【呪術廻戦】まこら(魔虚羅)とは?だれも調伏できない強さの正体を解明!

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魔虚羅とは、伏黒恵によって召喚された「式神(しきがみ)」です。

正式な名前は「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら」といい、

渋谷事変ではじめてその正体が明らかになりました。

今回はそんな式神では最強といわれる魔虚羅について、強さや正体を解説します。

【呪術廻戦】まこら(魔虚羅)とは?


魔虚羅とは、作中で式神使いの伏黒恵が召喚した「式神(しきがみ)」です。

正しい名前は「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら」といい、渋谷事変ではじめて登場しました。

禪院家相伝の呪術である術式・十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)で召喚できる10種類の式神のひとつでもあり、「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」と唱えることで召喚できます。

しかし、そのあまりに強大な力を持つゆえに、歴代の十種影法術使いの中で、この魔虚羅を調伏(ちょうぷく)できた者はまだ一人もいないと言われています。

つまり魔虚羅以上の力を持つ召喚者でないかぎり、服従させることは不可能。

まさに最強で危険な式神です。

【呪術廻戦】「最強の式神」魔虚羅の正体

歴代の十種影法術使いでも、調伏できた者はいないという式神・魔虚羅。

さきに説明したとおり“神将”と名が付くあたり、いかにも強そうな印象がありますよね!

そのモデルは、古く日本神話に登場する神具・十種神宝(とくさのかんだから)のひとつ「八握剣(やつかのつるぎ)」と、仏教の守護神である十二神将の「摩虎羅大将(まこらたいしょう)」が由来しています。

十種神宝とは?

十種影法術のモデルとなった十種神宝は、古い日本の歴史書「先代旧事本記」に登場する宝玉や鏡、剣といった十種類の神具のことです。

それぞれに特殊な力が備わっていて神だから持てる神器でもあります。

下に書いたのが十種神宝で、それぞれをあらわす紋章があり、よく見ると十種影法術の式神にもその紋章が刻まれています。

十種神宝/効力 十種影法術/該当式神
八握剣(やつかのつるぎ):悪霊を祓うことが出来る神剣(魔虚羅)
道返玉(ちかへしのたま):悪霊を封じることが出来る玉(玉犬・白)
足玉(たるたま): すべての願いを叶えることが出来る玉(玉犬・黒)
生玉(いくたま): 神の言葉が聞けるとされる神と人を繋ぐ光の玉(大蛇)
沖津鏡(おきつかがみ): 太陽の力をもつ道しるべとされる鏡(蝦蟇)
辺津鏡(へつかがみ):顔を映し邪気がわかるとされる鏡(満象)
蛇比礼(おろちのひれ): 地からの邪霊から身を守るとされる魔除けの布(脱兎)
蜂比礼(はちのひれ): 天からの邪霊から身を守るとされる魔除けの布(鵺)
死返玉(まかるかへしのたま):死者を蘇らせることができるとされる玉(不明)
品物之比礼(くさぐさのもののひれ):この上に物を置くと清められるとされる布(不明)

参照:ウイキペディア『十種神宝』

ちなみに「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」は式神を呼び出す詠唱です。

十二神将とは?

仏教における天部(天界のこと)において、薬師如来および薬師経を信仰する者の守護神とされる十二尊の仏尊をいいます。

いわばアテナ(薬師如来)に従う聖闘士(セイント)ですね!

十二神将それぞれもまた菩薩や如来で、たとえば「迷企羅大将(めきら)」はよく知られる阿弥陀如来、「安底羅大将(あんてら)」は観音菩薩と名が付いています。

「摩虎羅大将(まこらたいしょう)」は大威徳明王と言います。

その姿は頭が蛇で身体が人間という外見で、まさに戦いの神といった風貌のようです。

参照:ウイキペディア『十二神将』

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