呪術廻戦は難しいしわかりにくい!?つまらない作品なの?

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少年ジャンプの人気作品『呪術廻戦』は読者の中で「難しい」「わかりにくい」という意見があるようです。

ポスト鬼滅と注目を集める作品ですが、本当に難しいのでしょうか?つまらないといった声もあるようですが。

そこで今回は「難しい」「わかりにくい」といわれる理由について個人的意見も交え真相を解説してみたいと思います!

呪術廻戦が難しいしわかりにくい!という声はあるの?

どうも呪術廻戦が難しくてわかりにくいと言われているようですが、実際のところどうなのでしょうか?

読者に若い年代が多い少年誌「週刊少年ジャンプ」のなかでも人気作品ですし、物語のジャンルとしてはワンピースや鬼滅などと同様に、少しグロさはあるものの基本的に呪術師(善)VS呪い(悪)の戦いを描くわかりやすい構図の王道バトルものなのですが。

SNS上では上の方のような本当に多くの「難しい」「わかりにくい」といった読者の声がみられます。

やはり、呪術廻戦の内容が難しいしわかりにくくてイマイチ楽しめないと思っている方は多いようですね。

呪術廻戦が難しいしわかりにくいと言われるのはなぜ?(理由)

では、呪術廻戦のどのようなところが難しくてわかりにくいのでしょうか?

SNSで多くあがっていた声や考えられる理由をいくつか挙げてみます。

・用語の意味や読み方が難しい
・各キャラの能力(術式や技など)の設定や戦闘シーンの描写もわかりにくい。
・味方も敵もキャラが多いしそれぞれの関係性が少し複雑で共感しにくい。

それぞれくわしく解説してみます。

・用語の意味や読み方が難しい。

この作品の中心となる舞台はわれわれ人間の住む現代の日本ですが、人間の負の感情からつくられる呪い(呪霊)が異形の姿でバンバンでてくる世界観がこの呪術廻戦です。

呪い(呪霊)やそれを祓う呪術師が異能(呪術)を使って戦うなかで、「生得領域(しょうとくりょういき)」や「天与呪縛(てんよじゅばく)」「術式展開(じゅつしきてんかい)」といった専門用語がベース(基本設定)としてあり、物語に大きく関わってきます。

そもそも多くのキャラが使う術式についても、作中では五条先生が虎杖にわかりやすく説明するシーンが挿入されていましたよね。


たしかに天与呪縛(フィジカルギフテッド)や術式の開示など最初、「なんのこっちゃ?」となりましたが、いわゆるバフ(デバフ)効果のことで、ゲームなどしてない方からすればわかりにくいかもしれません。

ちなみに一例をあげると

呪術師(じゅじゅつし):呪力を持ち呪術で呪いを祓う人間・・・五条悟や伏黒恵など
呪詛師(じゅそし):呪術を用いて人に仇なす人間・・・夏油傑など
非術師(ひじゅつし):一般の人間
術式(じゅつしき):呪力を使った特殊能力(生得術式の略)
天与呪縛(てんよじゅばく):生まれつき持った強い制限(縛り)とその代わりとなる強力な力を得ること
領域展開(りょういきてんかい):呪力を使って心の中を具現化すること。術式の最終段階で呪術戦の極致。
術式の開示:戦闘時に相手に自分の技の詳細をわざと明かすこと。これにより術式の威力が増す効果が得られ、場合によってはミスリード(嘘や誤解を生む)を誘う効果もある。

・各キャラの能力(術式や技など)の設定や戦闘シーンの描写もわかりにくい。

単純に剣や魔法を使った戦闘ではない(呪具を使うキャラもいますが)、術式効果や相性などが加味された戦い方も、強さがわかりにくくやや複雑にみえるかもしれません。

作中ではキャラが初めて術式を使うシーンではくわしく説明がされますが、その後の戦闘シーンでは当たり前にくり出すので、時間がたつと「えー!?今のなに?」と一瞬戸惑うこともあるでしょうね。

