【呪術廻戦】羂索(けんじゃく)の目的とは?死滅回游でなにがしたいの?

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呪術廻戦の大きなヤマ場のひとつ、「死滅回游編」。

この首謀者が偽夏油こと羂索(けんじゃく)です。

日本全土を巻き込んだ死滅回游で羂索はいったい何がしたいのか?最終目的はなに?

そこで今回は、死滅回游につながる羂索の目的についてかんたんにわかりやすく解説していきます♪

「死滅回游はむずかしい」という声もよく聞きますが、まずここを押さえておくとストーリーの流れをつかみやすくなります。

【呪術廻戦】羂索(けんじゃく)の目的とは?死滅回游でなにがしたいの?


まずこの死滅回游を理解する上で押さえておきたいことがこの2つ。

・黒幕はいったいだれ?
・そもそも羂索の目的はなにか?

この2つは作中のいろんなシーンで、キャラによって説明がされていますが、ここがわかっていないとおそらく「この人たちなんでこんなデスゲームやってんの?」となるはずです。

作者(芥見先生)の意図かもしれませんが、言い回しがやや抽象的だったり、あとから新事実が発覚したり、また参加者それぞれの目的が複雑に交錯していることもあって、さらっと読んだだけでは把握しきれないかたもきっと多いでしょう。

ではこの2つについてわかりやすく解説してみますね。

・死滅回游の黒幕はいったいだれ?

渋谷事変からつづく死滅回游の首謀者、黒幕の正体は羂索です。

少しややこしいですが、死滅回游の前に行われた渋谷事変の首謀者とされたのは偽夏油。

最終局面で脹相の口で明らかにされた、偽夏油の正体は加茂憲倫(かものりとし)でしたが、実はこれも偽りの姿。

本当の名は羂索(けんじゃく)といいます。

どういうことか?


羂索とは、千年以上前に存在していた謎の術師で、自らの野望を叶えるために脳だけの呪物となり他人の身体を乗っ取りながら現代まで永い時を暗躍してきた存在です。

なぜ千年以上前の術師が現代まで生きていられるのかですが、それは彼の術式が「脳を入れ替えることで、肉体を乗っ取ることができる術式」だからです。

さらに乗っ取った肉体にもともと刻まれた術式も使えるようになります。

見てのとおり現在は、夏油傑の身体を乗っ取り存在していますが、それまでは脹相が明かした呪胎九相図の産みの親で、かつて御三家のひとつの加茂家で、150年前に存在した加茂憲倫(かものりとし)や、虎杖の母(香織)の身体に乗り移りながら、野望のために数百年もの間暗躍し動いてきました。

羂索の目印となるのが額の縫い目です。頭の中にある意志を持った脳みそが羂索の本性で、渋谷事変や死滅回游など一連の黒幕の正体です。

・そもそも羂索の目的はなにか?

羂索(=偽夏油)の最終目的は「人類の進化と呪力の最適化」。

つまりどういうことか?


羂索は人類を進化させることで呪力を最適化しようとしていると考えられます。

要は、この世を自らが描いた理想の世界に変えてしまおうというのが狙いです。

ではいったいどんな世界なのか?

羂索の描く理想の世界は「混沌」

羂索は呪力を進化という形でなにか別の新しいものを作り出すことを目的としています。


そもそも呪いは人間の恐れや怒りといった負の感情から生まれ、世界中でもっとも呪いが多いのが日本だといわれています。

そしてそれらすべての呪力バランスを結界でコントロールしているのが、呪力の根源といわれる天元という存在。

死滅回游は、天元との同化により人類を強制的に進化させる儀式なのです。

つまりこの儀式で人間を恐怖に陥れ、呪いを最大限引き出し新しい“なにか”を生み出そうとしていると考えられます。

自身はそれを最適化だと呼んでいます。


その最適化された世界が、呪術全盛の時代だとも言っているようです。

また、羂索は作中で「想定外の混沌を望んでいる」と語っていて、混沌から自身でも叶わない呪いで満ちた先の新しい世界がつくられるのだとも。

さらに人類と天元の同化によって1億人の呪力から生まれた呪霊を作ろうともしています。

口ぶりからすると、単なる好奇心からなのか?それとも呪力でこの世を支配したいのか?なにがしたいのかまだ真の目的は不明ですが、“ある目的”を達成するために天元を利用して、日本を呪力のるつぼにしようと計画していることは確かなよう。

誰にとって最適化なのか?

