今回は呪術廻戦に登場する人気キャラ、乙骨憂太(おっこつゆうた)について、彼の強さ(術式など)がいったいどれほどのものなのか、さらに彼の秘密(先祖)についてもまとめてみたいと思います!
主人公虎杖らがいる呪術高専の学生(2年生)ながら特級呪術師という実力をもつ人物です。
まだアニメ本編では登場を果たしていませんが、先に劇場版『呪術廻戦0』(2021年公開)で登場(主演)を果たし存在が明らかになっています。
本編の前日譚の内容となる映画では、乙骨憂太の圧倒的な強さがよくわかるシーンがあります。
【呪術廻戦】乙骨憂太は数少ない特級術師のひとり
五条悟をはじめ特級にあたる人物は、4人しかいないといわれています。
五条のほかに九十九由基、呪詛師・夏油傑、そして乙骨憂太です。
なかでも自他共に認める最強呪術師の五条から「自分に並ぶ呪術師になる」とまで言わしめる乙骨。
まだ学生で若くポテンシャルはまだまだ未知数です。
【呪術廻戦】乙骨憂太(おっこつゆうた)の強さや術式は?
作中では最強の呪術師・五条悟に匹敵するほどの強さを持っているとされる乙骨憂太。
その実力はいったいどれほどなのでしょうか?わかっている彼の能力を並べてみます。
・術式「里香とリカ」
・けた違いの呪力量
・術式コピーの能力
・無敵の反転術式
・領域展開で必中必殺
なんでしょうかこの能力!?さすが特級
見るからにチートだとわかりますよね。
術式「里香とリカ」
乙骨憂太の最大の強さの秘密ともいえる術式、それが「リカちゃん」です。
細かく言うと解呪前と後で姿や条件など少し変わるのですが、乙骨に憑りついた折本里香の怨霊が武器となります。
いわゆる呪霊を使役し戦闘で戦わせるというスタイル。
折本里香についての解説は割愛しますが、特級過呪怨霊という姿は禍々しい異形の怪物で、「呪いの女王」という異名もあるほど特級のなかでも格段の強さを持つ呪霊です。
その力は凄まじく、暴走すれば町1つを簡単に消滅させるほどの強さと言われています。
けた違いの呪力量
乙骨自体も高い呪力量をもっていますが、里香/リカもまた底なしの呪力をもつ霊体で、いくらでも乙骨に呪力を分け与えることができるため、戦闘で呪力が尽きるということはほぼ皆無。
術式コピーの能力
乙骨は“模倣(コピー)”という自身の術式以外に他人の術式も無条件でコピーし、戦闘で自在に使用できるという無敵の能力があります。
作中では百鬼夜行で狗巻棘が使う相伝の高等術式“呪言(じゅごん)”を再現する場面がありました。
本来、呪術師は術式を1つしか使えないため、この能力はいわばチート級の力と言えるでしょう。
残念ながら里香の解呪後はこの能力は行えないようです。
無敵の反転術式
反転術式は効果として身体の治癒など蘇生できる能力があります。
「反転術式」というのは本来マイナス(負)である呪力をプラス(正)のエネルギーに変換することを指し、この反転させる力で身体を再生化し回復させるという仕組み。
高専では家入硝子がこの術式の主な使い手として登場しますが、乙骨も家入のように自身はもちろん他者の治癒も行えます。
これによく似た術式反転という五条の無下限呪術にもある術式がありますが、これは文字通り本来の術効果の逆を発生させるものです。
何が違うの?とも思いますが、紛らわしいですが、あまり深く考えずにそういうものとだと理解すればよいかと。
まあいずれにしても、術師のなかでも使える人間は少なく、使えれば明らかに有利だということはわかります。
ほぼ反則ですよね~。だから特級なのでしょうが・・・
領域展開で必中必殺
特級術師なのでもちろん乙骨もこの領域展開は習得しています。
