロ渋谷駅構内
日下部・パンダが宿儺VS漏瑚戦のすさまじい火力攻撃の巻き添えに
宿儺に敗れ漏瑚死亡

・甚爾は次のターゲットに伏黒を狙うが、実の息子だと気付き自害
伏黒VS禪院(伏黒)甚爾
場所:井の頭線 渋谷駅アベニュー口

・宿儺の前に裏梅が登場

・伏黒が重面春太と遭遇、伏黒は連戦の疲れで劣勢
伏黒VS重面
場所:渋谷道玄坂109前
重面に窮地に追い込まれるが、自滅覚悟の奥の手「布瑠部由良由良」で式神・魔虚羅(まこら)を召喚。伏黒は仮死状態となり万事休すかと思われたところに宿儺が登場し、重面と魔虚羅(まこら)を撃破


23:09~
・東堂&新田新(京都校メンバー)が到着
場所:東京メトロ渋谷駅B5F 副都心線ホーム
獄門疆がなくなっていることを確認

23:14~
・伏黒救出後、宿儺は虎杖に入れ変わり伏黒を家入のもとへ
場所:渋谷道玄坂109前→渋谷料金所

・重面との戦闘後待機していた釘崎は新田と別れ、真人(分身体)と遭遇
釘崎VS真人(分身体)
場所:道玄坂小路

・真人本体は七海と戦闘

七海VS真人(本体)
場所:道玄坂改札付近
七海は前の漏瑚戦で瀕死の重傷を負い苦戦

23:16~
・七海のもとへ虎杖が到着
駆け付けた虎杖の前で真人(本体)の無為転変を受け七海死亡

虎杖VS真人(本体)
場所:渋谷駅 道玄坂改札
怒りに狂う虎杖は真人に襲い掛かる


23:19~
・真人(分身体)と交戦中の釘崎が放ったすうれい呪法が真人(本体)にもダメージを与えることが発覚
場所:道玄坂小路

・ダメージを受けた真人(本体・分身体)は逃走、虎杖は釘崎と合流

・不意に釘崎の前に現れた真人(入れ替わった本体)から無為転変を受け釘崎死亡


23:28~
・虎杖は七海と釘崎の死を目の当たりにし戦意喪失


・東堂が合流し加勢することでふたたび戦闘
東堂&虎杖VS真人

・新田新が反転術式で釘崎の処置にあたるが生死不明

・虎杖戦後、戦線離脱していた脹相が復活
場所:東京メトロ渋谷駅B3F 田園都市線ホーム
「存在しない記憶」で自分を見失っていた脹相が、虎杖を実の弟だと確信。

23:36~
虎杖が覚醒!真人を追い詰める

真人が虎杖との戦闘で覚醒するが、東堂の助力もあり虎杖も「呪力の核心」を掴み黒閃で真人を圧倒する

・真人逃走
場所:渋谷警察署宇田川交番跡
覚醒するも虎杖には勝てないと敗北を悟った真人は逃走をはかる。そこへ偽夏油が登場

・偽夏油に真人取り込まれる
真人は偽夏油の呪霊操術によって取り込まれてしまう。真人死亡

・冥冥&憂憂が戦線離脱
冥冥&憂憂は疱瘡神との戦闘後、すでに渋谷からクアラルンプール(KL)に移動済。
現地時間22:36

最終局面!偽夏油の正体があきらかに
虎杖のもとに京都校メンバー・日下部&パンダが合流し、さらに脹相と九十九由基が登場
脹相から偽夏油の正体が加茂憲倫(羂索)であることが明かされる

・偽夏油側につく裏梅の攻撃を前に呪術師側は苦戦。偽夏油(羂索)は目的を果たし姿を消す

【呪術廻戦】渋谷事変の結末とその後~死滅回游へ・・・

たった数時間で多くの犠牲者を出し、渋谷の街をほぼ壊滅状態にした渋谷事変。

廃墟と化した渋谷周辺は呪霊があふれるおぞましい都市に変貌してしまいました。

「渋谷事変」の結末は?どうやって終わった?

渋谷事変の結末は首謀者・偽夏油(羂索)が身を引く形で、一応幕引きとなりました。

しかし、実際のところ当初の目的(五条封印)は果たされ、多くの呪霊を解き放ち非術師(人間)を大量殺害という甚大な被害を被ったことから、到底呪術師側の勝利とはいえません。

黒幕の偽夏油こと羂索の作戦勝ちといえます。

「渋谷事変」の犠牲者はだれ?死亡(生死不明)したキャラクター一覧

残念ながら多くの犠牲者が出てしまった渋谷事変ですが、おもな犠牲者がこちら。

呪術師
五条 悟・・・獄門彊に封印され生死不明

七海建人・・・対漏瑚戦で爆炎を浴び半焼状態で、真人の無為転変で木っ端みじんになり死亡

禪院直毘人・・・対陀艮戦のあと対漏瑚戦で七海と同じく焼死

究極メカ丸・・・虎杖へ五条封印の情報を伝えたあと、真人の手にかかり死亡

釘崎野薔薇・・・対真人戦で無為転変を受け顔面が吹っ飛び死亡(その後新田新の術式で状態保管されている)

伏黒恵・・・対重面春太戦で式神・魔虚羅(まこら)を召喚し仮死状態

伊地知潔高・・・重面春太から背中を刺され重症

東堂葵・・・対真人戦で左手に無為転変を受け自ら斬り飛ばした

禪院真希・・・対漏瑚戦で七海・直毘人と同じく爆炎を浴び瀕死(生死不明)

猪野琢真・・・対オガミ婆戦で攻撃を受けタワーから落下(生死不明)

彼ら以外にも多くの人間が犠牲者となりました。

「渋谷事変」のその後の展開を解説 虎杖が死刑に!?

本編では渋谷事変後、事態の修復が急務となるなか、あろうことか呪術総監部から命がけで任務にあたった虎杖に死刑宣告が下されます。


さらに以前から危険視されていた五条悟にもこの機に乗じて永久追放の命が下ります。

執行者には乙骨憂太が任命されます。

ほかにも数名に通達が。

虎杖悠仁・・・死刑執行決定
五条 悟・・・渋谷事変共同生犯として呪術界から永久追放、封印解除も罪とする
夜蛾正道・・・夏油、五条をそそのかしたとし死罪認定

夏油 傑・・・死刑宣告(実際は本人ではない)

虎杖処刑執行の任を受け海外から帰国した乙骨憂太は、虎杖のもとへ向かいます。

渋谷事変から死滅回游へ・・・

偽夏油(羂索)による呪術テロは、渋谷事変が終わった後も続きます。

最強の呪術師・五条を封印し、もはや脅威となる邪魔な者はいないと踏み、偽夏油(羂索)は次なる行動に移行します。

それは日本の術師を強制進化させるための儀式、その名も「死滅回游」という呪術師たちのデスゲーム。

果たして呪術師や人類の運命はどうなるのか・・・

まとめ:【呪術廻戦】渋谷事変を解説!わかりやすく目的や展開(時系列)、結末(死亡キャラ)など

今回は原作本編10巻~16巻に掲載されている渋谷事変について、目的や展開、結末やその後どうなるのかなど、わかりやすく時系列で解説してみました!

展開が複雑でわかりにくいという声も少なくない当作の重要エピソードである渋谷事変。

この記事で少しでもおもしろさが伝われば幸いです。

このあとも新キャラが続々登場し、予想を上回る展開が待ち受けています!

どうぞお楽しみに♪

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