おそらく人間(非術師)にとっては最悪の世界なのは確実です。

呪力の最適化に天元を利用したい

さて、そんな羂索の目的を遂げるための大事なカギとなる天元という存在ですが。


天元とは呪術高専の最深部「薨星宮(こうせいぐう)」にいて、この世界を守るためいわば呪術界の根源とも言える神のような存在で、結界術と不死の術式を持つ異次元の存在です。

しかしその不死の術式は、不死身というわけではなく500年以上使用し続けると肉体が『進化』を始め、やがて自らの意思を失い呪霊と化してしまう危ういものです。

しかも膨大な呪力を持つ呪霊なので、ひとたび暴走すれば世界の脅威となり得ます。

そのため神としての存在を安定的に維持するため、進化してしまわないよう500年ごとに一度初期化(アップデート)しなければなりません。

そのために代わりの器となる星漿体(せいしょうたい)と呼ばれる選ばれた人間との同化が必要となります。

羂索が天元を狙っているのは、その同化を邪魔し進化してしまった存在(天元)の力を利用することなのです。

羂索は過去に2度失敗している

天元が言うには、羂索は過去に2回天元と星漿体を襲ったことがありましたが、いずれもその当時の六眼の持ち主に邪魔され失敗しています。

なので羂索にとっては六眼の持ち主(呪術師)は憎き天敵なのです。

進化した天元をなんとか利用するため、500年ごとの星漿体との同化を阻止したい。

さらに500年後(2006年)に3回目の襲撃を行いますが、このときの星漿体(天内理子)の護衛として、当時の高専生の五条悟と夏油傑が任務にあたりました。

さすがに過去2回の失敗から学んだ羂索は、あらかじめ手を打ち裏である人物になりすまし、星漿体暗殺計画を実行します。

暗殺を第三者に依頼しますが、適任として選んだのがフィジカルギフテッドを持つ暗殺者・禪院甚爾(のちの伏黒パパ)でした。

甚爾は嘘の情報で2人(五条&夏油)をまんまと出し抜き殺害後、星漿体(天内理子)の暗殺に成功します。(原作「玉折編」)

その結果、同化できなかった現在の天元は「個としての自我は消え天地そのものが私の自我となった」というなにか別の存在となってしまっています。

ちなみに死滅回游前の薨星宮での虎杖や九十九らと接見した際の姿は、すでに人間ではない仮の姿ですが、かろうじて自身の結界術の効果で精神は維持できているよう。

羂索の計画は次の段階へ

星漿体(天内理子)の暗殺に成功した後、羂索は次の段階に進むべくいろいろと手を打っています。

そのひとつにマーキングと呼ばれる手ゴマの選別。たとえば伏黒の義姉・津美紀がそのひとりです。

さらに、いつから目を付けていたのかは不明ですが、すでに呪詛師に成り果てていた呪霊操術の使い手・夏油を、百鬼夜行でこの世を去ったタイミングで身体を奪います。(偽夏油となります)

これは夏油の持つ呪霊操術の術式を利用するのが目的で、同化できず進化(呪霊化)してしまった天元を呪霊操術で取り込むのが狙いだったからです。

ここからしばらく羂索は偽夏油として漏瑚や真人ら特級呪霊を言葉巧みに仲間に加えたり、獄門彊を手に入れたりと水面下で着々と準備をすすめながら、タイミングをみて2018年10月31日ついに渋谷事変を決行するわけです。

まずは邪魔な天敵、六眼の五条悟の封印です。


そして、「呪いの最適化」の”慣らし”として、死滅回游というデスゲームを開催する流れにつづきます。

まとめ:【呪術廻戦】羂索(けんじゃく)の目的とは?死滅回游でなにがしたいの?

今回は、死滅回游の黒幕や羂索の目的についてかんたんにわかりやすく解説してみました。

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