作中、死滅回游での戦闘で乙骨、石流(いしごおり)、烏鷺(うろ)と3人同時に発動しますが、さらに黒沐死(くろうるし)が領域に乱入したことによりそのときは不発に終わってしまいます。
しかし、これから遭遇する敵の実力からいって今後発動させる機会は十分にあるでしょう。
ちなみに乙骨の領域展開を発動する際の手印(手の形)は、左手を握り右手の四本指を立てるという荼枳尼天(だきにてん)印。
荼枳尼天とは起源はヒンドゥーのダーキニー女神を起源とする仏教の女神。
くわしくはこちら↓
荼枳尼天 (引用元:wikipedia)
荼枳尼天の起源であるインドのダーキニーは、裸身で虚空を駆け、人肉を食べる魔女。
【呪術廻戦】乙骨憂太(おっこつゆうた)の重要な2つのアイテム
乙骨憂太は戦闘において2つの大事なアイテムを使用します。
1つが「刀」で呪具です。
乙骨憂太は呪術高専で五条からこの刀を受け取ります。
もう1つが「指輪」
この指輪が里香とのつながりとなる特に重要なもの。
かつて折本里香と結婚の約束を交わし、彼女から贈られた忘れ形見。
どちらも戦闘時に乙骨にとって欠かせないアイテムなのです。
続いて乙骨の強さの秘密、彼のルーツについて解説していきます。
祖先は菅原道真?乙骨のルーツは有名術師
乙骨憂太の家系は前日譚(呪術廻戦0巻、劇場版「呪術廻戦0」)で、菅原道真の末裔(子孫)であることが明らかとなりました。
菅原道真とは?
菅原道真と聞いて多くのかたは学問の神様が思い浮かぶかもしれませんね。
もともと中流貴族出身で学問で出世を果たし、政治の中心として改革の面で活躍しながらも、ほかの有力貴族から疎まれ冤罪によって地位を追われ大宰府へ左遷されたあと、そこで無念を抱えながら生涯を終えた人物です。
ですが一方で、平将門、崇徳天皇とならび「三大怨霊」のひとりとも言われ、史記によるとその呪いにも似た怨恨によって道真の死後、時の平安京は度重なる天災が続いたという記述が残っています。
呪術廻戦の世界での菅原道真は、平安時代に大物呪術師として名を馳せた有名人とされていて、御三家のひとつ五条家がその末裔(子孫)という設定。
つまり、五条悟は菅原道真の末裔ということになっています。
乙骨憂太と五条悟は親戚
作中で明らかにされていますが、五条の調べによると乙骨憂太は菅原道真の末裔であることがわかったのです。
ということは、同じく道真の子孫である五条悟と乙骨憂太は同じ血筋をもつ親戚関係だということになります。
両者の他に類を見ないほどの高い呪力量や呪術師としての能力を考えると、がぜん信ぴょう性が増しますね!
このことによって、乙骨憂太がなぜ折本里香の呪霊に憑りつかれてしまっていたのかが解明されていくのです。
原因は折本里香ではなく乙骨憂太にあったのでした。
ミスリード?との声も・・・真相は?
ところが作中で気になるセリフが注目されて、にわかに物議を醸しているのです!
それは原作(第176話『仙台結界(3)』)での1コマ。
「死滅回游」に参戦する術師・烏鷺亨子による乙骨憂太に対して「藤原の人間か」と言うシーンです。
藤原といえば菅原道真を嵌めた藤原氏のことを指していると思われますが、今現在その謎は明らかにされていません。
ひょっとすると今後何らかの解明がなされるかもしれませんが。
まとめ:【呪術廻戦】乙骨憂太(おっこつゆうた)の強さや術式は?「呪いの女王」りかちゃんとは?
今回は乙骨憂太の強さ(術式など)がいったいどれほどのものなのか、さらに彼の秘密(先祖)についてまとめてみました!
まだまだ謎の多い乙骨憂太ですが、これからその謎も解き明かされていくでしょう。
五条が絶大の信頼を置く彼の今後の活躍に期待です。