【呪術廻戦】羂索(けんじゃく)の術式や能力を解明!宿儺や天元との関係は?

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呪術廻戦の序盤から各地で呪霊による事件を発生させ、目的もはっきりせず呪術師たちを苦しめていた謎の存在。

渋谷事変の終盤ではじめてその存在が明らかとなった羂索(けんじゃく)

今回は羂索について術式や能力など正体について解説していきます!

【呪術廻戦】羂索(けんじゃく)とは?過去や六眼・天元・星漿体との因果も解説

「1000年前からコツコツと呪術師や呪霊と契約してきた」という発言があることから、羂索は1000年以上前の呪術師であることがわかっています。

ならば羂索がなぜ1000年以上も生き延びてきたのかというと、その秘密は彼の術式にあります。

羂索の正体について徹底解説!

羂索の術式は自分の脳を対象者(術者)に移植して肉体を乗っ取ることができるもので、公式ファンブックによれば「羂索の術式は大蛇丸(NARUTOのキャラ)みたいなもの」と作者の芥見先生が解説されています。

彼は定期的に若い肉体に乗り換え続けることで老化を免れ、また乗っ取った肉体に刻まれた術式をそのまま使用もできるとのこと。

作中で天元の発言にある、「羂索と六眼・天元・星漿体との間には因果がある」とされており、1000年以上も前から続く深い因縁があるようです。

羂索の特徴は額の縫い目


羂索の特徴の一つに額の縫い目があります。

公式ファンブックによれば、この縫い目は羂索の術式の“縛り”が由来しているとのこと。

つまり、本来なら正体がバレてしまわないようあきらかに目立つものは隠そうとするのが普通ですが、あえて気付いてくれと言わんばかりに残しています。

たとえば回復の反転術式を使えば、縫い目を消すことができるといいますが、目印として縫い目を残すことで術式の効果を底上げしているのだとか。

いわゆる「術式の開示」によるバフ効果ですね。

その底上げの精度がどれほどなのかは不明ですが、獄門彊封印時の際の五条悟の六眼でも夏油と偽夏油の区別がつかなかったことから、相手の肉体を呪力ごと乗っ取ることができる能力があると考えられます。

誰が乗っ取られた?現在判明している羂索が乗っ取った人物


かつて羂索によって体を乗っ取られた人物として作中で登場した人物が、加茂家の汚点・加茂憲倫、虎杖の母・香織、そして百鬼夜行で死亡した夏油傑です。

また、1000年以上生きている人物なので、他にも複数の体を乗っ取ってきた人物はいると考えられます。

ちなみに虎杖の母も実は術式持ちの呪術師だったことがのちであきらかになります。

【呪術廻戦】羂索の術式と領域展開・強さについて解説

また、羂索は作中で呪霊操術、重力の術式、肉体を渡る術式の3つを使用していることがわかります。

もともとの肉体を渡る術式以外に、渋谷事変のラストでは夏油の呪霊操術を使い、真人を取り込み真人の術式「無為転変」も発動しています。

また、死滅回游編では九十九との戦闘で反重力の術式を展開するシーンもみられます。

領域展開『胎蔵遍野(たいぞうへんや)』の特徴とは?

領域展開「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」

また、羂索は天元に次ぐ高次元の結界術の使い手と知られており、死滅回游をはじめるにあたり日本各地に帳をおろしました。

さらに領域展開を発動するシーンもあります。


羂索の領域展開の名前は「胎蔵遍野」といい、重力の術式を必中にする能力があることが判明しています。

この胎蔵遍野は宿儺の領域展開「伏魔御廚子」と同様に「結界を閉じない領域」とされており、結界を閉じない“縛り”を設けることによって何らかの能力向上を受けていると考えられます(伏魔御廚子の場合は術式必中範囲の拡大という恩恵を受けている)。

【呪術廻戦】羂索の目的を考察!真の狙いとは?


渋谷事変での九十九との会話の中で、偽夏油(羂索)は自身の目的を「呪力の最適化」だと言っています。

これは「呪術全盛の時代を作ること」を意味し、そのための手段として水面下で着々と動いて準備を進めていたのです。

さきほど天元と六眼、そして星漿体との因果があると説明しましたが、羂索の目的を遂行するために、進化を防ぐため500年に一度星漿体と同化する必要がある天元を、同化を邪魔し進化させたかったのです。

のちで解説しますが、進化して高位の存在になった天元を使って羂索はある実験を行うつもりなのです。

もし天元が星漿体と同化されてしまうと、また500年後まで機会を待たねばならず、護衛の六眼持ちの術師が邪魔になります。

過去に2度羂索はたくらみに失敗しており、そういう訳で羂索とは因縁があると天元は言っていたのです。

死滅回游は、人類(の呪力)を天元と同化させる儀式であり、進化した人類は新しい存在の形であり、個としての境界がないとされています。

つまり、進化した人類(=呪い)は一瞬で悪意が伝播し、一億人分の穢れを世界に流すことができるそう。

「呪術全盛の時代は混沌の中で黒く輝いている答えがある」と意味深な発言を羂索はしています。

羂索は、「呪力の最適化」を実現するために、人間から呪力を余すことなく引き出すことで、呪術全盛の時代を作り、呪力の新しい形を生み出そうとしています。

当然人間は死ぬことになります。

この集めた呪力と天元をかけ合わせることで1億人の呪力から生まれた“なにか(おそらく呪霊)”を作り上げようとしていると考えられます。

羂索は、呪力の可能性のために人間を実験体のいわばモルモットと捉えているのです。

羂索と宿儺の関係

羂索と宿儺の関係性は作中(158話)であきらかにされています。宿儺は1000年前羂索と契約した呪術師の一人であると考えられています。

宿儺が羂索と契約した術師だったことから、器である虎杖が死滅回游の泳者(プレイヤー)として登録されたのです。

また、宿儺の手下である裏梅が羂索に協力していたことも、宿儺を復活させるためで、羂索と宿儺の間で何らかの取引があったことが推察できます。

お互いに手を組むメリットがあったということでしょう。

おそらく宿儺の器として虎杖悠仁を作ったことも関係があるようです。


しかし、羂索の「宿儺は五条悟を封印できなかった時のための保険」という発言から、羂索と宿儺の関係はあくまで自身の目的を達成するために互いに利用しあった関係であることは垣間見えます。

たぶん、達成後は用済みでしょうし、お互いに邪魔なら始末してしまえばいいと考えていることは明白。

まとめ:【呪術廻戦】羂索(けんじゃく)の術式や目的を解明!宿儺や天元との関係は?

今回は羂索について術式や能力など正体について解説してきました!

まだまだ羂索の強さの底や最終目的ははっきりとはしていません。

世界に混沌をもたらすことは間違いないようですが、呪術師たちはこの脅威から人間を救うことはできるのでしょうか。
どんな結末を迎えるのか予想もつきませんが、今後もまだまだ目が離せませんね♪

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