呪術廻戦の登場キャラのなかでも異色の経歴をもつ術師のひとり、禪院真希。
名前からもわかるように、呪術御三家のひとつ、禪院家の出ながら、忌まわしき天与呪縛によって親からも蔑まれ居場所もなくツラい宿命を断ち切るべく呪術師としてただ強さを求めてきた人物です。
今回はそんな禪院真希があるきっかけをもとについに覚醒し、自らの運命を変える力を手にした経緯をまとめてみます。
【呪術廻戦】覚醒した禪院真希の強さはどれくらい?
呪術廻戦、150話扉絵の真希さんが甚爾 パパばりの天与呪縛”フィジカルギフテッド”に覚醒するシーン、傷だらけ火傷だらけのショートヘアイケメン美女の目覚めっていうのがカッコよさの性癖ブッ刺さりまくって震える(´・8・`) pic.twitter.com/yDLSf8C8oO
— くましゐ???4ニャン??大家族?? (@kuma_c28) May 11, 2022
覚醒した禪院真希はもともとの天与呪縛によるフィジカルギフテッドがさらに強化され、原作(150話)で憎き禪院家の人間を次々と斬り伏せていき、圧倒的な強さをみせつけました。
独自の鍛錬によってもともと1級に推薦されるほどの実力は持っていたようですが、さらにパワーアップした彼女の実力はどれほどなのでしょうか?
作中の描写を踏まえつつ、真希の強さを簡単にまとめてみます。
真希の実力は1級以上の強さ
覚醒後の禪院真希の強さはおそらく1級以上の実力までパワーアップしているのは確実でしょう。
禅院家の術式持ち
・覚醒した天与呪縛すら翻弄する直哉くん
・広範囲な上に地面を穴ボコにする程の威力を持つ甚壱
・命と引き換えに真希さんを一瞬止めた蘭太刀から炎を出すだけの扇
御三家と言い張るだけあって強い人が多いよね
#呪術本誌
#WJ27 pic.twitter.com/BHVaRnKlAF— ネオワサト/まほよ (@yu_neoEG) June 7, 2021
理由は、禪院家の特別1級である術師を殲滅しているからです。
真希に瞬殺されたのは、
禪院扇(ぜんいん おうぎ)
禪院甚壱(ぜんいん じんいち)
禪院長寿郎(ぜんいん ちょうじゅろう)
とくに父・扇との戦いなど積年の恨みからか瞬殺でした。
まさに圧倒的な力の違いを見せつけました。
このことから、少なく見ても1級以上、おそらく身体能力では伏黒甚爾(とうじ)と肩を並べるくらいには到達したかと。
禪院家最強の直哉も相手にならない
やめて!真衣の死による真希の覚醒で、禪院家を切り払われたら、禪院家で余裕ぶっこいてる直哉の精神まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないで直哉!生きれる可能性はまだ残ってる。ここで逃げれば、真希から逃げれるんだから!
次回、「直哉死す」。デュエルスタンバイ! #呪術廻戦 pic.twitter.com/WG4YnmGwuQ— @ria?? (@MejiromkQueen) June 1, 2021
禪院家で自称次期当主と息まいていた禪院直哉。
先代当主・直毘人(なおびと)の術式を相伝したまさに禪院家筆頭の強さはありました。
超高速での戦闘を得意とし音速のスピードで攻撃できる実力は1級でもトップクラスです。
ですが、真希はその直哉と真正面からぶつかり、多少苦戦するも最後はきっちり沈めました。
1級でも最上位の直哉を打ち破ったことで、真希の強さは間違いなく特級もしくは手が届く位置にいる事が証明されました。
呪力が完全になくなったとはいえフィジカルギフテッドの人間離れした恩恵は、例え屈強な術師をも上回る。
さらに戦闘センスも上がったのでしょうか?
さすがに領域展開にはかなわない?
覚醒後の真希は限りなく特級クラスの強さですが、領域展開を使う特級クラスの術師や呪霊あいてではどうなんでしょうか。
攻撃の必中効果のある領域展開。
領域展開にはそれを上回る高精度の領域展開を発動するのが定石と言われています。
フィジカル(動き)だけなら特級クラスにも決して引けをとりません。
むしろガチンコ勝負なら特級すらも凌駕しそうな強さではあります。
しかし、領域展開ではどうなんでしょうか?
対処する術はあるのか?
禪院真希には領域展開が効かないという真実!
新たな事実が発覚しました。
なんと呪力がまったくなくなった真希や伏黒甚爾には、領域展開が効かない!(原作漫画198話)
どうやら領域内で、必中効果となりえる対象は呪力のあるもののみで、呪力がないものは建物と同じ扱いなのだとか。
ということは、必中効果がまったく意味をなさないことになります。
術師のレベルにもよるようですが、術式の奥義ともいわれる領域展開に対抗できる真希の天与呪縛って最強なんじゃないかと。
でもさすがに五条先生や宿儺などが相手となると一筋縄ではいかないんでしょうけど。
【呪術廻戦】禪院真希はなぜ覚醒できた?真依の死がカギ
禅院真希「呪術廻戦」
ほんっとに女性キャラはかっこいいのが多いね。
結構少し前まで女性キャラばっかりですが、普段から男性キャラの推しをいうことが多いからです。 pic.twitter.com/3E06lHrjOt— IZAYOY🌔 (@HwWgl0c4MzCD) September 16, 2022
呪力をあまり持たない真希の能力は「天与呪縛のフィジカルギフテッド」。
天与呪縛とは「天から与えられた呪縛」のことで、要は生まれながらに宿している呪縛のことです。
呪術廻戦における「縛り」とは「何かを捨てることで何かを得ること」で、捨てるものが大きいほど得るものも大きくなるというもの。
つまり真希の場合は、本来は呪力と術式を持つはずの人間が、それを失う代わりに圧倒的な身体能力を得るフィジカルギフテッドという天与呪縛が与えられたのです。
しかし、真希は呪力を完全に失っているわけではなく、あくまで一般人並みの呪力で術式は持たないという半減した天与呪縛。
これがそもそもの妨げとなったものでした。
真希の天与呪縛の効果が弱くなった原因が、実は真依の存在だったのです。
呪術師の家系では双子は凶兆とされており、その理由は術師としての才能が2つに分離してしまうという理由からでした。
生まれて1人が持つ力を2人に分断したことで、本来受けるべき効果が受けられずにいたのです。
要は真希が呪力と術式を持たなくても双子の真依が呪力と術式を持っている限り、真希の天与呪縛の効果は弱いままです。
これを解決するには、どちらかの存在が消滅し天与呪縛の条件に合致することが必須だったのです。
TVアニメ『#呪術廻戦』第17話「京都姉妹校交流会ー団体戦③ー」7/24(日)17時よりMBS/TBS系全国28局ネットにて放送!!
「分かってた
真希には私にはない才能がある」#京都姉妹校交流会編 #禪院真依 pic.twitter.com/puJyGZN2BL— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) July 22, 2022
それを知った真依が呪力と術式を持って死んだことで、真希は呪力が完全にゼロの天与呪縛に覚醒できました。
さらに、真依は構築術式で刀「釈魂刀(しゃくこんとう)」を遺し息を引き取りました。