呪術廻戦に登場する謎の美女術師・冥冥は、同じ呪術師でも七海や家入たちとちがい、商売として依頼を受けて任務を請け負うフリーランスの呪術師です。
呪術師としては1級の腕前で有能ながら、趣味が金(札束)勘定という、美麗な容姿に似合わずお金大好きな性格のキャラ。
たとえどんな依頼でも金(依頼料)次第という、あまり信用のおけない人物。
彼女にとっては利用する価値があるかどうかという、徹底した利益重視の悪く言えば守銭奴(しゅせんど)でもある冥冥。
冥冥さんはこっちの髪型の方が好き#呪術廻戦 pic.twitter.com/2bJw1Cl0Th
— あぶらむし (@abrams443) March 27, 2021
そんなかなりのクセモノ冥冥ですが、作中では弟の憂憂(ういうい)とともに出動した渋谷事変(しぶやじへん)で、一緒に行動していた虎杖と別れたあと、のちの首謀者(偽夏油)と対峙し戦闘となりますが、最終局面ではその姿はありません。
ひょっとして
「冥冥(弟も)は死亡したの?だれかにやられたの?」
と思われている方も少なからずいるのでは。
そこで今回は冥冥のその後の消息について、死亡したのか生きているのかを解説します。
原作をすでに読んでいるかたは当然ご存じでしょうが、アニメ勢やまだ未読で先を知らないかたに向けてまとめて明らかにしていきます。
少し気になるかたは先にお進みください。
ちなみにネタバレをガッツリ書いてますので気になるかたはご注意を!
【呪術廻戦】冥冥は死亡したの?渋谷事変での動向をふりかえる
まずは冥冥が登場してから姿を消すまでの経緯をふりかえってみます。
渋谷付近一帯を帳(とばり)で封じ一般人を巻き込んだ大規模な呪術テロ「渋谷事変」で、依頼を受け出動していた冥冥と憂憂(弟)。
憂憂(ういうい)
1級術師冥冥の弟。
簡易領域を使えるゾ↑聞いてねぇよ pic.twitter.com/fpFR3XxeHN
— HM.ー田島組ー🌵 (@tajisanG_O) December 4, 2022
待機していた青山墓地で主人公・虎杖と合流し、冥冥班として現場(明治神宮前駅)に向かいます。
その頃渋谷駅地下構内では人質として多くの一般人が拘束されるなか、五条が単独で特級呪霊(漏瑚・花御)と戦闘しています。
ブチギレ五条先生がすこしコワい・・・でも・・・
一方、現場に到着した冥冥班は索敵後、二手に分かれ帳の解除と敵(呪霊や呪詛師)の殲滅にあたります。
虎杖は蝗GUY(こうがい)と、冥冥は改造人間らと戦闘し帳の元を壊していきます。
すると突然!虎杖の耳からメカ丸の声が!
いつの間にか仕込まれていたメカ丸の通信機から、「五条封印」の知らせが届きます。
メカ丸の指示により虎杖は仲間に連絡を、そして冥冥は接近してくる同等クラスと思われる敵を迎え撃つことに。
敵の目的も不明なまま、混迷を極め事態は加速していきます。
ついに冥冥の戦闘シーン公開で術式や強さがあきらかに!
敵(呪詛師)と対峙した冥冥は、武器としてはかなり物騒なサイズの大斧を軽々と振り回し、呪力強化はあるもののほぼ体術だけで敵を圧倒します。
グラマラスながら華奢な見た目のわりに漫画だから許されるまさに規格外なパワー。
#いいねされた数だけ好きなキャラを言う
呪術廻戦12巻なう……
冥冥姉弟最高やろこんなん……(キュンキュン pic.twitter.com/pXduhG80hb— インターネット落書きマン (@kei____) April 22, 2021
1級術師といわれてももうなずけます。
さらに奥の手である術式「黒鳥操術(こくちょうそうじゅつ)」で使役する鳥たちを使いとどめの一撃を放ちます。
【呪術廻戦】冥冥の術式「黒鳥操術」、強すぎる
↓記事詳細はリプ欄にて↓ pic.twitter.com/lwF8fcPoLA
— 鬼滅の刃最新情報まとめ【ジャンプ】@フォロバ100% (@kimetsu_info) March 12, 2021
悠々と先に進む冥冥ですが、次に現れたのはなんとかつての後輩だった夏油傑(らしき何者か)だったのです。
しかし、違和感を覚えつつ戸惑う冥冥に対し、偽夏油は呪霊操術で特級特定疾病呪霊・疱瘡神(ほうそうがみ)を仕向けます。
偽夏油って虎杖の親なん?
だとしたらやばいな
最終みんな虎杖の術式で記憶改竄されてたとしたら
やばいな
術式わからんけども
あーはよ先が読みたい pic.twitter.com/FtimeqbCZg— Nすけ???????? (@nagiiichan0319) January 26, 2021
領域展開を発動する疱瘡神にやや苦戦するものの即座に対応策をひらめき、憂憂と使役するカラスを利用してとどめを刺します。
ふたたび現れた偽夏油と対峙したところで、場面はほか術師たちの各地の戦闘場面がつづいていき、最終局面まで冥冥の登場はありません。
このことで偽夏油にやられ冥冥死亡!とだれもが思うはず。(原作12巻98話「渋谷事変⑯」に収録)
冥冥は死亡してない 海外で生きていた!!
なにかありそうな謎めいた雰囲気を残しつつも、描写から「あっけない終わり方だったね」と思われた冥冥。
しかし、そんなはずはなかったのです!
なんと冥冥は生きていた!?(原作15巻133話「渋谷事変50」に収録)
oh hi pic.twitter.com/oojHhES3J2
— Mei Mei | 冥冥 (@MeiMeihourly) June 6, 2022
なぜか海外マレーシア(クアラルンプール)のホテルの一室でくつろいでいる場面が描かれます。
どういうこと???
理由は明らかにはされていませんがセリフから読み解くと、偽夏油と対峙したあの場面ではたしかに窮地に陥るも、憂憂の術式でなんとか逃げのびたようでした。
さらに、だれかと電話で話す内容から日本に見切りをつけ早々と財産ごと海外へ移り渡ったというのです。
ただ一つ気がかりが。
その(電話の)相手とはいったいだれなのか・・・
想定されるいくつもの可能性を秘めていますが、作者(芥見先生)の仕込んだ何かの伏線であることはあきらかです。
いづれ真相はあきらかにされていくでしょうね。
まとめ:【呪術廻戦】冥冥(めいめい)は死亡したの?真相を解明!渋谷事変での動向とその後
今回は渋谷事変でいろいろあきらかになった冥冥のその後の消息について、死亡したのか生きているのかを解説してみました。
・冥冥は黒鳥操術の使い手
・渋谷事変に出動したのは何者かによる依頼だった(内通者なのか?)
・呪術高専側とはちがう目的があると思われる
・弟・憂憂の隠れた能力
いまだ多くの謎を秘める冥冥の正体。
ひとまず、渋谷事変で死亡したという事実はないことと、現在はマレーシア(クアラルンプール)に滞在していることははっきりしました。
今後ふたたび登場することを楽しみに期待しましょう!