たとえば術式でも順転と反転があり、各キャラのもつ術式を応用することで異なる効果を生み出すなど細かく設定されています。

わかりやすいのは五条先生など術式のなかでも高難度といわれる領域展開を使えるキャラは少なく、攻撃必中の技なので強いといった判断はできます。

しかし、主人公・虎杖悠仁をはじめ領域展開を使えないキャラでも特有の術式やケタ外れな呪力を持つ激ツヨな人物はほかにも大勢いますし、それぞれに弱点や天敵となる存在もいるので、戦闘時にどちらが強いと一概に言えない部分もあります。

逆に言えば、そこがバトルものの面白いところであり魅力とも言えなくはないですが。

・味方も敵もキャラが多いしそれぞれの関係性が少し複雑で共感しにくい。

一口に呪術師といっても人間だけでなくパンダのような呪骸(じゅがい)やメカ丸のような人型ロボットもいます。

また、呪いにも単純に生命体ではない呪物をはじめ呪霊や受肉体など、人間の脅威となる存在はいます。

さらに、物語が進むにつれ味方だった人物が敵となったり、敵だった者が突然味方となったり、宿儺のようないまだどちらともいえない存在など線引きがしづらく、途中から読んだ方などなら「このキャラどっち側?」と迷子になる可能性は大いにありそうです。

呪術廻戦は難しくてつまらない作品なのか?

結論からいうと、呪術廻戦は術式の成り立ちなど予備情報を気にしなければ決して難しくない作品です。

やはり冒頭でも書いたとおり、基本は善VS悪のバトルものの構図なので、それぞれが何の目的で戦っているのかさえ理解できれば十分に楽しめると感じます。

とはいえ実際、中盤以降は裏切者(内通者)が発覚したり、目的によって手を組んだりと、さらっと読んだだけでは置いてけぼりになりそうな展開が目白押しなので事前予習(おさらい)が必要な場面は多いです。

たとえばキャラの何気ないセリフが実は後々の大きな伏線となっていたりします。

複雑な過去を持つキャラの人間ドラマや時おり挟み込まれるギャグパートなど全体的にシリアスな重たいテーマで進むストーリーに程よい緩急をつけたりと、仕掛けも盛りだくさん。

というふうに、むしろ難しいと思われがちなこれらすべての要素が作者の手によってうまくミックスされることで、マンネリを感じず飽きることもないのではないでしょうか?

呪術廻戦がこれだけ人気なのもうなずけますし、とてもよく練りこまれた素晴らしい作品です。

ただ、個人的には死滅回游編など、全国10か所で起こってるし、出てくるキャラも多すぎるしで、ましてや展開も同時進行なので何度も何度も最初から読み返してました。

4~5回読み返すと「ああ!これそういうこと!?」となります。(個人差アリ)

渋谷事変まではまだマシに思えます・・・

(もうちょっとした推理小説読んでる感じ)

呪術廻戦アニメ1期ではOP(オープニング)にも仕掛けがあった!

呪術廻戦のアニメ映像制作を担当されたのは、クオリティが高いことで有名なMAPPAさんです。

こちらの作る映像は仕掛けをさらっと入れてくることでも有名で、担当されたほかの作品でもそれは見られます。

アニメ1期では連続2クール(全24話)で放送されましたが、主題歌が流れるOP(オープニング)映像にもこの仕掛けがあったことはファンの間で知られています。

前半(1~13話)では映像の最後に虎杖らが花見をしているシーンが流れるのですが、うっかり見過ごしがちですが実は話数が増えるにつれ登場人物が段々増えて変更されています。

また、後半(14~24話)では五条先生が花束を手にどこかへ向かう映像や高専メンバーが葬式に行っているなにか意味ありげなシーン、はっきり映されないメンバーなどが流れます。

くわしくは書きませんがまるで今後の展開を示唆するかのような仕掛け。

さすがというか手を抜きませんね♪

まとめ

今回は呪術廻戦が「難しい」「わかりにくい」といわれる理由について真相を確かめ解説してみました。

たしかにSNSでは難しいと感じている方が一定数いるようですね。

その理由はどうやら世界観にリアリティを持たせる背景や基本設定(術式や用語)にやや難しさを感じ、なじめないからのようです。

ギャグマンガのようにさらっと読みたい方からすれば難しいと感じるかもしれませんが、結局のところ読み手の好みで感じ方は賛否がわかれるところが大きいので、こういう作品と理解して自分なりにイメージを膨らませて楽しむのも一つかもしれませんよ♪

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